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2005/04/20(水)
たとえて
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勾配区間を走行する機関車で、なにを注意せねばならないかと言うと、 力行中の『空転』に気をつけねばなりません、 重貨物列車なら尚の事、 空転が2・3度起こると、機関車は止まってしまいます、
ここから再び発車するには、いろいろせねばならんワケです、 慎重に慎重を重ねて、再び走り出すワケです、
ここで焦ってやり方を間違えてしまうと、 列車は勾配を暴走してしまいます、こうなるともう止まりません、
要するに、 凍結した坂道を、下駄履きで上り下りするようなもんなんです、 軌道がある分、なんぼかマシですケド、
今の機関車は、空転を検知すると、 自動で砂撒機が作動したりするんですケドね、 人間にはこんな便利な機械、備わってないから、
止まってしまった機関車、 再び発車させるのに大事なのは、機関士の冷静な行動です。
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