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2004/03/31(水)
この一年をふりかえって
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HPの団員紹介のページがようやく更新された。作業じたいは掛川がしたが、みんなの紹介文を書いたのは私である。
いや、くるわ、くるわ苦情が。掲示板みたら、私の罵倒であふれかえっていた。まあ誤字・脱字・情報間違いは謝るしかないが、やはり、紹介文への不満が多いようですね。私としては、全員に愛情をもって褒めたつもりなんですけど、名誉毀損で訴えられないか不安だ。俺は週刊文春か。
さて、今日で二回生も終わり、明日から私も三回生だ。いや、みんなもう大学生活の半分終わってしまった（半年後が半分になりそうなやつもいるけど）んだね。早いねえ。私この二年間なにやってたんだろう。単位はとっていても、ロクに勉強してねえし、日雇い以外のバイトもしてねえ、芝居だってそんなに真剣にしたのかなあ？と思うし。
とくに、大学生の中で一番好きなことができる二回の間、芝居ばかりやってた感じがするが、果たして本当にそうなのか？スタッフに関してはあいかわらずポカが多いし、役者にいたっては、夢幕は演出がうまくいかなくてぶっつけで舞台に上がった（それでもできるように書いた役だったけど）し、鷹祭は映像編集にかまけて練習してないし（それでもできてしまう役なんだが）、１２月は精神的ショックで練習できる状態じゃなかったし、DOSに参加してなかったらなにもやってないのと一緒やんか？いかんなこれは。
かといって、バイトは結局今宮神社の行列しかやってないし、勉強にいたってはほんまに単位とっただけとしかいえん。まあね、そもそも、大学は本当に勉強したいと思えば、勉強はできる環境ではあると思うけど、しようと思わなきゃできないからね。
一年のころ、佛大に入った時は、あまりの授業のつまらなさに仮面浪人しようかと思ったくらいだったけど、ほかの大学の授業にもぐりこんだら、そこもつまらんかったので、大学の授業ってこんなもんなのかと思ったら、やる気なくしてきてしまったのだ。
だいたい私のような歴史にロマンを感じる人は史学科は向いてないのかもしれん。歴史学というのは、あくまで疑わしきは罰せず。証拠をつきつめ、事実のみを根拠にし、想像を許さない学問なのだ。つまり、信長の野望から歴史ファンになって、歴史ドラマ好きで、曹操や信長を友達のように扱い（信奉するのも同じ）、証拠もないのに、高杉晋作を卑怯なチビ、伊藤博文をカツゼツの悪い馬鹿、岩倉具視をシャクレのおじゃるであるかのような脚本を書く人は、史学科はあかんのかもしれん。でもまあ、３回からはやっと、好きな勉強だけできるはずなのでがんばりますか。
と、いうことでほんま私はこの二年間なにしてきたんだか。よう考えたら私は入学前、自分の脚本が上演できて、彼女ができて、阪神が優勝しますようにと願ったはずだ。そのすべてが実現したのになに贅沢いってんだ。まあその結果が。脚本ーはじめての演出ぜんぜんうまくいかなかった。彼女ーひどい目にあわされてふられた。阪神ーにわかファンが増えたせいで、ろくに甲子園にいけなかった。という、むなしい結果になったので喜べないだけなのだが。むしろなんの欲もなくなった時に、臨んだDOS公演が大学生活で一番楽しかったのだから、来年度からは無欲でいこう。そうだ、無欲が一番だ。
今日は、ヤフーBBスタジアムに、オリックス×日ハム戦を見に行った。いや、神戸は遠かった。片道二時間はきつい。神戸の地下鉄って地上走っててびっくりだ。
ヤフーBBスタジアムは、その名のとおりオーロラビジョンでヤフーのCMばかり流す、広末が嫌いな人には地獄のような球場ふぁが、自然がいっぱいで、結構いごこちのいい球場だった。やっぱ野球はドームより外だわ。なによりスカスカにすいてるので、思い切り暴れまわれるのがいい。甲子園は別格だけど、その次に好きな球場になった。
試合は、初回に四点取られる苦しい展開ながら、坪井のホームランかた口火をきり、六回から田中幸雄ー木元ー小田の連続タイムリーで逆転。９回新守護神伊藤が、一点差に追いつかれなおも満塁でヤバっと思ったが、なんとか勝利、よかった、よかった。ハムの選手の応援歌も覚えたきたし（点とったときおーいおーい北海道の歌うたうのはどうかと思うが）、野次も聞けて面白かった。昨日一番野次られてたのは。オリックス谷。もちろん嫁はんが柔ちゃんだからだ。「お前の嫁はん、えらい美人やのー。うらやましいわ」という野次は最高の皮肉だ（谷は本当にそう思ってるのかもしれんが）。ただ、「毎晩ベットでも寝技かけられてんのか」という野次は子供の前ではやめてほしいなあ。
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