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2005/03/05(土) もったいない と言う観念
 環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア副環境相、ワンガリ・マータイさん(64)が4日、ニューヨークの国連本部で開かれている「国連婦人の地位向上委員会」で演説した。毎日新聞社の招きで2月に来日した際に日本語の「もったいない」という言葉を知ったと話し、これをキーワードに「女性たちによる世界的『もったいない』キャンペーンを展開し、資源を効率良く利用しましょう」と訴えた。『MSNtodayより抜粋』http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/env/news/20050305k0000e040025000c.html
という記事を見て。

 日本ではリデュース(ごみの減量)▽リユース(再使用)▽リサイクル(再利用)の3R運動に取り組んでいることを紹介されたということですが、はずかしながら日本人全てにそんなに浸透しているかなぁ・・・
でも確かに数年前よりはリサイクルも浸透しているし、リユースも一般的になりましたよね。
でもゴミの削減はまだまだじゃないかな・・・・

 昔、おばあちゃん達は良く「もったいない」って言いましたよね。
でもだんだん豊かになるにつれて、「もったいない」と言う言葉を使うのは貧乏くさいとかみみっちいとか、そう言う風に捉えられて来た様に思います。
特にそれが顕著だったのは、バブルの頃ですね。
使い捨ての商品が横行するようになり、どんどんゴミは溢れ出しました。
環境問題が声高に言わる様になって、やっと社会は変化してきたけれど、でも現実的な危機感はないですよね。
まぁなんでも危機感をもって必死になればいいってもんじゃないけど、もう少し大人も子供も個々人に3Rが身についたらいいですよね。

 祖母に育てられたことが影響しているのかもしれませんが、私が何より嫌いなのは、食べる物を無駄にする日本です。
老人介護施設に居た頃、給食センターから食材や暖めればいいだけのおかずが運ばれて来たのですが、数がはっきりしている天婦羅などいがいの物、煮物や和え物などは大概かなり大目の量で来ていました。
お年寄りの食事量からすれば多すぎる事を何度抗議しても、「足りないと困るから、多ければ捨ててください」と言う回答しか来ませんでした。
そう言う考え方が浸透しているんですね。

 コンビニやス−パーなどでも売れ残った物は廃棄だし、毎日日本でどれだけの量の食べものが捨てられているか。
実際の量は知らないけれど、たぶん恐ろしい事になっていると思います。

 私は基本的に食べる物はまず捨てません。
夕食のおかずが余れば必ず翌日にリメイクして食べたり(手抜きでそのままの時もあるけど(;^_^A )、古くなったパンやご飯やつかった後のパン粉などは庭に撒いて鳥の餌に(笑)
正直これ↑はやって良いのかどうか分らないですけどね(^^;
毎月の食費をこれだけって決めているので、その中でやりくりすれば無駄は出来ないと言うのもありますね。

 結局お金の使い方が「もったいない」という気持ちを動かすのかな。
先日TVであるお金持ちの方が「お金を持っていると言うことと、もったいないと思うと言う事は別問題だ」と言われていました。
全くその通りですね。

 私は節約の為だけの「もったいない」は結構しんどいけど、「環境の為」の「もったいない」は何となく自分が大事な事をしているような気がして苦ではありません。
あまり物を増やさなず必要な物だけのシンプルな暮らしを目指しているのも、物が増えるのが嫌なのと使わない物を持っている事が「もったいない」からです。

 先日私が何か捨てようと(「もったいない」事をしようと)したとき主人に「もったいないお化けが出てくるよ」と言われました(笑)
懐かしい(笑)
今のチビッコたちは「もったいないオバケ」なんて聞いたことあるのかな。


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