|
2005/10/20(木)
本物
|
|
|
先日主人とふらふら出かけた百貨店で「マイセン展」というポスターが目に入りました。 時間もあるし、ちょっと見たいね〜ということで会場へ。
そんなに広い会場ではないのに、15人ほどの店員さんが居て、なんだか物々しい雰囲気。 気にせず入って納得したのですが、300万とか400万の商品がゴロゴロ! しかもそれがよっぽどの高額商品以外は、ケースにも入らず陳列されているのですよ。 そりゃ、店員さんもはりつくよなぁ〜と。
でもお陰で本当に良い物を見せてもらえて、勉強になりました。
マイセンといえばブルーオニオンが有名ですが、私が知っているのは、やはり柿右衛門の影響を強く受けた伊万里のような作品や、あとはロココ調の人形や時計。 それに透かしの入った絵皿など。 デザインも「マイセンらしいパターン」しか知らなかったのですが、その会場には本当にさまざまな作品がありました。
現代物だけではなくてオールドも置いてあってマイセンらしさも堪能できたし、アラビアンナイトシリーズや和食器(とても不思ぎな形の急須がありました!)があって、「マイセンにこんなのがあるんだ!」と新鮮さを感じました。
6客セットで200万のティーカップセットとか、さすがに怖くて遠めでしか見れなかったけど・・・・ 主人は20万ぐらいのセットに触れてて、怖い怖い!!!とすぐ置かせました(笑)
展示即売会だったので来ているお客さんも年配の方が多くて、隠居されてる会社社長ご夫婦みたいな方ばかり。 私たちはあきらかに、迷い込んだ感がありましたけどね(笑)
でもやっぱり本物はすばらしい。 単なるコーヒーカップでも存在感が違うし、気品があります。
本物を手に入れるのはなかなか大変だけど、見て知って本物のもつ力を感じておくのは大事よねって思います。 帰りに「たまには本物を見ないとね」という主人の言葉に深くうなずいたのでした。
マイセンジャパンhttp://www.meissen-japan.co.jp/
|
|
|