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2005/03/02(水)
人格
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先日の選手権の時、近くで行われていた「 本田宗一郎と井深大 展」と言う展示会にもいってきました。 皆さん御存知のHONDAとSONYの創設者お二人の人生を、各社の製品の展示を交えて紹介すると言う物でした。 各社の第一号の商品から始まって現在にいたるまでの、数多くの作品が展示されていてかなり充実した展覧会でした。 HONDA車も創設当時の車からFIのセナ車まで、数多く本物が展示されていて圧巻でした。 たいして車に詳しくない私でも充分に見ごたえがありました。
また本田宗一郎氏、井深大氏の誕生からの歩みが丁寧に記されていて、とても興味深い物でした。 あそこまでの事を成した人はやはり、その人となりが素晴らしいなと言うのが感想です。 野心家だろうし夢を追うパワーも人並みはずれていたのでしょうが、HONDAとSONYと言う大企業を作りあげるには、それ相当の人格の方でなければならないはず。 しかもお二人は親交も厚かったと言うことですから、類は友を呼ぶの言葉どおり、お二人が共に素晴らしい人格の方であったと言う事だと思うんです。 共に社会貢献をめざし、自らの理想と夢を追いながら多くの失敗を成功の糧として謙虚に邁進なさった。 私はお二人に対して、そう言う印象を持ちました。 特に本田氏に関しては、引退後海外の全てのHONDA工場に出向き、全ての工員一人一人と握手をして感謝を述べられたと言うこと。 感謝を述べに行かれたという事が素晴らしいと思いました。 直筆の「みなさんどうもありがとう」と言う文字もみましたが、温かみのある文字だったと思います。 そして自ら「いい人生だった」と言える生き方は羨ましいし、見習いたいと深く思いました。
今話題の堀江氏も、私は特に彼が嫌いではないし、頭のいい人なんだろうけど、大切な物がたりないと思っています。 それを教える優れた先輩が居ないことも不幸だけれど、先人に習おうとする意思が無い事も不幸です。 彼は単なるお子様に見える。 企業の経営戦略や方針に古い新しいは有るのかも知れないけれど、人格や人としての礼節に古い新しいは無いと思うのです。
それにしても昔のHONDA車は可愛い。 今もあればぜったい買うのになぁ・・・
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