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2011/07/18(月)
夏山登山(蓮華岳〜針ノ木岳〜爺ヶ岳)4
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種池山荘の朝は、3時頃から目を覚まし、玄関で爺ヶ岳に登ってご来光(日の出の時間は4時半ごろ)を見に行く登山者を見て、私たちもご来光を見に行くことになりました。出発準備を始めましたが仲間一人の段取りが悪く、待機しているうちに山小屋の電気が付き、事務室が動き始めたので朝食の時間を確認したら、5時50分までということで、今から爺ヶ岳に登ってご来光を見て帰ってきたら6時を過ぎることから、ご来光登山は諦めて再度布団に潜り込みました。種池山荘は鞍部に建てられていて、日の出は山に隠れて見えませんでしたが、それでも東の空が真っ赤に染まっていく様子が部屋の窓から見ることが出来たので、それを撮影してご来光を見た気分にしました。
5時から朝食を取って、空身で爺ヶ岳を登りに行きました。山荘を過ぎると登山道には木がほとんど生えていないので、山頂までまっすぐに伸びているのが確認できました。荷物(飲み水だけ持参)がないので楽勝です。山荘から見えていたところが頂上と思っていたら、本当の頂上は隠れてさらに奥にありました。今朝は雲があり天気は下り坂のようですが、それでも360度の大展望で、私たちが2日間縦走してきた針ノ木岳や鹿島槍ヶ岳が眺めることができました。
種池山荘に戻って来てから余り早く下山しても帰りのバスに早すぎるので8時過ぎに出発しました。柏木新道はけっこう長くだらだらした道で、私たちは時間に余裕があるので、下りてくる人たちに先をゆずってゆっくりと下りましたが、下からの登山者はかなり疲れて登ってきていました。予定どおり元の出発点(扇沢)に戻って来てから、山小屋では考えられない豊富な冷たい水で顔を洗い、体を拭いて、服を着替えてすっきりさせてから、バスの出発まで展望レストランで最後の打ち上げ生ビールを飲み、昼食を取って、土産を買って11時過ぎに無事に大阪駅に帰ってきました。
画像は爺ヶ岳下り途中から見た、後立山連峰南部の山々
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