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2010/03/15(月)
映画「シャーロック・ホームズ」
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自称シャーロキアンのワタクシが、実は戦々恐々としていた、新作映画。『面白かった!』という評を聞いて、勇気を出して観に行きました。 だっって、ロバート”アイアンマン”ダウニー・Jr.がホームズ先生で、ジュード・ロウがワトスン先生なんですぜ; ワトスン先生がイケメンというのは、喜ばしい限りだが、ホームズ先生が濃ゆい!
が、蓋をあけてみると、面白かった! 「大冒険活劇」系が好きな方にはオススメ。サブマシンガン銃撃戦より、古式ゆかしいリヴォルバー&サーベル剣戟が観たいロマンですねぇ。 あと、この濃ゆい配役を補うために、原典の細かな点を盛り込んでもあるので、FANがニヤリとするシャーロッキアーナ的楽しみ方は、実は豊富。ホームズ先生の推理と変装(!?)シーンはなかなか良かったデース。 背景の当時のロンドン再現率は丹念で、良い感じ。 でも、ベーカー街のあのカメラアングルを観ると・・・ グラナダTVのテーマ曲がかかりそうでした(笑) 私はレストレード警部も好きなので、地味ながらも一筋縄でいかない彼はなかなか良かったvv しかし、メアリ・モースタン嬢の設定は別に変えなくても良かったと思うんだけど。
原典&グラナダTV版FANの方には、まず、レンタル屋さんで「アイアンマン」を観て、免疫をつけてから観ていただくと宜しいかと・・・(あの「社長」は、チャーミングだと思う) 茶化した”パロディ”ではなく、真面目に”パスティーシュ”を目指している、という事は伝わってきました。 <蒼司>
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