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2014/08/15(金)
鳳凰三山登山B
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(3日目) 晴れ〜霧〜小雨 鳳凰小屋06:00〜賽の河原06:47〜地蔵岳(オベリスク)〜賽の河原07:18〜観音岳08:50〜 薬師岳09:25〜御座石10:23〜壊れた小屋12:55〜13:42青木鉱泉14:00→15:40尾白の湯16:25→ロッジくるま18:10
3日目は、日の出で空は赤く染まり、月もまだ残っていて青空も広がってきたので良い天気になりそうでした。山小屋の人も今日から天気が続き登山者がいっぱい登って来ると言っていました(しかし、実際には8時頃からガスが発生してしだいに雨も降ってきました、嘘つき!)。鳳凰小屋から1時間ほど林の中を登ると、花崗岩のザレ場に出て、そこからは地蔵岳の象徴の岩(オベリスク)が現れました。地蔵岳〜赤抜沢ノ頭までは天気は良かったですが、徐々にガスに覆われて、これから登ろうとする観音岳はすっかりガスの中に隠れてしまいました。でも、足元に咲いているピンク色のタカネビランジ(砂礫地帯などの乾燥したところに咲くナデシコ科)を見ると心が癒されました。素晴らしいだろう観音岳〜薬師岳の尾根道もガスでほとんど何も見えず、もう少し待機していたら霧が晴れるかな〜と黒髪を引かれる思いで薬師岳を下山しました。ここから、車を止めている青木鉱泉までずっと長い下りでいい加減に嫌になりましたが、嫌でも下りないと帰れないから仕方なく歩き通しました。壊れかけた小屋からは林道歩きですが、これが川の増水のため車道歩きがさらに延びて長く歩く羽目になりました。
さて、今晩の泊まる場所ですが何も決まっていなくて、Oさんがスマホで検索して、あちこち電話をかけてもお盆んということで何処も満員、おまけに今夜は諏訪湖の花火大会だから余計に宿が決まりません。やっとのことで、車山のロッジが確保できたので、そこで近場の甲斐駒ヶ岳温泉「尾白の湯」に立ち寄り汗を流しましたが、ここは白州・尾白の森名水公園の中で入園料まで取られ、おまけに子供ずれレジャー客がいっぱでした。その後、20号線は諏訪湖の花火大会のため渋滞するだろうということで大回りに帰ったので、今晩の宿泊ロッジには6時の夕食には少し遅れました。 ロッジの夕食は、焼き肉でいっぱい野菜がのっていました。ビールも飲んでほろ酔い気分になって、お部屋で長くおしゃべりして寝るころには大雨になっていました。
画像は地蔵岳のオベリスクで、天を突き刺すようにそびえていました。
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