|
2016/09/03(土)
朝はお茶粥
|
|
|
今日は風も無い曇り空の1日。台風の影響はまだ無いようです。 こちら方面は月曜早朝らしいので外の物は片付けておきました。いつも弱まったころ通過なのでたぶん大丈夫と思いますが、かってない状況や、何十年ぶりとか、想定外が多い近年ですから十分注意しましょう。
お昼休みの病棟は静かです。 珍しく ‘帰りますけん‘ と言わない、働き盛りから時が止まった2号室さん二人ゆったりしています。 土曜午後から夜勤の担当さん、 ‘.嵐の前ぶれったい‘ 私たちが知らない夜中の行動は大変のようです。 83歳さんは、ずいぶん遠い他県に住む娘さん夫婦が時々来られ、此処に居るのがお互い一番安心と納得もされるようですが、転寝の後などはふと働き盛りに戻られ、 ‘ご飯仕込まんと大変。今日はおにぎり出す日。ぬか床まぜんと大変‘ となります。 ずっと、ベテランの居酒屋勤務で、大御所随所任され大切にされていたようです。 落ち着くと、その時の話をされますよ。お客さん絶賛のぬかみそ漬けはなるほどそうだったのだろうと思います。 腰がとても悪いので、もうむりじゃね。って。洗濯物無くなった〜。ちじんだ〜など言われてもなんかかわいいひとです。
【休日になるとすっきり目覚め、朝食は何? って言う主人。 久しぶりのお茶粥と、塩鮭、大根の味噌汁、ちりめん大根おろしです。 佐賀では子供の頃はいつも食べていたお茶粥だそうです。私は結婚して初めて佐賀で食べました。 たぶん京都の茶粥とは違って、大鍋でぐつぐつ沸騰させたまま、まだ水分が大分残っている芯があるリゾットのような時に止めるのです。15分もかからずに出来ますよ。 我が家は小さな土鍋で上品な方ですが、佐賀では、おでん鍋に最初はさらっとでも残りはどぼっとなってました。 今ではとても高級品の珍しい魚『わらすぼ』を粉にしたものに醤油をかけたのを乗せてカルシュームいっぱいの食事だったのですね。 こればっかりも嫌にもなったそうですが、大人になって、ご馳走いっぱいのおもてなしの叔母の `茶粥食わんかね‘ に、‘食べる食べる‘。 今はもう、作ってくれてた叔母も、ホームで厨房さんのご飯を食べる立場になりました。】
|
|
|
|