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2004/07/15(木)
参院選分析3
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徳島 × 当 小池 正勝 <自民 新> 166,032 東条 恭子 <民主 新> 153,057 以下略 民主は選考が大幅に遅れ、ようやく擁立したのは無名の東条。元徳島市長の知名度を持つ小池の圧勝かと思われたが、過去の行状1・三木俊治徳島市長の後継なのに、三木氏が国政に出馬した時応援しなかった。2・吉野川稼動籍賛成で市長に当選しながら、市民から反発が来るとあっさり反対にまわる。3・そのくせ稼動籍賛成の自民公認で出馬というええかげんさが嫌われ後一歩のところまで追いこまれる。世論調査では圧勝だっただけにヒヤヒヤものであった。民主側には党内1の美人と名高いみほっちこと衆院2区選出の高井美穂代議士、自民側には後藤田衆院議員の奥さんになった水野真紀と両陣営に美人の応援がついた羨ましい選挙区
香川 ○ 当 山内 俊夫 <自民 現> 204,392 植松 恵美子 <民主 新> 197,370 以下略 保守王国ゆえ山内安泰かと思われたが、候補者の中でも群を抜く美人の植松が美貌を生かして猛追。岡田代表も急遽最後の応援を高松市内で行い7千票差まで追い詰めた。破れは下が衆院選での再チャレンジも噂され今後が注目される
愛媛 ○ 当 山本 順三 <自民 新> 322,152 斉藤 政光 <民主 新> 273,784 以下略 自民山本は勝つには勝ったが、民主斉藤も保守王国で大健闘。今まで歯が立たなかった四国での民主の健闘が光る。
高知 ○ 当 広田 一 <無所 新> 159,178 森下 博之 <自民 現> 130,544 以下略 民主推薦をもらい、元自民党県議ゆえ保守票もとれる広田が勝利。当選しといて自民に入るんじゃないかとヒヤヒヤしたが、無事民主に入党メデタシメデタシ。小選挙区独占してる保守王国で負けた森下は救いようがない
福岡 ○○ 当 大久保 勉 <民主 新> 840,783 当 吉村 剛太郎 <自民 現> 636,406 古川 忠 <無所 新> 259,285 以下略 結果的に民・自が12フィニッシュ。ヤマタク系無所属の古川は親分がアレのため01年より票を減らし惨敗
佐賀 ○ 当 岩永 浩美 <自民 現> 197,100 川崎 稔 <民主 新> 177,139 以下略 89年すら自民が勝った保守王国。当然自民岩永安泰のはずが、世論調査では互角。公明に泣きついてテコいれしてもらいなんとか勝ったが面目丸つぶれ。川崎は大健闘
長崎 × 当 犬塚 直史 <民主 新> 344,606 松谷 蒼一郎 <自民 現> 303,723 以下略 県民の数に対する自民党員の数が全国一高い長崎。しかし76歳の現職松谷が引退しなかったことで暗雲が。民主犬塚は、民由合併で衆院3区を自由党候補に譲って参院に回っただけに党本部としても落とせない候補。ポスターに頬杖して映るキザっぷりや嫁がフランス人などの奇抜なイメージに対し、高齢批判の松谷は苦戦。公明のテコいれがあったものの犬塚の勝利となった
熊本 ○ 当 木村 仁 <自民 現> 411,542 本田 良一 <民主 現> 372,469 以下略 定数減で現職のどちらかが落ちるサバイバルレース。とはいえ保守王国のため定数1になれば自民安泰かと思われたが、本田も現職の意地をみせ追いこんだが後一歩届かず
大分 ○ 当 足立 信也 <民主 新> 341,741 仲道 俊哉 <自民 現> 241,296 以下略 仲道は現職とはいえ、前回は民主・社民の分裂で漁夫の利を得たうえ、74歳の高齢では民・社が一本化した47歳の足立にかなうはずもなく。世論調査でも惨敗予測。哀れ党本部からも追いつけないと見捨てられ、テコいれさえもしてもらえずその通り惨敗
宮崎 × 当 松下 新平 <無所 新> 277,352 上杉 光弘 <自民 現> 260,621 以下略 今回一番のびっくり選挙区。私は今回7つ予想をはずしたが、他の6つはまだ予想できたが、ここだけはまったく予想外だった。超保守王国ゆえ、民主が擁立断念。かわりにでたのが、元自民党県議松下。いくら保守分裂選挙で、民主・社民が松下に側面支援してるとはいえ、自治大臣までつとめた大物上杉の落選はないと見ていたが大外れ。心配された松下の当選後の自民入りもなく(無所属のまま会派は民主)万万歳の結果となった
鹿児島 ○ 当 野村 哲郎 <自民 新> 455,591 皆吉 稲生 <民主 新> 315,560 以下略 保守王国で定数1減なら、自民圧勝
沖縄 ○ 当 糸数 慶子 <無所 新> 316,148 翁長 政俊 <自民 新> 220,803 全国唯一の共産もふくめた野党共闘がうまくいき、糸数が圧勝した。爺長はわざわざ衆院をあきらめ参院に回り、対立候補だった伊良皆高吉を必死の説得で比例に回ってもらいながら惨敗で今までの努力がパー
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