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2004/10/29(金) ミスター手抜き・今日も行く
 論戦を挑まれたので、返さなくてはなるまい。まあ確かに自己責任論の中身については同意できないわけではない。むしろ、私が批判しているのは、自己責任論をとなえること自体である。政治家の自分のミスをごまかすため、被害者のせいにするため唱える自己責任論はもってのほかだが、一般人の言う自己責任論も怖い。たとえ、そういう「危険なとこいったやつが悪いだろ」と心の中で思ったとしても、それを口にすることが被害者の心情にどういう影響をもたらすかの想像力にあまりにも欠如している。ただでさえ、人質に取られた精神的ショックを受けている被害者に対して、「お前が悪い」なんて言うのはあまりにも酷すぎる。心では「馬鹿か」と思っても、口では「無事でよかったね。あなたは全然悪くないよ」と言ってあげるべきではないか。本当に被害者の人が憎くて、傷つけたくてそういってるならまだしも、自分の言動によって相手がどう思うかがわからない。相手の痛みがわからないくせに、いっちょまえに自己責任論などとなえるから頭にくるんだ。

 私だって、この日記で小泉やナベツネをボロクソに批判してるが、それを書けるのは、彼らがそれを見てないだろうから、見たとしても彼らの性格からして、こんな小僧に批判されても傷つかないだろうから、そしてもし傷ついてもかまわない(8あいつら嫌いだから傷ついてほしい)と持っているからだ。

 しかし、これ本当は書きたくないがやむをえない。例えば、「車に子供置いて、パチンコ屋に言って、子供が熱中症で死んだ」という事件がよくあるでしょう。それ見ると私は「そんなとこ置いとくなんて馬鹿な親だ」と思います。しかし、それは普段は絶対に日記に書きません。なぜなら、それをもし実際子供を亡くした親が見たら傷つくからです。ただでさえ、子供を亡くしたショックがあるところに、名もないガキにこんな批判されちゃ嫌でしょう。被害者にむけられたバッシングは、被害者が自殺してもおかしくないくらい酷いものです。果たして批判する人たちは、そこまで相手が傷つくと思ってやってるのでしょうか?

 さて、今日は仕込みです。多目的ホールで芝居をする際の私の役目は、窓にダンボールを貼って、光が入ってこないようにする仕事(遮光といいます)です。私はなぜか、その作業が得意だといわれ、ミスター遮光と言われています。

 しかし、自分では実際上手いとは思いません。ようは、私は力もなく、作業も雑でいいかげん極まりないので、暗幕つりやナグリ(カナヅチ)でのたたき作業をやらすと手抜きしかしない。遮光だって、手抜きされちゃ困る(完全暗転にならん)が、少なくともいいかげんにやっても死人が出ない(照明や暗幕やパネルがいいかげんだとつぶれて人が死ぬ)、遮光ならダンボールが落ちても死なないし、他の作業にいたら、邪魔だから遮光でもやらせとけって感じで、でも正直にそういったら、すねるから「ミスター遮光」とかおだてといてやらせようってハラだと思う。

 が、それに気づいているにも関わらず、それでもいいやと思ってしまうところが私のダメなところだ。そして、ミスター遮光と呼ばれることによって調子にのって、遮光作用だけはやたら丁寧にやってしまうんだから、本当に馬鹿だ。と、いうことで、今日は平と加茂をアシスタントに使って奮闘。このホールで遮光するのも最後かと思うと熱いものがこみ上げてきて、いつもよりも慎重に、私がする作業としては信じられないくらい丁寧に妥協せず、光を漏らさなかった

 家に帰って、「間男はつらいよ」のビラを作成した。どす恋☆太郎に書いてもらった絵を、今西にスキャンしてもらう。手書きでもいいやと思ったが、手書きならうむよの仮ビラを超えるテキトーさじゃないときついのと、わざわざ印刷するのがめんどい(パソでつくればプリンタから直接だせる)ので、パソでつくることに。

 私がパソコンのこと聞くのは、もっぱら川島である。奴に聞いてみると、ペイントソフトを使うと意外と簡単につくれるよう。川島はむしろ、モデルになった人たちが見て不快になるようなデザインのビラを作るのではと心配していた。なるほど、その手があったか。ここはいっちょ、見たら自責の念に耐えられないくらいのビラにしたうえで、やつらの家の周辺に集中的にビラを貼り、目に触れざる絵をえない状況にしてやろうか。イッヒッヒ。いくら私でもそんなことするわけないだろうが、見損なうな!親友にそんなこと言われるとちょっとショックだ(冗談だよってフォローしてくれたけど)

早速、す恋の絵をコピーし、表面にタイトル・作・演・キャスト・日時・場所・料金を。裏面にテロプロ祭の概要とライバルチームの情報を載せる。

 それだけじゃ寂しいので、表には絵の横にキャッチフレーズを入れ、笑の内閣のロゴマーク(自民党のロゴのパクリ)を入れた。裏にはスペースがあまってるので、あらすじをいれたが、すると文字情報ばっかりになってしまった。絵を書く能力がないからしかたないんだが、ちょっときついな。とりあえず、テロプロHOから、テロプロマークをコピーしてみた。ううむ、いいんじゃない。次に人間座HPから、人間座の地図をコピーした。あとはどうせ絵でおおっと言わせられないなら、文字で笑わそうと思い。「この話はフィクションです〜」って書いたり、オマリーの駐車場ありまへん、阪神電車が一番や〜のパクリを書いたり、やりたい放題。まあ、少なくとも私なら見に行きたくなるビラになったかな。そもそも目的が「見に来てほしい」(それなら全体ビラで充分)より、「笑の内閣」というユニット名を浸透させたいって方が大きいからな。

 しかし、出来上がりを見てみるとあからさまに手抜きだ。だって、下書きの鉛筆を消しゴムで消してないんだぜ。普通ならやり直すが、まあいいやと思ってしまうのが私らしい。文字とかも、勝二と田渕の文字の大きさがあってなくても全然気にしないし。線とか直線じゃないし。いいかげん極まりない。几帳面なお客さんなら逃げるぞ。いいのか?


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