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2004/10/27(水)
演劇リレー、バトンを落とす
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いろいろ掛け持ちしててわちゃだが、紫の方はいよいよ本番前でして、今日はきっかけ通しでした。私もほとんどいないながらも、数少ない練習期間で演出をつけてきました。本宿はやはり、上手いというより、巧いんだな。まあ、一回みただけならそのへんのこざかしさはわからんだろうから、面白い役者だろうが。モリエリはやはり、一流の演出を(というか一流からしかうけたことない)うけているだけに、彼女に演出つけるのは難しい。他の演出が我がチームに彼女を推薦したのは、みんな彼女に演出つけるの自信なかったからなのね。雅美はだいぶよくなった。濃いキャラの中で埋没していてしばらく壁にぶつかていたようで、私の要求に答えづらそうにしていたので。彼女にとて一番楽しい芝居ができるのが、一番映えるだろうと方針転換。雅美は宝塚好きなので、一番好きなタカラジェンヌのマネしてみと言ってみた。そうすると、かなり水を得た魚のようになってきた。まあ、脚本のイメージとはだいぶ違うが、この方がよく見えるし、本人も楽しそうでイキイキしてるからいいや。はりまやは心配ないです。動きとかはかなり汚いんだが、彼女はそんなこと全然気にならない。彼女がいれば、かなり安心。それまですべってても、はりまやがでた瞬間に笑える。もしかしたら、すごいコメディエンヌかもしれない。たぶん、今紫で一番客を呼べる役者かも(一番うまいわけじゃないけど、彼女目当ての客はいる)彼女こそ、掛川のとなえる魅力ある役者かも。笑の内閣にきてくんないかな。
で、通しの方なんだが・・・、まあ、本番前なので見に来てくれそうな人が萎えるようなことは書きません。まあ、この態度こそ掛川の非難する、演劇界を狭めるダメ制作の発想そのものなんだけど。ひとつだけ書いておきます。見学にきていた川島は確実に退屈していました。私も客だったら、帰りたくなります。長いのが問題なのではない。あっという間の1時間40分なら誰も文句は言わない。リレー方式なら、どれかひとつがいくてもダメ、どれかひとつでも欠けちゃダメだぜ。今日は他のところの出来や、通しに望む態度にかなり頭きたんでいいたいことは山ほどあるが、それはわかるね。あと、3日でもなんとかなる。ガンバロー。
で、今日は反省会・ビデオ鑑賞会を兼ねて神の手チームは我が家で飲み会。他のチームも見たが、まあ確かにまだまだのレベルですが、とりあえず。練習で出来ていたことをきちんとやれば目処はでてきた。こうなると、余所のテコいれに行った方がいいかもね。その後、シュチュエーションコメディの勉強にHRを見た。さすが、三谷さんはすごいや。そして、ヒビサマ作品のテイストが知りたいと言われたので、飛ばし、飛ばしでゆめゆめを見せた。こうしてみると、今回の神の手と概要はまったく同じ話だ。ウソついて収拾つかなくなって、最後に姉御肌の人がちょっといいことを言う。そのまんまやんとつっこまれる。ただ、ここの平やひろたが輝いてるところは褒めていただいた。次に、モリエリが自分のでてるトリコさんのビデオを持ってきたので見た。うーむ、平均的演劇人って自分のでてる作品のビデオは、あまり見せたがらないんだが、珍しいタイプだ。ってなわけで3時まで飲んでた
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