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2004/07/14(水)
参院選分析3
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愛知 ○○○ 当 浅野 勝人 <自民 新> 824,941 当 佐藤 泰介 <民主 現> 742,882 当 木俣 佳丈 <民主 現> 672,450 八田 ひろ子 <共産 現> 417,587 古井戸 康雄 <無所 新> 177,349 以下略 自民は最初はあわよくば浅野に加え与党系無所属古井戸も当選させようとしたが、ハナから無理とわかって、途中から全勢力を浅野に投入。おかげでさすがにトップ当選。佐藤は同じ社会党出身で苗字までおなじのサトカンこと佐藤観樹元自治相の秘書給与疑惑が痛手、自民は卑怯にもサトカンのことを言う時は必ず民主党の佐藤氏というため(言葉上ではどこも間違ってない)、自分が犯罪者に間違われる逆風をくらったがなんとか当選。一方愛知最強の旧民社系で前回トップの木俣は、前回もらった公明の支援がなくなったのと、地元の豊橋(衆院15区)現職の都築穣が選挙違犯のため失職確実なので、内心衆院に回りたくてしかたなのでやる気がでなかったのか最下位当選。八田は全国的逆風と共産県議0の中健闘したが、後一歩及ばず。58歳に見えない可愛い顔で新井くんをはじめファンも多かっただけにショックを受けた人も多かったようだ
三重 ○ 当 芝 博一 <民主 新> 470,940 津田 健児 <自民 新> 370,748 以下略 芝は三重県内最強労組三教祖(三重教職員組合)の仇敵だけに最初はその支援を受けられず大苦戦。しかし、声高に教育基本法改正を主張し、自民執行部から喋らすなと言わすくらいタカ派発言ばかりする津田を前に、三教祖も津田よりはマシと土壇場で芝を支援。さらには岡田代表の誕生で、地元で絶対落とせん雰囲気ができて圧勝した
滋賀 ○ 当 林 久美子 <民主 新> 290,660 上野 賢一郎 <自民 新> 251,196 比例復活当選も含めると、全国で唯一全小選挙区に現職衆院議員のいる民主党王国にも関わらず、自民は最初重点区にせず。なめられたと怒った民主は琵琶湖くさつ放送アナの林久を立て着々と地盤固め、自民もヤバイと気づいて土壇場で公明に支援を頼んだが時すでに遅し。
京都 ○○ 当 福山 哲郎 <民主 現> 484,297 当 二之湯 智 <自民 新> 358,512 西山 登紀子 <共産 現> 263,548 福山は山城国内は勿論、自民に歯が立たないと思われた丹波・丹後地方でも圧勝。京都を完全に民主党王国に伸し上げた。二ノ湯は98年失った議席をなんとか取り戻したが予想外の大差での2位。もっと深刻なのが共産、この京都でまでここまで惨敗ではもう終わりか?
大阪 ○○× 当 尾立 源幸 <民主 新> 910,597 当 山下 栄一 <公明 現> 795,256 当 北川 イッセイ <自民 新> 735,164 辻元 清美 <無所 新> 718,125 宮本 岳志 <共産 現> 442,755 尾立はとにかく島田伸助の応援が効いた。山下も学会王国の面目躍如。自民北川は一人に絞りながら、辻元にあそこまでおいこまれヒヤヒヤ。自民候補は公明の支援がないとまともに戦えないことを表明してしまった。その清美姉さんは、執行猶予の身ながら後2万票の惜しいところまでいったが、地元高槻(衆院10区)では他候補に圧勝。次の衆院選での復活は濃厚か?
兵庫 ○○ 当 水岡 俊一 <民主 新> 910,114 当 末松 信介 <自民 新> 791,286 大沢 辰美 <共産 現> 330,834 以下略 共産の逆風で実質無風区。大沢も一応現職だったんだが
奈良 ○ 当 前川 清成 <民主 新> 311,990 服部 三男雄 <自民 現> 261,968 以下略 服部は前川リードの報道に大変な危機感を持ち、眼鏡をコンタクトにかえ、プライドの高さでは有名だったのに、支持者の前で土下座までして、さらに公明のテコいれまでしてもらったがボロ負け。ダメ男まるだしの最後となった
和歌山 ○ 当 鶴保 庸介 <自民 現> 255,478 川条 志嘉 <民主 新> 166,525 以下略 野田聖子のダメ夫鶴保が圧勝
鳥取 ○ 当 田村 耕太郎 <自民 現> 151,737 土屋 正秀 <民主 新> 114,597 以下略 非常識な選挙活動で有名な田村だったが、鳥取という土地柄にすくわれた
島根 ○ 当 青木 幹雄 <自民 現> 254,704 神門 至 <民主 新> 124,403 以下略 全国的逆風でも、参院のドン青木には無縁の話
岡山 ○ 当 江田 五月 <民主 現> 498,515 加藤 紀文 <自民 現> 349,219 以下略 定数が1に削減になり、現職のどちらかが落ちるサバイバルゲーム。衆院小選挙区は自民が独占してるだけに普通なら加藤の勝ちだが、親子2代元社民連代表で抜群の知名度を誇る江田が大幅リード。加藤は公明に協力してもらうしかないと頭を下げるが、ここは無理と判断され手を抜かれる始末。結果16万票差と全国の1人区の中では一番大差をつけられ、自民王国なのに惨敗で大ショック。
広島 ○○ 当 柳田 稔 <民主 現> 509,875 当 亀井 郁夫 <自民 現> 493,817 以下略 はずれるわけなし
山口 ○ 当 岸 信夫 <自民 新> 365,462 大泉 博子 <民主 新>311,851 以下略 自民は切り札として、安倍幹事長の弟で岸家の養子になった岸を擁立。前回勝った民主松岡満寿夫は恐れをなして引退。岸圧勝かと思われたが、紫の6月公演じゃある毎氏今更岸信介一族の世襲はいいという雰囲気が県内には蔓延。さらに民主大泉の官能小説を書く元副知事という異色の経歴が人気を呼び大接戦。弟を落とすわけにいかない安倍が公明に泣きついてなんとか岸が逃げ切った
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