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2006/05/19(金)
よい週末を・・・
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雨が降ったり晴れたり蒸したり冷えたり、んもう人間は壊れてしまえといわんばかりの気象状況ですが、おウチにこもって原稿していればそれも関係ないのです。
さて、昨日イッキ読みしてしまったご本を記しておきます。 (今月活字中毒解禁だなあ、タコの人)
■『日本人に一番合った英語学習法』斉藤兆史・祥伝社黄金文庫 内容は、現役ベテラン英語先生が、安易な「コミュニケーション重視の英語学習法」の危険性を述べたものです。明治の頃に実在した「英語の達人」たちがどのようにしてネイティヴをもしのぐ語学力を身につけたかをわかりやすく列挙し、結局日本人に合った学習法というのは(今否定されがちな)読書と筆記と文法だと主張しています。 日本人の言語学的民族性には、最初に日常会話レッスンをするよりも、文法などの基礎を叩き込む方が合っているということです。
こうして私が書くと、なんだか通りいっぺんで感動もないですが、そんなに堅苦しくない内容を読んでいるとすごーく納得。個人的になにかと「ひたすら回数実行して頭になじむのを待つ」手法の弥平次さんにはかなり親近感あふれるのでした。英語取得に興味あるかたは必読ですね! なんだか熱心に勉学やりたくなりましたヨ(笑)
小学生に英語を習わせるのは何故感心しないか、の理由がズバリ書いてあって、まあそうだよな〜と、かなり納得。著者は英文科専門なので、メチャクチャな英語の文章がたまらなく嫌なんだろうなぁ。 日本語に例えると、喋り言葉や、友達に送るメールみたいな砕けた文章しか知らないと、(特に英語圏でかなり必要とされる)自分の意見を他人に正確に伝える事はできないって事かな。 あと、「英語がすぐ・簡単に覚えられる」ってのは幻想だとか。読書感は結構爽快です。<蒼>
■『ミャンマーの柳生一族』高野秀行 集英社文庫 タイトルがすごい。表紙題字もすごい(笑)内容以外のインパクトも抜群です。 ありていに申さば、ミャンマーを独自の視点と比喩で描写してくれている紀行文でしょうか。旅ものエッセイというやつですね。 近いわりに全然内情が知れない「ミャンマー」通の著者が、その政治文化形態を「江戸時代」(&柳生一族)になぞらえておもしろく紹介してくれている秀作です。なにがってこの人の素の文がおかしい!!こんなにげらげら笑ったのは、以前原田ムネノリ(字忘れた)の『東京困惑日記』を読んで以来です。ミャンマーにちっとも興味なくとも読ませることうけあい。 もちろん、弥平次さんが柳生スキーなのでおかしさ倍増だったわけですが・・・ああ、涙で視界が曇ったよ(笑) <弥平次>
めちゃくちゃ笑いました。軍事政権とは、なんたるかというのは平和な日本人には解りにくいけど・・・なるほど、初期の江戸幕府と言われると、なんか納得。タコは時代劇スキーだし(笑) そして、情報部=柳生一族!なんて親しみ?がわくのかしら。 日本人の常識が通じない、と言われるミャンマーも、生活観たっぷりに紹介されています。一触即発の危険は、もちろんあるんだけど。<蒼司>
■あずまっち マープル友達!!!!そうだったの!?奇遇だよねvさくらももこさんはエッセイ書き始めたころによく読んでましたよ(古!)最近はこんな感想文ばっかでどうかと思ってたけど安心しました(笑)どんどん書いていきますぜ☆ マープル同志がいて心強いデースvV<蒼>
■岬☆玲さまv イベント近づいてきましたね〜〜〜〜!!どきどきです。 悔いの残らないように(笑)がんばりまっす!!
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