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2013/09/19(木)
コメフェスの未来へ
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で、最後にだからこそ、福岡の演劇関係者がほとんど来てないのは悔しい。正直、たぶん「志免町の方でよく知らない人が変なイベントをしている」て認識であろう。博多―志免バスで30分てのは、他県からすれば近いと思うが、京都駅―松井山手バスで30分と一緒である。確かに、松井山手で知らん人が演劇祭してても行こうと思わん、というか松井山手ってどこやねんて話である。
しかし、自分で言うのもアレだが、1200円てことは、かのうとおっさんとうちがそれぞれ400円ずつで見れるってのは、大阪でも東京でも、てか全国どこであってもありえん話である。これは、笑の内閣九州支部長の中山さん(前回の福岡公演で手伝ってくれた人)のようにちょっとアンテナはってれば、どれだけ異例な事かはわかるはずである。
いや、本当に嫌われる事言うけどね、私ら外部から見れば、福岡と北九州、圧倒的に北九州演劇界のがイメージがいい。枝光の成功もあるが、だって北九州の他地域へのアプローチが積極的で盛り上がってるイメージあるもん、そりゃ都市間ヒエラルキーなら、各区バラバラで民家にロケットランチャーの北九州より、圧倒的に県都福岡だろうから勝ってるとは思ってるだろうけども、他地域からの視点からすれば負けてまっせってことに対して、べつにまったく計ってないけど、京都で言うとしようよとか北九州閥なら、うちは福岡閥になってるので、北九州には負けたくないのですよ。いや、北九州呼ばれたら派閥とか関係なくあっさり行くけど。
だからこそ、このコメフェス、絶対に今回だけで終わらせたらあかんと思う。上記のような事を書いたが、実際はまだ無視されても仕方ない、規模内ベントではあると思う。しかし、だからこそこれは「無理しても第1回から参加しないと意味が無い、よさげなフェスになってから参加するんじゃ格好悪い」と思って応募したのだ。
確かに今は小さなイベントだ。しかし、福岡空港から近い、わりに旧産炭地というノスタルジックは町並み。暖かい町民、意欲あるスタッフ。初回から良いソフト、なによりまったく外人も出てないのに「国際コメディフェスティバル」というはったりのかまし方、「コメディ」に特化したことに目を付けた眼力。いずれ、志免町は利賀村に匹敵する知名度をできる可能性があると思う。ぜひ、内閣が出たくても、応募しても通らんってくらいのフェスになってほしい。いや、それは嫌だなあ。出続けたいなあ。
ちなみに、うちは準優勝でした。投げ銭方式でそのグラム数(100円玉より90円入ってた方が有利という悲しいシステムだが、うちは100円玉が3枚で合計895円だったから金額なら1位だった可能性はあるぞ)により、かのうとおっさんに継ぐ2位でした。つっても3団体中2位ですが、演劇良く知らない助成金を選ぶ人や私に仕事を発注する人に「国際コメディフェスティバルコント部門準優勝」て肩書きは、大いに売りになることだろう。正直嘘を書くわけにはいかないのであるが、この実態以上にすごそうにみえる肩書きを手に入れる、これだけでも交通費5万は投資として回収出来ると思っての参加もあったしね。その点でも「国際」とつけたぶんぶんさんの慧眼は凄い(「福岡コメディフェスティバル」だと5万は回収出来るか微妙やなと応募しなかったかもしれん)
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