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2005/05/04(水)
父ちゃんB
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父ちゃんと母ちゃんの子は娘二人。 長女には女女男の孫が・・・次女には女男の孫。初孫の孫娘にはひ孫が一人。
孫の旦那までみんな集まったら、総勢13人。よく集まって食事したりしてたように思う。 嫁に行った孫が祖父母の家に何度も顔出ししてたのも、外孫がよく訪ねていくのも珍しいほうだと思う。
=( ・_・;)⇒ アレ?当たり前かな? 近くに住んでいたからだけど、それほど≪孫に甘い祖父母≫であったからだと思う。気前の良い性格もあってか、よくお小遣いを孫達はもらっていたようだ。孫に娘にしてやるのが喜びでもあった。口にしていたから。 母ちゃんが小春に「死んだら10万円金貨をくれっから。」と言ってたことがあって、更にその後日、小春の次女と母ちゃんと小春と居る時その10万円金貨の話が出て、次女が「後じゃわかんなくなるから、今オカンにやっちゃえばいいのに。」 母ちゃんは「死んでから^^。」 次女は「じゃ、封筒に入れて≪ハルへ≫って書いておいたらいいよ。」
実家に居た1週間の中で、父ちゃんが集めてたピン札・古いお金・記念硬貨の話が出て1〜2週間前に全部売ったという。その中に例の10万円硬貨も入ってたと言うので、小春が「それは母ちゃんが小春にくれるって言ってたのに〜。」妹「もう、全部ない。」
父ちゃんにはなにか予感でもあったのだろうか。あれほど大事にしてていっぱい集めてたのに、処分して。 そして今年に入って、大事にしてた金魚も小さな甥に水槽の手入れの仕方を教えてたりして・・・。 「銀行にいくらまでしか積めなくなる。」なんて心配してたけど「小春ン家はそんなにないから関係ないよ。」なんて小春は知らんぷりしちゃった。
くも膜下出血は突然くるっていうからそれはないよね。 でも、思えば正月に父ちゃんが雪で滑って倒れたとき、頭をぶつけて医者に行ったことがあった。 もっと大きな病院に行っておけばよかったのだろうか。とか、思うことが数え切れない。運命だと思わなければ・・・。
今日で10日目。 10日前には普通に居たのに、もうその姿はない。部屋も。いつの間にか布団も燃やしてあって。。。 年金の書類をさがす為、酸素の機械を移動して。妹ったら、みんなでさんざんさがして見つからなくて、ダンナが「預かってない?」大切なものの中にあって、妹「あったー。」まったく〜。 妹もそれほどいっぱいいっぱいだったのだ。なんだかんだといろいろ届出があるので・・・。
3度目に建てた家には4年余り住んだな。 母ちゃんと父ちゃんの隣り合わせの部屋があって、母ちゃんのは和室で父ちゃんのは洋室。 父ちゃんの部屋は少し狭くて酸素の機械が場所を取ってて、部屋の模様替えするときには小春の子にTelが来てた。こっちの孫のほうが大きかったので。よく家具を移動したり、ベッドの位置を変えたり、棚を作ったりやってた。
妹がベッドをリサイクルに売るというので、小春がマットレスをもらうと言ったらベッドももって行くなら良いと言うし、で諦めて・・・後日、とうちゃんのベッドで寝そべりながら妹に 「ほかに部屋はあるんだから、ベッドここに置いて、お客用にすれば良いよ。」 「わかった。ハルちゃん専用ね^^。」
エレベーター付きの3階建ての家。自分専用の部屋に住んで、そしてそれが父ちゃんの力で建てたものだもの。 いつも愚痴ばっかしの母ちゃんが 「立派な男だったよ。はだかで始まってここまでやれて・・・自分でもここまで来れるとは思わなかった。」 そうなんだ。銀行の支店長までが香典包んでくれたんだもの。
男の子どもがいないせいかキチンと遺言状を書いて、娘しかいなかったからだろう。ダンナと小春の名前も書いてあった・・・。
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