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2004/08/06(金) サンタ禁止令1
今日から下劇の本番です。と、いうかあこれ書いてるのは本番後なのでもういいでしょう。感想書きます。どうしましょう?今回はかなり自分も反省点があるし、自分もそんなエライどころか素人もの書きとして、あまりようは書けませんが、まあ、親友ひげしろにむけてなのであえてズバズバ書きましょう

 みた感想としては、楽しめなかったです。一番の問題は本選びに失敗したと思います。自分の本を使ってもらえるのは凄く嬉しいので、なにを書いてんだとなりますがね。ひげしろの演出ぶりを見て演出能力はともかく、信念はかなり感じました。自分のやりたいことを貫ききった印象です。ただ、それには私の本は向かないと思います。この作品は、サンタ禁止法という、国がなんでそんなものを規制するんだというのを規制する様を描いた作品です。私はそれを笑い飛ばす作品を書いたのですが、彼はその怖さを真面目に憂いる演出をしたようです。まあそう演出したいという気持ちはいいが、そう演出するには向かない本であると思います。

 彼はそれを半分近く書きなおしてました、ダイレクトにメッセージ性がある台詞が追加されていたところに関しては、かなり説教臭いと思いますが、いいでしょう。ただ削ったシーンに関して、物語として成立してたかというと疑問です。わかりづらいですが、イコールで結んでるシーンの片方を削ったため一番端的にあらわしていたのが、主人公がお腹がすいてうどんを食べにハケたら、ソバ屋だったため舞台上に戻ってきたというところです。ここは刑事が一人ででてきて台詞を言うために、主人公にハケさせたために作ったシーンなのですが、刑事の台詞がカットされたため、一回ハケる必然性がまったくないシーンになってます。そのため見ていてすごくテンポが悪い。着替えないのに着替えのシーンをカットしないのも問題ですね。一番問題なのは主人公がサンタ禁止法違犯をしてるところです。私は合法的に戦うことで書いたのですが、非合法になってました。これは作品の意味じたい変わってます。

 さらに根本的にひげしろは笑いをとる気があまりないようです。笑いをとる気がないのは考え方だからいいのですが、それをこの本でやると大変です。まずしょうもない小ネタが多すぎます。元々本気でやってもそんなにうけるとは思えない小ネタですが、笑いをとる気が薄いのに台本に書いてるからといって、読んでいるのは痛かった。ちょっと例は違うが、元の客本に「私NHKは見ていないんです」「え、昨日一人でできるもん見てたじゃないですか」という(あんまおもしろくないけど)小ネタがある。髭白はそこをわかりずらいから「新撰組!」に変えたいと言っていた。しかし、ここは一人でできるもんだから可笑しいと思う。新撰組!では笑えない、この微妙なニュアンスはなかなか文章では伝えにくいが、つまりギャグなんて狭ければ狭い方がわかる人にはおもしろいので、もっといえば「この町大好き」か「天才てれびくん」くらいまでにしたいが、そこまでくると置いてけぼりにする人が多すぎるので、妥協して一人でできるもんあたりが丁度いいかなといところである。そこがわかんないのところでちょっと危険だと思いましたがやはり敵中。髭白、どうやらどこが面白いかわからなくてつぶしてる面が多い。たとえば「綾瀬(登場人物の名前)あんたいい奴ね「「そうですよ今頃気づいたんですか」という台詞はちゃんとやれば滅茶苦茶笑えるはずである。しかしその意味にきづかなったようだ。そういう意味で非常にはがゆい。特に最後の台詞がまんまウルトラセブン最終回のパロだとわからず感動的シーンにされると恥ずかしい。替え歌歌ってるのに、オリジナルソングと思われたみたいだ。

 と、いうことで今回は、上演許可する難しさについて考えさせられた。今までも小学校以来、自分で演出してたとはいえ、回りの顔色伺って、どんどん書きなおして思い通りの作品になったかといえばあれだがまあ自分の作品だよと言えてきたが、今回のはちょっと私の作品とは思えないなというところです。演出が友達ということで様々な面で馴れ合ってしまったと思います。今後、こんな機会があるかはしらんが、深く考えて行きたいと思います


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