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2004/02/17(火) 白黒つけるぜ!ゼブラーマン・ツアー
今日は練習後、みなさんとの交流促進のため、私の呼びかけで映画をみにいくことになりました。その映画とは、クドカン脚本、三宅崇史監督、そして哀川翔主演100本目記念映画「ゼブラーマン」。ラストサムライでもなくロード・オブ・ザ・リングでもなく、交流促進ゼブラーマンを選ぶところが、私のすごいところだ。まあ、今まで一番感動した映画が「ミスター・ルーキー」の阪神優勝シーン(その後映画にあわせて六甲おろしまでうたってしまった)と「クレヨンしんちゃんあっぱれ戦国大合戦」(でもこれは馬鹿にならんよ、なんとしんちゃんなのに人が死ぬんだよ)、初映画デートに「ボウリング・フォ−・コロンバイン」(でも、マイケル・ムーア作品はみるべきだ)を選んだりするあたり私のセンスはすばらしいものがある。
 私は小中高と不良っぽい要素にあこがれたことがまったくないので、的場浩司とか銀蠅とかに魅力は感じたことはない。が、さすがに哀川翔はかっこいいと思う。そして、なにより私の心をかりたてたのは、これが、B級ヒーローものの匂いがぷんぷんするところだ。私の子供時代は、ヒーローといえば戦隊物か「仮面ライダーBRACKRX」くらいしかなく、ウルトラマンはないというヒーロー受難の時代だった。それでも私は大好きで、怪獣の名前とか必死に覚えたものだ(いまだに結構覚えてるのが怖い)そして少し成長してコメディに興味をもつようになると、コメディに匂いがぷんぷんするヒーローものにそそられてきた。特に有名なのが、ギターを持ったキザなヒーローが、なにか特技をもった生身の人間が芸を披露したの後「うまいな、だが日本で二番目だな」といって変身する「図バッと解決、怪傑ズバット」だろう。これは、下手なコメディよりよっぽど笑える。ほかにも、ロボに変身するジャンボ機が、自分の所有物じゃないため売られてしまって困る「ジャンボーグA」。いきなり第一話で行き倒れしている「8823」(これでハヤブサとよませる強引さがすごい。ヒーローのくせに借金のしすぎで裁判にかけられたり、敵もなぜか都知事選にでたりする「超光戦士シャンゼリオン」(各話のタイトルも「ナンパ大作戦」や「サバじゃねえ」というようなしょうもないやつばかり)など、お馬鹿ヒーローものは枚挙にいとまがない。馬鹿ヒーロー好きがすぎて、とこも前の鷹祭公演では、とうとうあの伝説の短編映画「微乳女戦士・貧乳仮面」というものをつくってしまったくらいだ。そんな私でもこのゼブラーマンは知らなかった。なにしろ、カラーテレビの時代に白黒ヒーロー。市著率1・8%で、7話で打ち切りというのがすごい、そしてそれをリメイクしようという発想がもっとすごい。
 と、いうわけで今回の参加メンバーは、掛川、石井、琢磨、貝瀬、轟、ひげ、哲ちゃん、新井に私の総勢9名。数名をぬいていかにもという人がそろってしまった。いよいよ映画がはじまる、といきなり最初のセリフが渡部篤郎があの独特な声で「チ×コ」痒いなー」と言ったのである。もうそこで私と哲ちゃん、轟は撃沈してしまった。よくこんな仕事引き受けたな、渡部篤郎。RIKACOは何もいわなかったのか。本当に役者人陣が必要以上に豪華である、鈴木京香もあの顔で、すごいコスプレするし、柄本明なんてカニ男のメイクしてるし、古田新太なんて、駄菓子屋でナス焼きをうるおっさんとして2分弱だし、徳井優はセリフなしで30秒、袴田吉彦なんて一言だけ5秒の出演だ、なんて贅沢な使い方なんだ。
 それでいて、ストーリーは小ネタずくしで、くだらなすぎる。中性子爆弾が、「中性子爆弾」って書いていたり、2010年なのにまだブッシュが大統領やっっていたり(ある意味それが最大の地球の危機じゃ)もう、ハナからB級映画をつくろうって意気込みがひしひしと伝わってきた。貧乳仮面なんてまだまだぜんぜんかなわない。感想としては生きててよかった、どんなにつらいことがあっても、生きていれば必ず幸せなことがあると再認識するくらい面白かった。みなさんもぜひ見に行くことをお勧めします、3000円までならだしてもいいね、もちろん「えめらるど」もよろしく


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