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2004/07/22(木)
下劇視察
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下劇にサンタ禁止令の通しを見に行った。本来一度髭白に上演許可を与えた以上、作者がみだりに口出しに行くのはよくない。作家を農家と例えれば、演出はコック、どんな不味く料理されても文句はいえないのだ。しかし未練たらしさにかけては羽賀研二並の私は心配で仕方ない。髭白も書き直す際、ちゃんと相談に来てくれるので調子に乗ってます。
で、見学した感想は髭白君演出としてはなかなかではないでしょうか。私の中身のない本を彼なりに解釈し書き直し、よく髭白色がでてると思います(単に私が演出した場合と、イメージと違うからかもしれんが)。もう私が書いたというだけで、髭白の作品になってるなと感じました。正直寂しくもありますが、健闘を称えたいです。惜しむらくは演出ができていても演技指導ができてない。サッカーの監督だったら、戦術や作戦考えるのは優秀なのに、ボールの蹴り方が教えられない感じだ。まあ本来演出が演技指導まで面倒みてやる筋合いはないのだが、学生劇団の場合、役者が下手なので、演技指導までしなきゃ話にならないのだ。見たところさすがに3回生は巧いが、下級生は会話になってない。テンポの悪さと、相手の台詞が飲み込めてないのがかなり致命的。髭白も対策はごまさんの講座で教わったはずだぞ。まだ3回二人だけのシーンしか安心してみれません。かなりヤバイですよ、残り期間で頑張っていい作品にして下さい。 終わった後は意見を求められたが、あまりでしゃばるとあれなんで演出的なことは触れずテクニック的なことだけ言ったら林堂君(下劇の看板の3回)から飯誘われたので、色々話して来ました。脚本の矛盾点をつっこまれました。ただほとんど髭白が書き直したとこだったけど。髭も書き直すのはいいが、辻褄は合わせてね。でも髭白最初本持ってきた時作者は?と聞かれ口篭ったって話聞いたから大丈夫かと思ってたが、林堂君はじめ他の人達も、皆さんでしゃばり作者を歓迎してくれて(帰ってから悪口言われるかもしれんが)、みんなこのお芝居を楽しんでくれてるようなので嬉しかったです。これを機会に下劇の皆さんとも仲良くしていきたいですね。
で、今日は早速一人飲みに誘ったのだが、北青で待ち合わせたら掛川までついてきて強引に飯に行くことになった。なんてずうずうしいやつなんだ。
ちなみにサンタ禁止令本番は8月の6から8です。詳細は下劇のHPにあるでしょう。皆さん是非見に行って下さい。
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