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2004/06/11(金)
制作の一番忙しい日
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6月10日は本当はすさまじい日でした。あまりのすさまじさに、昨日の日記はそのことに触れませんでしたが、本日11日付けの日記で改めて書きたいと思います。
紫公演の本ビラがようやくできた。遅すぎるぞ。あんだけせかしたのに、ぷんぷん
と、いうことでようやくDMがだせる。DMの封筒に本ビラと、DM読み物と、当日清算券を入れる。お客様に届く日にちを考えれば、今日がタイムリミットだ。風雲つげる紫野。その日は幕をあけた。
おもいきり散らかしたいので、作業はボックスではなく、ミーティングルームAでやることにした。すでにこの部屋の半分は衣装が占拠している。残り半分を使い、我々は作業である。
チケットが届いたのも昨日なんで、まずはチケット切りだ。私と本宿だけではいかんともしがたいので、援軍を頼む。みんなにひたすら切ってもらい、私が裏にハンコを押していく。ハンコを押したチケットは現金と一緒である。私の手によって、ただの色画用紙が500円に変わっていくというのは創造主になったような、一種の快感である。しかし、なにぶん量がハンパじゃない、時間がないので、役者のノルマ分は自分で切れということにした。怠慢極まりない。
長町や加藤や雅美嬢がチケット切りをしてもらってると、ダイジョウも援軍にきた。しかし、最近二度も警察の世話になった彼(彼の名誉のために言うが、決して悪いことしたわけじゃない、一度は自転車のカゴに鞄を置いてたら、ぱくられたのと、例の正面衝突だ)にカッターを扱わせるのは、佐世保の事件の記憶が新しい昨今危険だ。と、いうことで、彼にはDM読み物を折って封筒に入れてもらう。
ヘンリー・フォードが偉大だと呼ばれるのは、流れ作業を思いついたからである。流れ作業というのは実に効率がいいもので、このぶんならなんとあか、なるかもと思った。しかし、学生は授業があるのである。当然学業優先、授業になればいなくなる。さらに本宿を挟み込みに派遣、私も授業で作業が止まる。大丈夫か?
授業の空き時間になり、再びミAに戻る。私は、ただひたすらハンコを押し、ただひたすらビラを折った。耳元では「地上の星」が流れていた。ついに、大詰め封筒に当日清算券をいれる作業になったが、見込み違いで当清がたりなくなるじたいに。しかたないので、普通のチケットに当清ハンコを押す。ご招待は多く作りすぎたのに、自分が情けない。
そして、いよいよフタをする。しかし、時間は6時。通しの時間である。見学にきた掛川までが手伝ってくれた。そして、なんとか8時にフィニッシュ。帰りに本宿と粛々とポストに215枚ものDMをごそごそ入れる。もはや、なにかの抗議団体か。炭粗菌テロでも送るみたいに不審だった。
しかし、まだ仕事は終わらない。これから、広告費徴収。町張り。街宣。ビラ配り。さあ、がんばろう
ちなみに1回生の芸名が決まったそうだ。我らが、本宿は本宿渋味、後継として期待してたのに、官房長官をついでくれなかったのは残念だ。主演のキムキムは払払キムラになたつぉうだ。先輩のその場のノリで決められた芸名で気の毒だ。小西はコタツ、小西達郎略してコタツだそうだ。ドン小西がよかった。ダイジョウはバリ王。いつもバリ王のTシャツをきてるからだそうだが、正面衝突の方がインパクトがあるぞ、雅美嬢は雅悠希、宝塚好きなだけあって、ヅカ風につけたようだ。いずれ恥ずかしくなるだろうな。ミサは、フユミ(どんな漢字か忘れた)ヨウゲツだか言う名前、そこまで坂本冬実似のネタをひきづるとは思わなかった。そして、一番の馬鹿は、山下のプリンスコウだ。なにがプリンスだ馬鹿野郎。ふざけてるというか、大好きなバレーボールの誰かからあやかって、め命名したらしいが、自分でプリンスと名乗るなんて新庄みたいな馬鹿丸出しだ。誇大広告でJAROに訴えられるぞ。あの正論フェアプレーキャラと、自分でプリンスと名づけるのが同一人物ってのはどうもしっくりこないな。
と、いうことで、本日より1回も芸名表記となります。ただ、早くも次の公演から本名に戻すというやつが結構いるので、ややこしいことになりそうだが。
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