I二 Iー 十 1I の雑記です〜毎日忽忽と〜
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2009/01/26(月) プライド
月曜日なので映画でも。
.
金子修介監督作品
出演: ステファニー、満島ひかり他
.
劇場で。
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金子修介監督といえば
平成ガメラシリーズである
あれは衝撃であった、子供向きなガメラを
あそこまで恐い存在に
描いた作品は日本怪獣映画でも
今までなかった、ゴジラも初期な作品からは
何処か甘さがあったように思えていたからだ
ガメラ3部作から1本ゴジラも撮った
これもゴジラ映画にしてはよく出来ていて
自分の中では金子修介監督は怪獣映画の監督という
認識であった、でも最近は色々な作品も撮って
ちょっと器用な映画監督な感じに思えた
今作「プライド」は当初は行く予定はなかった
主演の2人もよく知らない人だし
一条ゆかりの原作にも馴染みが特にない
ただ新聞評で評価が高かったのと
雑誌の批評で平成の
実写版ドカベンと書いてあったので
何も観たいモノがない時に
観てみようかなぁー的な感じで
行ったのであった。
.
いやーーーっスゲえ変わった映画だった
まぁ、話的にはオペラを目指す2人の
女の戦いを描いているのだけれど
満島ひかりがやっている役のヒール加減が
尋常でなかった、演奏前にライバルに
グサッと来る悪口を言い
自分が嫌いな人には陰口を言い
ライバルを試す為に
ツバの入った水を飲まそうとしたり
最後には殴りかかるのであった。
どこまでも汚い手を使うのである。
その演技の入り込み方は
満島ひかりはブラックレインの
松田優作のレベルまでいって
殺気が凄い、眼が本気なのである。
あそこまで感情剥き出しな演技は
ちょっとないかも。
ダブル主演のステファニーの顔の大きさも
少し吃驚した、最近の映画に出る人は
顔が小さい人が多いのに2倍ある
しかもダイコンで満島ひかりとの
このコントラストというかなんというか
大映ドラマ的という他ないかもしれない
.
最後のコンサートシーンとかも
突っ込み所満載で、最後には
この映画は傑作なのかもしれないと
妙に感心までしてしまった。
.
うむー
殺気迫る演技の満島ひかりと
顔の大ききステファニーの
これは怪獣映画なのかもしれないと
劇場に出時には納得して劇場を後にした。
.
星★★★と半分ぐらいかも
DVDでもいいかもですが...


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