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2004/04/07(水)
ヒビサマの参院選予想！東海・京阪滋偏
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今日の予想は東海地方と滋賀、京都、大阪。
岐阜 定数２ ９８ 無（野）・民 ０１ 自・民 衆自５
◎松田岩夫 ６７ 自橋前１衆３ １・２
◎山下八州夫 ６１ 民前１ １・３
×加藤隆雄 ５５ 共新 ３０・０
今西や新井の地元岐阜は、自民のアイドル野田聖子をはじめ、衆院で小選挙区を自民が独占する典型的保守県。しかし９８年は独占を狙った自民に対し、民主山下と、当時野党系無所属だった松田が当選し、自民を共倒れさせた。しかし松田が裏切って自民に逃亡したことにより今回は無風区
静岡 ９８ 民・自 ０１ 自・民 衆 自５民３
▲山下善彦 ５８ 自橋前１ ５・５
△坂本由紀子 ５５ 自新 ５・０
▲海野徹 ５５ 民前１ ６・０
△藤本祐司 ４６ 民新 ４・５
▲島津幸弘 ４７ 共新 ７・０
自・民一人づつで無風区のはずが、両陣営とも二人目をだして一気に乱戦。民主は海野が知事選や静岡空港建設の対応で、連合と喧嘩。怒った連合は海野落としのため藤本を擁立。自民は、元々山下が態度がでかく、遠江が地元で駿河・伊豆方面を真面目にやらないこと、ムネムネ会主要メンバーだったことなどが嫌われていた中、民主分裂を見て独占の可能性も有りと、前副知事坂本を擁立。両陣営とも票割りして独占を目指すのではなく、現職憎悪での二人目擁立だけに票はまったく読めない。場合によっては基礎票ではてんで及ばない、島津の浮上もありうる
愛知 定数３ ９８ 民・民・共 ０１ 自・民・公 衆自３民１０保２
▲浅野勝人 ６５ 自河新衆４ ６・０
▲寺西睦？ ３９ 自新 ６・５
△木俣佳丈 ３９ 民前１ ４・０
△佐藤泰介 ６０ 民前１衆２ ５・０
△八田ひろ子 ５８ 共前１ ５・５
千本とひろたの地元。民主、木俣は最強労組トヨタ労組をはじめとする旧民社系が支持。候補を立てれば当確のはずの公明も実質支援に回ると見られ当確。佐藤は同じ旧社会党のサトカン秘書給与疑惑（しかも苗字が同じなので親戚なのでは疑われる）が痛いが、衆院選で比例も含め１５人全員当選した全国最強の民主王国がきっちり票割すれば大丈夫だろう。自民は一月の予備選で衆院選で落選した浅野を擁立。当初は一人の予定だったが、サトカン疑惑を得て二人目を擁立。９８年比例当選で予備選二位だった大島慶久擁立が濃厚だったが、出身の日本歯医連裏金疑惑が響き不出馬、予備選三位で、有力県議の息子寺西擁立が濃厚。しかし、ただでさへ全国最弱の愛知自民が、歯医連疑惑や近藤ひろし前衆議の買収逮捕がある中、浅野は参院は衆院復帰の腰掛け疑惑、寺西は風俗にはまってる疑惑があり、二人擁立は共倒れの危険が高い。総体的に５８歳には見えない可愛さで有名な共産現職の八田（紫の愛知出身ひろたかずはと一字違い、関係無いらしいけど）が漁夫の利を得る可能性が高い。また、佐藤、寺西が尾張。木俣、浅野、八田が三河が地元なため、地域対決の様相もある。
三重 定数１ ９８ 自 ０１ 無（野） 衆自３民２
△津田健児 ３４ 自新 ４・５
▲芝博一 ５２ 民新 ５・５
×中野武史 ２９ 共新 ３０・０
岡田幹事長の地元で、小泉旋風が吹き荒れる０１年選挙でも二つしかない野党が勝った一人区だけに民主勝利の可能性が高かったが、擁立した芝は５２歳と若くなく、神主出身で自民党より保守的な発言が目立ち、県議時代三重教職員祖合の勤務時間内の組合活動を県議会で問題にして、組合員から１０００万近い給料を返還させたことから恨みをかっており、組合が真面目に選挙しない可能性が高いのが痛い。一方引退する斎藤十郎元参院議長の後継の県議津田は３４歳と若く将来性があるため有利。民主は候補選びで自滅。
滋賀 定数１ ９８ 自 ０１ 自 衆自１民３
▲上野賢一郎？ ３８ 自新 ６・０
△林久美子 ３１ 民新 ４・０
×川内 卓 ５４ 共新 ３０・０
さきがけ武村正義の流れをつぎ、先の衆院選では小選挙区を３つゲット。破れた残り一つもあと４０００票と全国で最も民主独占に近い民主王国。３１歳地元テレビ局の女子アナ林という若く知名度の高い候補擁立に成功し有利。自民は現職河本英典が５６歳の若さで引退。衆院１区からでた元総務官僚の上野、古賀誠秘書の藤井勇治などが検討され散るが、院政を狙う河本のさじ加減しだいで苦しい。
京都 ９８ 定数２ 無（野）・共 ０１ 自・民 衆自３民３
△二之湯智 ６０ 自新 ５・０
△福山哲郎 ４２ 民野前１ ４・５
▲西山登紀子 ６０ 共前２ ５・５
９８年落とした自民は府連幹事長で右京区選出の京都市議二之湯を擁立したが、６０歳で新人という高齢ぶりと醜悪なルックス（あちこちにポスターはってるの見たが本当ひどい顔）が難点。一方前回野党統一候補で一位当選した福山は前回得た公明票が自民に行くのは痛いが、二之湯とは対照的な若さと人気の高い前原誠司衆議とのタッグで有利。西山は２期勤めた知名度は高いが、退潮著しい共産にあっては、いくら共産王国京都であっても苦しい。
大阪 定数３ ９８ 無・共・公 ０１ 自・公・民 衆自６公４民９
△北川一成 ６０ 自高新 ５・０
△山下栄一 ５６ 公前２ ３・０
△尾立源幸 ３６ 民新 ４・５
▲宮本岳志 ４４ 共新 ５・５
穴島田伸助？４７ 無新
穴辻元清美？４４ 社？新衆２
でれば当確だった西川きよしの引退で少し盛下がり気味。全国一の創価王国大阪だけに山下は当確。民主尾立は衆院選で、選挙区を極右西村慎吾に譲った経緯があるだけに組織をあげての選挙が期待されやや有利。自民は候補を一人に絞ったとはいえ、学会票がないとまともに戦えない大阪自民だけに不安。一方の共産も京都に次いで強い大阪とはいえ、退潮傾向にあっては厳しい。西川引退で空いた吉本枠に先日サンデープロジェクトを降板した伸助や桂三枝の出馬も噂われており、また辻元清美姉さんのみそぎ出馬もありえ、そうなると大乱戦。
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