|
2004/12/15(水)
人のアイディアは俺のもの
|
|
|
ってなわけで、間男の本をかなり書き換えることとなった。今日は佛大で練習だったが、たけるさんが倒れて練習にならないので、練習を見に来た平も交えて4人でどう書き直すか話し合った。
やはり問題は設定のややこしさとラストだ。私としては今回のテーマである魔女狩り芝居、愛国者法の問題点、宇宙人と認定したら無条件に殺していい(10・19日記参照)というところが書きたいので、そこさえクリアすれば今のラストじゃなくてもいいんだな。本当はない脅威の恐怖心を煽って好き勝手するというのが需要なので、掛川が出した宇宙人がでてくるラストは絶対だめだけど(本当は宇宙人なんかいないといところが一番重要)
問題点は、私が実際に間男に落とし前つけさせた時の台詞を忠実に再現しすぎてるところだな。あれはあれではたから見たら面白い洒落た会話してたと思うんだが、同席してた川島は笑いをこらえてたし、怒っていても相手にも笑える会話をしようとこころがけるヒビサマは作家の鏡だ。まあ間男の方はたまったもんじゃなかったろうけど。しかし、芝居にするとあんまおもしろくない。あの女の犯した罪は万死に値する以上、新しい恋人ができようが絶対に許すわけにはいかんが、実際新しい恋人ができると前ほどはどうでもよくなるもんだ。私がわざわざ芝居を使って断罪せんでも、いずれ社会が制裁してくれるはずだ。そこまで正義がない世の中でもないだろう。
結果ものすごい馬鹿馬鹿しいラストになった。いやはや、ここまでアホになるとは、素晴らしい。さあ、あと3週間、谷内さんのキャラなんか170度くらいかわってしまって申し訳ないが、がんばろう。
|
|
|