ヒビサマ今日の一言
ヒビサマの挑戦に力を
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年12月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2015/05/14 名誉男性鈴子への抱負
2015/04/12 名誉男性鈴子 早割1日前
2015/04/03 残業代支払いよりずる休みのが悪いと思ってるのか?
2015/04/02 養子話
2015/04/01 養子をもらうことになりました

直接移動: 20155 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 月 

2004/12/07(火) 仮面ライダーヒビサマ
 なんと来年の仮面ライダーは「仮面ライダー響鬼」だしいのだ。当然響鬼と書いてヒビキと読む。ネットで調べたら、世にも気持ち悪いデザインのライダーがでてきた。鬼をモチーフにしてるんだろうが、腰にベルトまいてなきゃとてもライダーに見えん。しかも、太鼓を叩いて変身するらしい(しかもその太鼓に名前が「タタカンカ」)・・・ものすごくマヌケだ。おもいきりお笑い路線じゃないか。いいのか?ライダー

 しかし、貧乳仮面(2・15及び19の日記参照)を書いた私にとって、お笑いヒーローものは大好き。近々ウルトラマンやゴジラの映画もあるみたいで、久々に童心に戻りますね。特に、ゴジラはこれで最後らしい。「ゴジラVSデストロイア」の時もこれで最後とか言っておきながらまた作ったしね、何度も引退試合する辰吉みたいにまたやりそうな気もしますが、なんか今回はアンギラスとかガイガンとか懐かしい面々、ヘドラみたいになんでそんなもんまで復活すんねんというものまででるとは(どうせならエビラやジェットジャガーまで復活したらよりマヌケなのに)、海底軍艦豪天号まで出てきて、しかも艦長がドンフライ。北村一輝のようなクセ者や宝田明とならぶゴジラ俳優佐原健二もでるとは。しかも人間ドラマは少なく、ひたすらいっぱい怪獣がでて暴れまくるという本来怪獣映画にあるべき馬鹿馬鹿しい姿らしい、久しくゴジラ映画からは離れていたが、見に行ってみようかな。

 かくいう私は怪獣がまったくでない、すべて人間ドラマの怪獣芝居「朝まで生ゴヅラ」上演実現計画にむけて進行中だ。なんとか5月に予定してる笑の内閣第2回公演(通称―第2次笑の内閣)でできたらいいな。でもあれは人数いっぱい必要だからたいへんだ。実は結構色んな人にオファーだして、何人かからは色よい返事は頂いてるんだが、まだまだ道は遠いのだ。まあ、一応このテロプロHPに脚本あるから見て出たい人いたら連絡くださいな。人数集まらなくて別な演目になる可能性も高いし、そもそもまだ第1回も終わってないのに不確定要素が多すぎるが。

 そんな「生ゴヅラ」実現のために、現在は色んな作品をみて勉強中だ、今日は「東京原発」という作品を見た。これはカリスマ東京都知事が、エネルギー対策のため新宿に原発を誘致する計画をぶちあげ、各課長を呼んだ会議で原発ができた際の利便性をとく、しかし同時刻に極秘にお台場から福井までプルトニュウムを運ぶトラックが爆弾マニアの少年にジャックされ、トラックは都庁に向かうという話だ。お偉いさんが会議しながら、パニックへの対策を考えるという、生ゴヅラと似た設定で、いかにも私が好きそうな話だ。さらに出てるのが、都知事役の役所広司をはじめ段田安則・平田満・田山涼成・菅原大吉・岸部一徳・吉田日出子・綾田俊樹・徳井優・益岡徹・塩見三省とうまい人ばっかり、これは期待しないわけがない。

 感想としては、やはり俳優陣はすごかった。特に岸部一徳が最高、また菅原大吉の知識を披露しつつ、その根拠が全部テレビで見たことだけってキャラクターが秀逸。クセの強い俳優陣の各個性が際立っていて、こういう芝居が書きたいと思わせる。ただ映画としては、会議で都知事が語る原発の利点と、綾田俊樹演じる物理学者が語る原発の危険性が固い。原発の危険性の説明などは、ブラックユーモアチックにわかりやすく皮肉交じりでおもしろくわかるのだが、作り手側に反原発意識が強さが伝わりすぎる。反原発派の私からだが見ても、この作り方だと本当に見せたい原発賛成派はかえって意固地になって説得できないんじゃないと思った。また、トラックジャックのシーンはよくない、まず犯人役の子役が下手すぎる。まったくどやったらこんなに下手に芝居が出来るんだというくらい下手、間違いなく紫の誰にも負ける、今まで見た役者で一番下手だ。時限爆弾があって爆発したら放射能がという緊迫した展開なのに、会議のシーンが解決してからその展開になって、12人のやさしい日本人みたいな会議だけの映画と、爆弾の映画と2つわけてつくったらおもしろいのに、欲張って損して惜しいと思った。

 そしてもうひとつ、なんと怪獣のでない怪獣映画という私と同じコンセプトの映画が実在したのだ・・やはりこんな魅力的な設定は他に思いついた人がいたか、先にやられて悔しいと思いつつみる。これは「大怪獣東京にあらわる」という作品で、桃井かおり・本田博太郎・田口トモロウ、そして竹内力が怪しい宗教教祖で友情出演と役者だけでお腹いっぱいのくどいメンツだが、話は怪獣が(ゴジラっぽい台詞にピーをいれているのが馬鹿馬鹿しい)東京に上陸・・が舞台は福井で、みんなテレビをみながら呑気に話をするだけ(怪獣の映像は一切登場しない)。ようは、怪獣が上陸した時の一般人の様子を描いた群像劇で、恋人が東京に出張していて心配する女の子ってのはまだいいが、流通が止まった時を考え買いだめする主婦。福井にライブにきて、東京にかえれなくて足止めするバンド。東大を目指していたが、東京が壊滅し途方にくれる浪人生。自分史を書いていて、怪獣の話題で最後をしめようとするもなかなか怪獣が倒されないので締め切りに困る老人。怪獣そっちのけで子供を降ろすか迷うカップル。ありえない怪獣の出現に発狂し、教え子を押し倒し・・レイプするのかと思いきや、制服をぬがして自分が着て走り回る生物教師などマヌケすぎる登場人物がすばrたしい。また福岡からカメ型怪獣が出現し、恐竜型と戦うなど、東宝・東映ではできない夢の対決を松竹で実現したのがすごい(当然ニュースで語られるだけで戦闘シーンはないんだけど)。

 怪獣映画の人間ドラマは当然怪獣に関わる人のドラマだが、これはドリフのもしもシリーズに近い「もしも怪獣があらわれたら市井の人はどうするか」ってのを実際にやってしまった精神が偉い。とても参考になった。是非生ゴヅラも実現したい。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.