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2016/07/09(土)
ゴーヤに花
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此処はどこかねっていつも聞く2号室83歳さん。 此処より反対の西の方から来られたのです。 毎回説明すると、帰りたいけど遠いねって。
お昼も見守り大切ですが、帰るといって外に出ることはありません。 以前はとてもしっかりさんだったのでしょう。一人くらい何とか暮らせるからと迎えに来るように家に電話してとたびたび出てこられるだけですが、腰が痛くて杖で、家事は無理です。誰も居ないところで転んだら大変ですね。 同居ではない他県の娘さんはたぶんまだ50代かな。仕事されてるようですし、 `仕事中に電話が来たら困りましょうに‘ って言うと、そうだねと。でもまたしばらくすると電話して。
ゴーヤは大好きだそうで、 ‘どげんしてたべるね?‘ 炒めて卵と混ぜるのよって言うと、 ‘私も大〜好き! ‘ でも高齢者さんの病院食には出てきませんね。 可愛い花や、小さい実が癒しになってくれたらうれしいです。
ケアハウスに入居した母は反対でした。たまには家に帰ろうと言っても、絶対嫌だと。 こちらもさびしい気がしましたが、帰りたい帰りたいと言われたら困ったので、母の思いやりだったのか。
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