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2004/03/13(土)
岩見沢西高52期生3年A組、我がよき友よ
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今日は北海道に帰る日、幸いホテルに泊まったこともばれず無事脱出できた。おっと、あくまで面会が朝まで続いただけですぜ。帰りの飛行機もスカイメートで、母と一緒の便がとれたんだが、なんと修学旅行生と一緒だった、やかましくてかなわんと、自分が三年前まで修学旅行生だったのを棚にあげて思ったが、帰りだったので意外に静かだった。 さて今日はクラスの同窓会だった。前にも書いたが私はこの3年A組が大好きだ。正直一年の時のクラスはあまり好きじゃかった(担任は好きだったけど)。大抵の思い出は、いい思い出になる私ですらいい思い出になってないんだから相当なもんだ。だからこそ2年でクラス替えになりできたA組は、学校祭や体育祭に弱い、取り柄なないクラスながら居心地がよかった。しかし今日は野郎のみの同窓会だった。理由は簡単、野郎の方が結束力があったからだ。正直残念ながら、レディーの方には派閥があった。だからこそ、それに嫌気が差した野郎は結束力が硬く、20人全員仲がよかった。なにしろわざわざ体育館借りてサッカーとかしてたもん、受験直前に。そういや学校祭や卒業式の後も、クラス打ち上げとは別に、野郎だけで打ち上げした(しかも参加率100%)もんだ。 と、いうことで今日の参加者は10人、まあ時期が時期だからそこそこいい方だろう。幹事の久保ちゃんはよく頑張ってくれたと思う。1月4日の日記にのってる荒やその他卒業旅行に一緒にいったメンバーは、まだこっち帰ってくるたびに飲んでいたが、卒業以来の人も多い。中でも元生徒会長でミスター西高にも選ばれた、超甘いマスクの今田大輔が来ていたので俄然盛り上がる。ほんま生徒会長、ミスター西高、頭もよくて、バンドやってて、性格もすこぶるいい(欠点は私と同じで桃鉄するとえげつないくらい)んだから完璧、現実にいた出木杉くんみたいなかんじだから、ほんまに我らがA組の誇りである。彼は弘前大にいって活躍しているらしい。 他にも人生いろいろである。みんなの進路先を聞きそびれたまま卒業してしまった人も多かったから、いろんな話を聞けた、大学のつまらなさを嘆くものもいたが、弓道推薦で入りそれに燃えるもの、今しかできない大学生活に燃えるもの、就職し立派に自立したもの、大学をやめ働きながら金をためアメリカ留学を目指すもの、将来の職を目指し、専門学校で燃えるもの、いっぱいいた。特に医療事務をしてる人、レントゲン技師をめざす人、介護師をめざすもの、作業療法師をめざす人がいたのだからこれで医者がりゃ病院つくれるやんと思った(まあうちの高校のレベルで医大にきうのは無理だが)。その時は私は、入院してるおじいちゃんおばあちゃんに演芸みせる人にでもなって雇ってもらおう。それに比べて私の話すことなどどいうだろう?せいぜいうちの大学はペパーダインと姉妹校だとか、西安事件おこしたのはうちだというネタしかない。まったく情けない。 また岐阜県の関市にいった人もいた、近いから遊びにいけるやん、また今回は来てないが一浪後BKCの経営(EX轟と同学年同学部だ)にいった行ったやつもいる、めちゃくちゃ近いやん、ってか連絡よこせよ。と思ったらもっと衝撃的なことが、なんと今田と久保ちゃんそいつをたづねて京都に遊びにきてたというではないか。なんだよ連絡くれればガイドしたのにと思いながら、いつ来たのか聞いたら先週の土日と、先週の土日ったら本番じゃないか?く、悔しすぎる。公演見てほしかったよー。みんな今度京都来る時は連絡ちょうだいよ。 二次会はカラオケで盛り上がり、人数が6人になったところで、誰かの家で飲むことになったが、誰の家も広くない。そのため私の高校時代の下宿に行くことになった。私が高校時代から一人暮しだったことは前にも書いたが、ホームシックになっていた私がなんとか岩見沢ですごして暮らしてけたののは、この下宿のまかないのおばさんのおかげだ。おばさんの料理はとても美味しかったし、時に優しく、時に厳しく、岩見沢での母親代わりとして接してくれた。今日だってそんな夜中にいきなり、三次会したいから空いてる部屋使わせてなんてとんでもないわがまま、普通の下宿なら絶対許してくれないだろう。本当に感謝しても感謝しつけせない、いいおばさんである。 三次会は最初は高校時代昼休みにしてたのと変わらない、下ネタも入ったがかなりまじめなトークになった。実は今回一番衝撃をうけたのが、結婚し父親になったやつがいたことだ。彼の話はすごくためになり、心にしみるものだった。私は昔から友人として、彼を尊敬していたが、今回のことでさらに見直した。まあとてもすごい話だったので詳しいことは書かないが、彼のとった行動を聞くと、安易な道を選ばず、かといって無責任な道も選ばず、本人にとって一番苦しいながら、お互いにとって最良選択をした凄い立派だなと思った。自分がもし同じ立場にたったらどうだろうか?私はそこまでの覚悟と勇気を持てるだろうか?そう深く考えさせられた。それどころか、私の去年の失恋の話。そして今後へのアドバイス。、実に冷静に私の心情を充分に理解してくれて、的確なアドバイスをしてくれた、本当にありがたかった。本当にうれしかった。そして尊敬すべき友がいるということがすごくありがたかった。 そして、一番嬉しかったのが、みんなが私が芝居を続けていたことを喜んでくれたことだ。はっきりって自分が、みんなが燃えているのと同じくらい芝居に燃えているかはわからない、しかし私が今やっている芝居の状況を話したとき「そんな真面目に熱く語るの、高間のキャラじゃねえよ」と言ってくれたのが凄く嬉しかった。そしてみんな、たぶん本当はそこまで興味ないはずなのに、熱心に芝居の話を聞いてくれたのが凄く嬉しかった。 こんなよき友に囲まれて私は幸せ者です。わがよき友よ、また会う日まで、さらに一回り大きくなって再会しよう。
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