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2004/07/04(日)
宿命の対決
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昨日はから、、体調不良だ。ハラダリャンを見た後たまらず帰宅。セキがとまらなくて寝た。で、今日起きたのは午後過ぎ、なんとかよさそうなので市役所前まで宿敵を見に行った。そう、その男こそ、内閣総理大臣小泉純一郎である。
小泉が来るからって、わざわざ見に市役所前まで行くとはわれながらアホであった。体調不良で人ごみの中にいくもんじゃない。また具合悪くなって帰ってきた。演説も聴くべきものはなにもなし。本当に自分のしゃべりたいことだけをタラタラ話してるだけ。ヤマザキくんとかわらない。ヤマザキも友人としてなら楽しい男だが、彼が総理になったら、絶対嫌だ。間違いなく亡命する。改めて、この男は退陣させなければならないと堅く心に誓ったのであった。
思えば参院選まであと、一週間である。告示から10日もたつのに公演のせいで、全然触れる機会がなかった。私もこの日記で選挙マニアの地位を確立してしまったため、選挙権を持ったばかりの後輩から、誰に入れたらいいのと聞かれる。もうストレートに自公にはいれるなと言ってしまえば楽なんだが、社会人としてこの先生きていくには、自分の頭で判断して投票できる人間にならなきゃならない(ヒビサマごときに左右されてどうする)ので、どういう基準で投票すればいいのか簡単に説明しましょう
「理想の候補などいない、誰がマシかで投票すべし」 もうこれにつきます。はっきりいいましょう。選挙なんか恋愛と一緒です。自分の理想どおりの候補なんか、ほぼ間違いなくに現れません。自分の思い通りにしたいなら、自分で立候補するしかないんです。ならば、妥協して一番マシな人にいれるしかありません。とりあえず、こいつだけは絶対当選させたくないって人の対立候補にいれてやるのが一番てっとり早いです。またたとえ理想通りに人が現れたとしても、恋愛と同じでふりむいてくれる(当選圏内入る)かはわかりません。ハナから当選しそうにない人にいれても死に票になるだけです。それなら、まだ一番嫌なやつの当選阻止に使った方が賢いおいえるかもしれません。まあ、ハナから玉砕覚悟で告白するか、口説けば落ちそうな人を口説くかはその人の考え方しだいですから、選挙も同じことですがね。
「若さを強調する人には気をつけろっ」 若い候補の中にはことさら、若さを強調する人がいますが、そういうのはロクな奴がいません。確かに老害議員ってのはヤマほどいますが、若けりゃいいってもんじゃありません。そうやってことさらに世代交代を訴えるの、政界ロリコン主義者はそれ以外に訴えることがないってのは往々にしてあります。また、女性や母親であることを強調(自立した女性はそんなこと言わない)したり、ひたすら郷土愛を強調したり(地元出身てことしか売りがない)、松下政経塾出身を強調したり(あんなとこ馬鹿の巣窟)する奴はロクな奴じゃありません。きちんと政策を見ましょう
「〜の龍馬tってお前が龍馬の生まれ変わりなわけないだろう、間違いないっ」 似た話になりますが、私は平成の龍馬だとか、亀岡のケネディだとか名乗る奴もいます。確かにこの二人を名乗るとイメージがいいですね、しかし冷静に考えましょう。私も龍馬は好きですが、それは彼が好き勝手なことだけやって生きてきた究極の自分勝手人間(だろうあの生き方はどう見ても)だからであって、政治家として龍馬を名乗るのはどうでしょう?ケネディなんかキューバ危機やベトナム戦争起こした張本人じゃねえか、マリリン・モンローとやっちゃってるし。このようにイメージだけでよく考えずに、龍馬やケネディを名乗る奴はロクでもない人ばかりですね。逆に俺は平成の大久保利通だとか、福知山のニクソンだとか名乗る奴がいたら、正直な奴だと感心するな。俳優あがりの馬鹿の私は上京区のレーガンを名乗ることにしよう。
「政見放送をみよう」 はっきりいって街頭演説や、ポストに入ってる広報なんか見ても良い事しか書いてないんだからあまり意味がありません。私のお勧めは、NHKでやってる政見放送です。これは素晴らしい。なにしろUFOが飛んでくるとか、オカマが日本を救うとか、パンツを脱げば政治が変わるとか、平時ならおよそ相手にされない主張も、立候補さえすれば、真面目な現職と同じ時間だけ放送できるんですから。公共の電波を使って脳内電波を飛ばせるのは政見放送しかありません。特に三年前の自由連合の放送は爆笑ものでした。いきなりトップが若井ぼんがでてきて、政策を語るんだから。その後も、横浜銀蠅の嵐がわめいたり、タイガーマスクが暴れたり、野坂昭如が神がかったり、ドクター中松が「改革を発明するドクター、ドクター、ドクタアアアアアア」と叫んだり、極め付けがトリで青森の金持ち羽柴誠三秀吉が聞き取れない津軽弁をまくしたてて唐突に終わり、今まで生きていてあれほど笑えるテレビ番組はありませんでした。今回は、そういうお笑い政党はでていません(維新政党新風みたいあな洒落にならん暴走政党はでてるのに)が、昨日見た自民党でも十分笑えます。155Cmで、ちょこまか動く荒井広幸、沖縄言葉に無理がある伊良皆高吉、子供3人生んだことしか言わない尾身朝子、日本再生を可能にする加納時男(下らなすぎる)。馬鹿しか言わない神鳥忍。いきなりご無沙汰してますと言った小西恵一郎(お前とは初対面だわ)名前は小原ですが太っ腹ですと言った小原健史(もう少しマシなネタが考えられないのか)。37にもなって、若さ元気ハツラツとしかいえない笹川博義。水があれば子供は育つと言った佐藤昭郎(食べ物はいらないのか)。私こそラストサムライと言った関肇(嘘つけ)。こうしてみると、選挙にでる奴がいかに下らない人間ばかりかよくわかります。与えられた10秒を馬鹿なパフォーマンスで使ってアホかと思います。そんな中で真面目に政策を語る人は好感もてます。そういうところで判断するのがいいと思います
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