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2014/04/27(日)
宮之浦岳縦走C
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だんだん天気は下り坂ですが、あと2日何とか持ち堪えてほしいと贅沢な願望を持って計画書通り新高塚小屋を出発しました。
第一展望所では何も見えず、第二展望所までやってきて初めて宮之浦岳が見えました!さっそく記念写真を撮っているうちに、宮之浦岳はガスで隠れんぼしました。ここが南の島とは思えないクマササの草原を歩いて行きます。焼野三又路でリュックを置いて空身で宮之浦岳を往復しました。山頂ではガスで何も見えません。また風も強くて、登頂写真を撮ると早々と引き返しました。
ここから永田岳に向かいますが高原歩きで気持ちが良い場所です。時々は晴れ間もあり宮之浦岳を振り返って見ることが出来ます。永田岳の山頂は大きな岩で時々雲の割れ間より海が望めました。
ここから1時間ほど下って最後の山小屋(鹿之沢小屋)に昼過ぎに到着しました。ここは20人ほどしか泊まれない小さな小屋でその小屋の中に、怪しそうな修行僧が一人小屋主のように居座っていました。お坊さんが着るような黒服姿で、小屋にやってくる登山者に寝床を指示し、朝と夕方には太鼓の様なのを持って出て行って何か呪文を唱えていました。
ここのトイレは小屋からかなり離れていてロープ伝いに小川も渡るので、暗くなってからだと大変なので明るいうちに出かけ、匂いも臭いから扉を開けて用足ししました。小屋に着いてからは時々雨も降ってきましたが、登山道では雨に合わなかったのでラッキーでした。登山者も一人、二人と増えてきて最後には寝る場所もないということでテントを持っている人は外で張っていました。 夕食は、私のラーメンとフリーズドライ米を持ってきていた人と半分ずつ交換してラーメンライス雑炊にして食べました。暗くなると何もすることがなく寝ることにしました。
画像は、ガスの切れ間より見えた宮之浦岳です。
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