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2004/04/21(水)
ヒビサマの参院選予想!涙の最終回
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社民 ジリ貧社民だが、98年に当選したうちに3人が離党、現職が2人になったため、選挙区で勝てなくても、比例で2議席とれば敗北じゃないという。福島党首にとっては裏切り者おかげでクビがつながるという皮肉な結果にある可能性が高い。票読みとして衆院選で300万票、拉致&辻元批判は鎮静化しつつあるが、批判されてるうちはまだよかったが、最近では無視されてる現状では厳しすぎる。民主党と合流をめざす特捜最前線横光克彦を中心といた労組グループと、市民派を中心とした土井チルドレンとの対立の激化。なんだかんだいってまだ集票力があった土井さんも辞任し土井票もとれず、改憲志向を強めた民主党からの護憲派回帰票はあるが、あらたな護憲派としてみどりの会議が、市民派政党として旗揚げしたこともあり苦しい。50万票減の250万票2議席がいいとこ。でも改選議席よこばいだもんな。200万票割らない限り敗北ではなく、うまく行けば3議席とって勝利だから楽なもの。むしろ福島にとて厳しいのは党首落選の危機があること、彼女はかわいい系なので、前回立った田嶋陽子や清美姉さんのような強い系ではないので、そんな票とれるタイプではない。社民が前回の田嶋先生のような票をとれる大物をだせないのも、党首が繰り下がる危険があるからで、一方労組系候補の渕上、管野が大量得票すれば危ない。社民党をつぶしたい人が、3位候補の管野に大量得票すればピンチ?
△1渕上 貞雄 67 前3 30万 私鉄労連組織候補。未だに社民支持してる以上、最強労組。反福島だけに士気が高い △2福島 瑞穂 48 前1 20万 男がいる(同棲してる)だけに、社民支持女性票をとれるタイプじゃない。ヤバイ ▲3管野 哲雄 56 新衆1 15万 民主高嶋と分裂した自治労組織候補。衆院時代の個人票もあり、党首を脅かす
みどりの会議はさきがけの流れを組んだ組織と、自然保護を大事にするグループ、社民を見限った市民派(元社民衆議、土井チルドレンの保坂展人あたり)が組んだ、欧州のみどりの党あたりをイメージした、共産・社民にかわる新たな護憲派として期待はされているが、党首の木枯らし門次郎こと中村敦夫の知名度をもってしても苦しい。01年、ドクター中松・タイガーマスク・横浜銀蝿の嵐などマヌケなタレント候補をたてまくって、顰蹙をかった自由連合がまたアホな候補をいっぱいだすのかは注目。まあ徳州会病院の集票力はあるので60万くらい。社会党が自民と連立した際分裂した新社会党も、本家社民党じたいが潰れてるのに今更無理。そんな中、極右政党・維新政党新風は世論の右傾化の中で票を伸ばし、30万位はとるかも。そして、個人的にはあの青森の大金持ち羽柴誠三秀吉先生が秀吉新党を立ち上げる噂があり、とても楽しみだ。また宗男は北海道選挙区から無所属ででる確率が高いが、松山千春とともに新党を立ち上げる可能性もある。
で、予想議席を合計すると (選挙区+比例) 自民 54 (38+16) (51) 公明 11 (3+8) (10) 民主 46 (28+18) (37) 社民 2 (0+2) (2) 共産 5 (1+4) (15) 無所属 3 (3+0) 自民は56議席以上で単独過半数なので、それに及ばないものの微増のため小泉は続投。民主は野党史上最多議席(今までは89年社会党の45)を獲得する大健闘も自民を上回れず、共産が3分の1に減る惨敗。結果地道に微増した公明の存在が増す、(社民は現有2議席なので減らし様がないが)という去年の衆院選の再現のような、くそつまらん結果となった。
春の統一補選予想 今週末25日には、衆院選補欠選挙もあります。参院選を占う重要な選挙。予想すると
埼玉8区 ライオンズタウン所沢を中心とした選挙区 去年の選挙で初当選した自民新井正則が、買収で逮捕・辞職したことによう補選。民主は先の選挙で新井に1500票差で負け、比例復活した現職木下を一旦辞職させ出馬させたが。鞍替え出馬批判やコガジュン・サトカンスキャンダル、組織が薄い分、低当票率になる補選は不安。自民は新井の不祥事によって行われる選挙なうえ、所沢市長選に関わり買収で市議20人が失職というピンチだが、公募で選んだ弁護士柴山が爽やかさをウリに健闘している。予想は ▲柴山昌彦 38 自新 5・5 △木下厚 58 民前2 4・5 ×柳下礼子 54 共新 20・0
広島5区 呉市・竹原市・江田島と海軍で栄えたエリア 高度経済成長の立役者、池田隼人元総理の娘婿、池田行彦死去による補選。自民は池田隼人の孫婿寺田擁立。保守地盤だけに普通ならこれで当確だが、民主は隠し玉、宮澤元総理の秘書三谷を擁立。三谷は去年の衆院選で無所属で出馬し池田を苦しめた候補。それが今回は民主公認を得てやる気を増す。実際衆院選で三谷の票と、当時の民主公認候補の票を足すと大きく池田を上回るだけに油断できない。自民出身とはいえ、平和主義者宮澤の秘書だけに支持団体も応援しやすいのもプラスだ。予想は ○寺田稔 46 自堀新 3・5 ▲三谷光男 44 民新 6・5。×松本進 共新 30・0
鹿児島5区 大隈半島全域と屋久島・種子島 税制のドン。閣下こと山中貞則死去に伴う補選。大隈半島は定数2の中選挙区時代から山中と二階堂進副総裁という自民の大物二人が独占しただけに、自民鉄壁。参院議員だった森山が本来なら危険な衆院鞍替えするのもその安心があるからだろう。民主は去年の衆院選では候補すら立てれないくらい弱いだけに絶望的、なんとかハンセン病患者の竪山を立てたが厳しい。 ◎森山裕 58 自橋新参1 1・2 ▲竪山勲 55 民新。×茅野博 30・0
予想としては自民2勝1負だが、広島で落として負け越すと小泉ピンチ。逆に民主が最埼玉でおとし全敗すれば(元々全部自民が持ってた選挙区とはいえ)菅ピンチになるだろう
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