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2004/04/25(日) 私の愛した森総理
 おかげさまでこの日記も固定ファンが増えているようで、ありがたい限りですが、最近日記に追われた生活をしている。なんか、こう一日4時間くらい、今日なに書こうか考えているし、これだけの量うつのも40分以上はかかる。今後一週間なに書くか予定までたてている(あの日は特にビックイベントはないから参院選予想にしとこうとか)。まさに未来日記状態。それもこれも書きたいことが山ほどあって、1日2500文字じゃとても足りない状態だからだ。それどころか、6時くらいに書き込みしたら、これ以降もっと書きたいことが増えたら困るから、その後友達からのみに誘われても断ったり、下手したら今日はこういうこと書きたいから、その通り行動しようということまである。その日あったことを書く日記に縛られて行動してどうすんねん。

 で、なんでこんなことがおきるかというと、昨日の続きだが、自己顕示欲が強すぎるからでしょう。とにかく、私は訴えたいことが山ほどあるのだ。例えば初めて会った人に自己紹介をします。北海道出身で佛教大学に通ってますくらいなら、普通だろう。しかし、私はそれに加えて、芝居をしていて、阪神ファンで、政治好きですまで説明しないと不安で不安で仕方ない。はっきりいってそんな情報、相手にとって私を判断するのにさほど必要な情報ではないだろう。でも、私は言わないと不安でしかたない。じゃあ、少なくとも初対面で、芝居なんかみむきもしなくて、阪神も嫌いで、政治もまったくわからない人と誤解されたところで、そこまで重大な不利益をこうむるかったら、そんなこと仲良くなってからおいおい知ってもらえば充分なはずなのに、知り合ってすぐ知ってもらわないと不安でしかたない。これこそが、ごまさんが言っていた。焦りなのだろうな。よくしゃべる人間は、本人に自覚がなうとも、なにかに焦っているそうだ。それがすべての問題なのかもしれん。

 昨日ごまさんから、聞き上手になれ、そうすればもてるようになるといわれていろいろ考えた。今日、掛川からも自己主張を抑えよ、そうすればもっと芝居がうまくなるといわれた。自己主張か、難しい。確かに私は昔から、わが道を行きまくっていた。言いたいことは場を問わずにガツンと言って、やりたいことは抑えずにどんどんやってきた。「朝生」「TVタックル」「ここがヘンだよ、日本人」など、人の話を聞かずに、自分のいいたいことを言う番組も大好きだ。カラオケもMY WAYが好きだ。それが悪いこととは思わない(少なくとも我慢しすぎるよりは)、しかしあまりにも人に合わせない、他人への思いやりに欠けている。

 ここで、一人の男を思い出す。彼の名は森善郎。そう、小泉の前の総理で、史上最大の馬鹿宰相といわれた男だ。当時の森さんは、日本中から馬鹿にされていたが、私は彼に他人とは思えない親近感を抱いていた(勿論政治家してはまったく支持したなかったけど)。森さんがあれだけ批判されたのは、彼の失言癖だったが、ではなぜあれだけ彼は失言を言いまくったのか?それは彼が言いたいことを我慢できなかったからだろう。彼の失言は、石原のような、中国をシナと呼んであえて挑発するような悪質なものではない。すべてうっかりである。例えば、有名な神の国発言は神道政治連盟の会合ででた発言である、つまりあの場においては、神の国発言は大ウケする発言だったのだ。だからといって、外部にばれたら総理として許される発言ではないのに、きっとその場でウケたいという欲が先にきて、その後のこと考えずにうっかり言っちゃったんだろう。その他の彼の発言もことごとく、考えなしに思いついたことぱっと言っちゃうか、後先考えずにその場だけのウケ狙いで、自分の言いたいこと言って問題になるケースがほとんどであった。特に感動的だったのが、野中さんが幹事長を古賀誠に譲った時であった。当時、野中さんが幹事長を辞めるというのは実質森政権を見捨てたということであった、その時森さんは「野中さん、そんなに私のこと嫌いなの?」と言ったのだ。はっきりいっていい歳した大人、しかも政治家が言う言葉じゃない、普通の大人ならそう思ってもプライドがあってそんなこと言えないだろう、それを素直にそう言ってしまう森さんは本当にカッコイイと思った。その姿はまさに私そのものである。だから私には森さんってのは、馬鹿だけど親しみのもてる総理だった。

 しかし、森さんの最後はどうだったのか?結局総理としてなにもできず、我々の記憶の中で史上最低の総理として残っただけじゃないか。このままでは私もそうなってしまう。このまま森善郎道まっしぐらどうする?よくて総理、悪けりゃごまさんの言うとおりホームレスだ。

 と、いうことでこれから抑えます。その抑えた分を脚本にします。そのぶん日記も面白くなくなるかもしれないけど、勘弁して下さい。


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