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2005/06/28(火)
じ〜んと来る事
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昨日の夜お風呂から出てくると、なにやら主人が電話を掛けていました。 なかなか繋がらない様で、何度もリダイヤルをしていたので「なに?」と聞くと、「募金の電話」だと。
昨夜あるTV番組で、7月末までにアメリカで心臓移植をしなければならない女の子の事を放送していたんです。 何度も危篤になりながら、今は人工心臓で何とか生きている女の子。 でもその人工心臓が7月末までしかもたないとかで、アメリカで心臓移植をすることを希望しているのです。
でもの費用が何と9千万円もかかるとか。 いまやっと5千万ほど集まっているのだけれど、とても足りないと言うことでTVで募金の呼びかけをしていたそうです。
それで電話1回で300円と言う募金が行われていて、主人が一生懸命電話をしていたのでした。
主人は普段は人の為とか、社会の為みたいな事はぜんぜん言わない人です。 善人であろうとか、善い人になろうとか考えてない。 なんでも「めんどくさい〜」とか言っちゃうほう。
でも新潟地震のときのドラえもん募金もラジオで聞いた電話番号をメモって、帰宅したとたんに電話に飛びついて何どもダイヤルしていました。
彼は子供のように単純な、困っている人がいるから自分が出来ることをしたいと言う、その気持ちだけで動くように見えます。 だから募金といってもわざわざ高額の募金をするわけでもなく、そのとき自分が出来る事をするだけなんです。
私などは人の為とか思うと、気負ってしまう所があるし、自分がそういう事をしてる、しようとしていると言う自己満足、自己陶酔みたいな部分があるように思うんです。 善い人であろうとしちゃうタイプ。 募金するならそれなりの金額したほうがいいんちゃうん とか考えちゃって、考えるだけで終わったりすることもある。
だからこそ私は彼のそういう純粋な一生懸命さを見ると、いつもじーんと来るし、とても嬉しくなるんです。
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