花咲かおやじのおそまつ絵日記
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2014年7月
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2014/07/05(土) 尾瀬の燧ヶ岳と至仏山登山A
戸倉温泉旅館4:00→(タクシー)→4:15大清水4:30〜(林道歩き)〜一之瀬5:20〜
三平峠6:37〜7:35尾瀬ビジターセンター(朝食)8:00〜(長英新道)一部道を間違い15分ほどロスタイム〜
ミノブチ岳11:00〜俎押チ12:15燧ヶ岳2356m(柴安押ヒ(昼食)12:30〜戻る〜
ナデツ窪〜沼尻平16:00〜17:50桧枝岐小屋(宿泊)

 朝4時にタクシーが迎えに来るので、3時過ぎに起床、山に持っていく物と車に置いていく物と分けて、
朝食用のおにぎり弁当をリュックに詰めて、慌ただしく珈琲を飲んで出発したので、
帽子を持っていくのを忘れ、かなり日焼けしました。

 大清水(登山口)から歩き始めるころには薄明るくなり、ヘッドランプは不要でした。
最初は車も通れる立派な林道だったので結構速く歩きました。
三平峠を過ぎると、尾瀬沼にはもうすぐで、朝もやの中、新緑の木々に囲まれた尾瀬沼はひっそりとして神秘的でした。
水芭蕉の花は終わり大きな葉っぱとなり、ニッコウキスゲの花を見物するにはまだ早く、今は白いワタスゲと柿色のレンゲツツジが見ごろを向かえていました。

 古い小学校の校舎を思い出させるような、長蔵小屋の前のベンチで朝食の大きなおにぎり2個と
ウインナー、キュウリの一夜漬け、ゆで卵を食べました。
花に見とれて間違って沼田街道を進み15分程のロスタイム、元に戻って大沼池湖畔から長英新道を歩きました。
この道はだらだらした樹林歩きで、雨も降ってきて、かなりぬかるんでいました。
最後の方は急登で木の階段が現れ、登りきると稜線に出てミノブチ
岳に着きましたがガスで何も見えません。

 燧ヶ岳2356mは岩場で、まないたくら、柴安くらからなり、柴安くらの方が最高峰になっています。
ここの山頂標識は、御影石の立派なのが立てられていて、まさに墓石の様でした。
ここで昼食となりましたが、もうおにぎり弁当を食べているのでパンを食べていたら、仲間の女性がこんな大きなおにぎり食べられないと言って1個くれました。
休憩中は雨が止んでいましたが出発するころ再び雨が降ってきました。

 本来なら、燧ヶ岳山頂から見春新道を下山して、今晩宿泊の桧枝岐小屋に行く予定でしたが、
昨年の台風により登山道が崩壊して通行止め、その為、ナデツ窪を下山するが、
ここは雪渓もあり危険個所もあるということで急きょ通行止めのテープが張られていました。
ここから登って来た登山ツアーのリーダーを仲間の一人が知り合いだったので登山道の様子を伺い、何とか行けるだろうとリーダーの判断でこのコースを下山しました。
最初は普通の登山道で「何処が危険なの?」と思いながら下山していましたが、雪渓が現れた場所で、雪解けで大きく空洞になっていて、真ん中を歩くと落ち込む可能性があるからと、雪渓脇を笹につかまりながらゆっくり下山していたら、
一人、二人と足を滑らして滑落していきました。
10mほど先で止まり怪我もありませんでしたが、一歩間違えば大惨事になっていました。
やっぱし通行禁止のテープが張られている場所に立ち入るのはダメですね〜。
その後も、沢下りのような水が流れている岩場を何度も通過しました。
その為、計画書の2倍も時間がかかりすぎて、尾瀬沼に辿り着いた時はぐったりでした。
おまけに木道はよく滑って、何度もこけたり、こけそうになったりしました。

 今夜宿泊の桧枝岐小屋には、朝2時間40分も早く出発したのに、到着したのは計画書とほぼ同じ時間で、
早く出発していなかったら暗くなっているところでした。
私たちが到着したのが一番遅かったらしく山小屋の髭オヤジに遅いと忠告され、ゆっくり休憩する間もなく夕食を取るように言われました。
 食後、お風呂は7時までなので、慌てて入り(石鹸、シャンプーは使用できない)、
その後、飲み会が始まり、山登りのやり方について厳しい批判が飛びかっていました。
お酒がまわって、かなり興奮気味で声が高くなるので、たえず、シー、シーと唇に人差し指をあてました。
 私は、早い目に切り上げて、木道の滑り対策として、紐にタオルを細く裂いて巻き付けて滑り止めを作りました。結構ハードな歩きと滑ってこけたお尻の痛みで、この日の夜はあまり熟睡できませんでした。

画像は、尾瀬沼の木道で、橙色の花がレンゲツツジで、白い花がワタスゲです。


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