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2004/11/17(水)
桃鉄狂時代
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ついに待ちに待った桃鉄の新作「桃太郎電鉄USA」が発売された。去年に引き続き、発売日そうそう買いに行った。どこまで好きなんだと馬鹿にされたが、もはや桃鉄はすきなゲームの範疇を超えた生き甲斐だ。なにしろ去年桃鉄が発売された日、私は実生活でキングボンビーにとりつかれ、酷い目にあって失意のどん底だったが、桃鉄をやって「生きていれば、こんな楽しいこともある」と生きる気力を取り戻したのだ。まさに命の恩ゲームだ。今年もいい時期に発売してくれた。
さて、今回はその名の通り、今度の舞台はアメリカだ。前々から、川島と桃鉄世界編がほしいねと言って、プリントの裏に世界編の地図(バクダット駅―フセイングッズ屋。平壌駅―テポドン発車工場などヤバイ物件ばかりつくってたが、それにしても暇な大学生だ)をつくって遊んだりしてたが、今回アメリカのみとはいえ、ようやく実現した。
しかし、本当に面白いか懐疑的なところもある。桃鉄の基本は郷土愛。大学に入って、格段に面白くなったのはみんな地元の物件は意地でも買いに行く(北海道でやってもみんな同じやん)ところだ。ひろたは名古屋は絶対買うし、髭白は遠回りしても和歌山を買う。昔×××が意地で好きな女の地元を買いに行ったのには笑った(私は一番近いトマム駅は高額すぎるのでこだわりないけど)。行く地方によって、ここは奴の地元やなというのが楽しいものだ。しかし、アメリカじゃ知らん地名ばかり、なにより生粋の反米主義者の私が・・大丈夫か?
マップを見たら、なんと北はアラスカ、南はパナマまであった。アンカレジはまだアメイカ領だからわかるが、キューバまで物件駅が。USAなのにいいのか?敵対してるんじゃないのか?てか社会主義国家で物件売っていいのか?全部国営じゃないのか?カストロはなにやってるんだ?まあでもなかなかおもしろそうだ。
ってなわけで、今日は早速大会。メンバーは、ひろた・武・川島・私の4人。最初の目的地はカンザスシティ・・いきなりわからん。どうやら、シカゴの近くの中部の都市らしい。今回の特徴はブロックカードやメカボンビーなど、防御系の要素がほぼ全廃されたこと。よって、トッププレイヤーが主意の座を独走するのが困難になり、桃鉄の弱点だったトップが独走するとあとの年数は消化試合になるということがなくなった。よって最後まで結果が読めないスリリングな展開になること請け合いでいいことだと思う。私も序盤はてんで目的地に入れず最下位独走だったが、戦略を駆使し一気に駆け上がる。気がついたら南部の物件ばかり買っている。南部が地盤ってわしゃ共和党か
イベントもどんどん派手になってくる。おなじみキングボンビー・ハリケーンボンビーなどもますます凶悪になるし、スペースボンビーなどかっこいいのまで登場するわ。宇宙人が襲来して、サンフランシスコを買い占めていた川島が60億がふっとぶわ。月面基地が目的地になるわ。
防御ができないので初心者むけになったともいえるが、私や川島のような熟練者にとてはますます戦略の幅が広がった。長考しすぎと批判をうけたが、かなり考え最善の策を考える。ますます私のプレイは卑怯になる。とりあえず、一本道で両側にうんこをおき閉じ込める、キングボンビーがついた瞬間にぱろぷんてでみなを集める。武をして「ヒビサマとはやりたくない」川島をして「鬼がいた」ひろたをして「ヒビサマはゲームを楽しんでいるのか」と言わしめるほど。なにしろキングがとりついてら、みんな「やめてー」とか「もうダメだよー」とか弱音をはくが、私は黙って、口元だけ微笑むも目は笑わず、一言「まあええ」うなづくだけになるらしくみんな怖がってた。あまりに怖いのでみんな私を攻撃してくるので、私は自分への攻撃に対しては、泣き寝入りせず報復するタイプなのでもう報復の連鎖。ふだんイスラエルとパレスチナを批判してるくせに、自分らがそれしてちゃ人のこと言えない。
結局、戦略がうまくいかず優勝はひろたで最下位。実に桃鉄での敗北は9ヶ月ぶり。連勝記録も14でストップ。まあ地図を覚えて、次や次。次は勝つので挑戦者もとむ
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