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2005/05/13(金)
痛み
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西宮に来てみると、あのJR福知山線の事故の傷跡があちこちで見られます。 傷跡と言うか、事故が落とした影というか・・・ 私の実家は阪急沿線なので、直接の影響はありませんが阪急の神戸線の駅の改札にはJRの社員の方が2〜3人ずつ毎日立たれているようです。 JRが使えずに阪急に振り替えているお客さんのためのようです。 バスの駅にも立たれていました。 ただ立ってお客さんに頭を下げるのってきっと大変。 JR西日本は色々な問題が露呈しているけれど、現場で一生懸命やっている社員の方もたくさんいて、心無い人に嫌がらせを受けている人も居るという話しを聞くと本当にお気の毒だと思います。
一方事故直後に近隣の会社や市場の方々が現場に駆けつけ多くの人の救助をしたという話しは、ご存知の方も多いと思います。 今その救助活動をした一般の人たちも、心に大きな傷を受けているとか。 凄惨な現場を見た事の衝撃が大きくて今もその様子が目に浮かんで眠れないとか、もっと多くの人を助けられたんじゃないかと自分を責めている方も多いそうです。 日ごろ訓練を受けている消防の人でさえ衝撃が大きかったという事故現場で、一般の方が受けたショックは計り知れません。 そのなかで、人を助けるために動いた人たちの心が痛んでいるというのも、胸が痛みます。 私は何も出来ないけど、そう言う人たちが居る事は、知ってもらった方が良いのではないかと思うので、ここに書いておきます。
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