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2004/07/01(木)
堀江社長の野望
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昨日入った、ライブドアによる近鉄買収のニュースは久々に嬉しいニュースであった。確かにうさんくさい企業である。ライブドアは元はエッヂだそうだ。エッヂのCMといえば、昔江口洋介とトータス松本が出ていたが、あのCMで社長役だった江口洋介はあからさまにうさんくさいベンチャー企業の社長といった感じだった。まさか、本当にあんなうさんくさい人だとは。あえて、スーツじゃなくTシャツでくるのが狙ってるとしか思えない。だいたい、IT企業なんかバブルだ。社長の個人の才覚で成長した企業だ。一度こけたらやばそうな臭いはぷんぷんする。なにより、本気で近鉄が買いたいというよりも野望の一環であるのは見え見えだ。
それでも、なんとかバッファローズを救ってもらいたい。合併問題の発表後、誰かは立ち上がってくれると信じていたが、やっと現われてくれた。しかし、前途は多難のようだ。近鉄側はすぐさま、買収を拒否って、オリックスとの合併を進めるという。そしてでたのが、ナベツネ発言「もう終わった話、金さえありゃいいってもんじゃない、俺の知らないやつをプロ野球にいれるわけにはいかん」ときた。この男、前々から人間のクズだとはわかっていたが、ここまで救いようのないやつだとは。自分の知らないやつはプロ野球にいれないとは、何様のつもりだ。おそらく、自分の推し進める１リーグを、３１歳の若造に水を指されたから頭にきてるんだろう。自分に逆らう意見は意に介さない。本当にどうしようもない人だ。大学時代、共産党員だったとは思えん。（まあ、あの独善的やり方は共産党の悪いところだけうけついだ感じだが）おそらくは、読売から近鉄側へもかなりの圧力と金が渡っているんだろう。でなければ、近鉄にとっても売却の方がはるかにメリットが高い。それを邪魔してるのは読売のアメと恫喝しかありえない。
しかし、ここで負けてはならない。救世主ライブドアにはなんとかすくってもらうしかない。堀江社長にとっては、今回の件で知名度が上がり。その若さであのナベツネにたてついたというだけで、ビジネス界での名声は約束されたようなものだが、野球ファンにとっては、買ってもらって初めてうまくいくのだ。演劇好きとして近鉄には、近鉄小劇場をなんの躊躇もなく閉鎖された恨みがある。まずは、ファンが一致結束し近鉄に圧力をかけるべし。本社前で座り込み。つらくても大阪ドームにはいかない。近鉄に乗らない（奈良方面から通う人は、高くてもJRに乗るべし）。志摩スペイン村にはいかない（これは呼びかけなくても、誰もいかないだろうが）。などの対策が必要です。
そして、もっとがんばってほしいのは選手会である。プロ野球労組委員長の古田はストも辞さない構えと聞いた。給料あげろだの、試合増やすなでスト起こされるのはかなわんが、雇用のため、なによりファンの夢のためストを起こすなら断固支持する。７月は何試合か甲子園のチケット買っていて、それが無駄になるのは惜しいが
やむを得ない。ストライキを起こしてでも、買収に応じるよう圧力をかけるしかあるまい。
とにかくナベツネの好きなようにさせてはならない。私も微力ながらバファローズ存続のために頑張るので、応援よろしくお願いします。
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