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2005/07/21(木)
20年ぶり
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先週の金曜日から4日間実家に帰っていたわけですが、何のためかというとこれが、短大のときのクラブ活動がらみだったんです。
神戸の短大に通っていたんですが、そのときフォークソング部に入っていて、バンド活動をしていたわけです。 そのクラブでは同じ神戸のK大学のフォークソング部の人が、コーチに来てくれていたんだけれど、その頃のギターのコーチの方が昨年急に亡くなられていて、一周忌の今年追悼ライブをするということで、K大学の同期の人たちや、私の先輩方が参加されることになって、見に行ってきたんです。
短大卒業から20年ぶりに会う人たちばかり。 皆40歳を超えてるんだから、いいおっちゃんとおばちゃんですよ(笑) 女性はそんなに変わらないけど、男性は変貌する人はすごい変わりっぷりですからね〜
平均年齢43歳のストーンズのコピーバンドとかがいるんだから、そりゃもう自分たちの年齢を思い知らされるというか、20年のときの流れを感じるんだけど、でもね〜みんな若い(笑) 日常的に好きな事をやっている人は、やっぱり若々しいんでしょうね。
ステージに立つ姿は明らかにあの頃とは違うんだけど、演奏をしている姿を見つめていると、20年前の大学生の頃の姿が鮮やかに蘇るんです。 そして20年どころか、ほんの2〜3年前のことのように感じてしまった。 実際にはあの頃のちょうど倍の年にになってるんだけど(笑)
好きだった先輩もあこがれた先輩も、可愛がってくれた先輩も一緒に頑張った同期も、みんな年はとってるんけどあの頃のまんまで、声も話し方も変わってないのが嬉しかった。
それだけにお世話になったSコーチが亡くなった事が信じられなくて、ライブ終了間際にステージに在りし日のSコーチのギターを演奏している姿や、学生のころの姿が映し出されたときは胸が詰まりました。
私は人と人の繋がりと言うか関わり方は、時間の流れとともに変わっていくものだし、それは個人個人の生活が変わったり、個々人の成長のためで、変化して当たり前だと思ってるんです。
だからあまり友人つきあいに固執しないし、年賀状だけのやり取りでも充分だし、それさえなくなる人達でも、一時期をともに過ごしたという思い出で充分だと思うんです。 もちろん長い付き合いの人も居るけれど。
ただとても大切なことは、今回のように何十年か経ってからでも、気兼ねなく会いにいける、会いたいと思える人達が居ると言うことと、そう言う人達に会いに行こうとする自分でいるということだと思うんです。 自分が過ごしてきた大切な日々を、否定する事しか出来なければ、そういう機会があっても出かける気になんて成れないもんね。
私は短大時代は勉強した思い出なんて全然ないんだけど、ひたすらバンド活動に励んで、ひたすらベースを弾いてました。 2年間だけの活動だったけど、本当に一生の思い出になる日々でした。
そしてそのとき一緒に必死に頑張って泣いたり笑ったりしてすごした仲間は、日ごろ連絡することがなくても、やっぱりあの頃の思い出が距離を縮めてくれました。
あの2年間本気でバンド活動をしていて、本当によかったと心から思った1日でした。
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