ヒビサマ今日の一言
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2004/11/03(水) コメディ王を目指して
今日は最終日、白髪染めでは満足できずメイクまで真っ白に、髪も顔も白いので死神みたいだった。チハルが昨日本番中負傷し腕を吊っていたので心配だった(よりにもよって客演借りて負傷して返したら大変)が、骨折ではなかったよう。

 6ステは50人越えの大入りでした。下劇勢ご一行が大きかった。昨日も含めると現役生全員来てくれたと思う。もちろんチハルが来ているのとまだ本番まで一月あるからだが、同じ条件でも紫なら全員はこないだろうなと思うと羨ましかった。これで動員は計172名と、反則的な去年の鷹陵祭公演(20分程度の短編8本を計18ステ)の332人を除けば、私が入団してから最高記録だった。公演数を増やしたところで上限は決まっていて分散するだけのいつもとは違って、アジ宣伝のできる鷹祭は増やせば増やすだけ客が増えるのが大きかった。特に今回は初めて紫を見る浮動客が多かった。なによりその浮動客を掴んで固定客にするのが大事。アンケートみる限りでは楽しんで頂けたようなので、なんとか離したくないもんだ。

 今日は女子高生とかが多く(しかし、なんで休日なのに制服でくるかね?ナンパ待ちとしか思えない)、非常に反応がいい。前3つの話でもどんどん笑う。これはいいぞと、考えゴッドハンドなり舞台へ行ったら・・今回の話のキーアイテムである石が予定している場所にない。どうやら、前の虚無チームからうちに受け渡しが失敗したようだ。とりあえず演技を続けるが、頭では必死に対応策を考える。話の流れから言っても、舞台上に石がなきゃ話にならない。考えた結果、雅美の役が持っていくのが一番自然であるとの結論に。私がハケてから雅美が出て行くまで1分弱。幸いハケで石は見つかっていたので、30秒で雅美に台詞と動きの変更を説明。経験の少ない彼女には酷だったが、アドリブで不自然じゃなくこなしてくれた。ありがとう。反応の方は、一番の客席は大爆笑でした

 終演後はバラシだが、私は鷹陵祭の清掃の方へ。しかし、やることはほとんどなし。会場に戻ったらバラシもほとんど終わっていたので、体よく楽したような。

 そしてお楽しみの打ち上げ。その前に白髪のまま行くわけにはいかんし、汗も流してから行きたいので、武と船岡温泉に行ってきた。やはりバラシ後の銭湯は格別だ。その後集合場所の高島屋前へ、あそこに行くとついパフォーマンスしたくなる。

 今回のうちあげも、西遊記と一緒でアジアジアだった。今回は正面が紫一の酒豪加茂ちゃんだったので、飲んだ。珍しく下ネタに走らず、モリエリや平と真面目な演劇論をかわしたり、ひろたと人間関係論を話した。ヒビサマがこんな真面目に人のこと観察してるとは思わなかったと言われた。うるせえな。しかし、この前もコウがつぶれたように、ここの酒は強いのかもしれん。今日も琥珀は号泣するは、齋藤団長さんはベロベロになって「可愛くてごめんなさい」と名言をはく(普段は私なんか可愛くないよよ謙遜する人なのだ)はみんな酔っ払い気味。

 そして、おなじみカラオケ満点星で二次会。参加率が異様によかった。明日午前中から授業なので帰ると言っていた人まで、名残惜しくて残っていた。二次会参加率が高い公演は、それだけみなの心に残ったいい公演だったということだ。カラオケは前半は外で色んな人の愚痴を聞いたりした。ダメな私にも、信頼して愚痴ってくれるのは有り難い。後半はひたすらカラオケ。特にチハルは、十八番が「勝手にしやがれ」で私とまったく一緒で、あのくどい顔そのままのくどいラインアップが私そっくりなので盛り上がる。最近は抑え気味のカラオケが多かったので、久々に歌いまくった。喉つぶした。

 さて、今回の芝居はどうだったでしょうか?全体の感想・反省は後日(総括の日の日記)で書くので、今日はゴッドハンドだけを振り返ります。お客様の反応に関しては、一応好評でした。アンケートの人気投票でもダントツだった。ある程度ダブルスコアくらいあるかなと思っていたが、2位の話にダブルどころかトリプルも超えてテトラスコアの圧勝でした。アンケート回収した中での得票率は7割、アンケートがこなかった全お客様の分を含めた絶対得票率も5割近い支持を頂きました。

 じゃあ悔いがないかというと、不満はいっぱいですな。ほんまに失礼ながら、これだけ支持を頂いたのは、他との比較があったと思います。ゴッドハンド単独だったら、これだけ頂けたか。なにより今回は役者に助けられました。ある程度自分たちでつくれて勝手にうごいてくれる役者が揃っていて助かりました。また、性格陽性の人が揃っていたこともあって、稽古場の雰囲気がよかったのも大きかった。性格陰性が多い紫で、陽性だけ揃うのは奇跡的だ。

 演出の仕方に関しても、いろいろと反省がいっぱいです。前回、色んな人の意見を聞きすぎてぶれまくって失敗した反動で、今回は結構強権的になってしまった。私の創作はお人形遊びの延長なので、それが固まりすぎていて、それと食い違うと融通がきかないところがある。役者にかなり自由を与えない演出になってしまった気がする。それこそ、ハラダリャンの方で役者一人ひとりが自分で考えるやりがいのある喜びを体験していたのに、こっちに戻って演出至上主義になってしまった。
 
 出来に関しては、芝居の完成度については、欲を言えばもっともっといけたと思うが、そこそこ満足している。ただ、コメディとしては悔いが残っている。コメディってのは客席の笑いがあってはじめて完成することを考えれば、沸かないステージが何回かあったのも悔いだし、笑いが起こったステージに関しても、やはり個々の小ネタや登場人物の奇天烈さでうけてるだけ。例えばシュチュエーションコメディなんだから、本来なら例えば「町長のふりをしているところに、本当の町長がでてきた」という状況そのもので笑わせたかったが、町長がマリリンといちゃついたり、「冬ソナごっこです」って台詞でしか笑わせられなかったのが悔い。次はきちんとシュチュエーションで笑わせたいです


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