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2004/09/18(土) 路上デヴュー。この二日間の話

 さて、これは昨日の話です。7時過ぎまで脚本きめでくたくたになった私ではあったが、次なる行き先があった。そこは四条河原町高島屋前。なにをするか?それは月曜の日記で匂わせた話である。そう、路上パフォーマンスである。

 ハラダさんからそのことを言われたのは、月曜公園で飲んでいた時だった。もともと彼が路上パフォをしているのは知っていたが、まさか、受講生である我々にまでやらせるとは思ってもいなかった。路上でやる意義は劇場というのはどんなにつまらない芝居をしても客を拘束できる。しかし、路上はつまらなければすぐに去る。人に見られる意識そのシビア感を体験することが大切なんだそうだ。とはいえ、読者の皆さんはどうよと思うかもしれんがわずか一週間でエチュードづくしの練習に慣れ、さらに公園ではしゃぎハイテンションになっていた我らに迷いなどなかた。昨日の甲子園コント(ピッチャー高間・キャッチャー高野・セカンドでキャプテン勝二。2年で四番レフトヨウスケ)に加え、新たに控えのスコアラー役で岸田君を加え、早速野球コントを金曜の夜やることになったのだ。

 そして、今日我々は集まった。事前に衣装を白TシャツとGパンにあわせようと約束していた。とりあえずモスで話し合ったが、その同じ格好で5人で打ち合わせしてる姿は異様だった。

 そして、ついに路上デヴュー。なぜか山崎がいて(忘却の人何人かいたらしい、しかし高野くんは漏らした覚えがなくどうやって情報入手したんだ?)。しばらくして平と今西(ヨウスケからもれたらしい)まあ、気を取り直して高島屋前にヨウスケが買ってきたレジャーシートをひく。ギターをひく人。詩や絵を並べて売る人や子猫の里親を探す婆さんなどおなじみの人の前に現れた謎のコント集団。果たして結果は?

 もう感想としては、全然声が聞こえない。予想はしていたが、本当に人はとまらない。まず声が届かない。やはり芝居仕立てのコントだと、前フリが重要になるから途中から見てもわかりづらいようだ。それでもまったくの部外者がそれなりに止まってくれるようになってきた。とくに女子高生二人組がかなり笑ってくれたのは嬉しかった。これを逃してはいけないと、新作コント「戦場で誰か一人をオトリにする」をやったが、即興のためうまくいかず途中で帰ったしまった。滅茶苦茶悔しい。気をとり直して、野球コントを再演。相変わらず厳しいが、ある二人組みがお金を入れてくれた(山崎も5円いれてくれたが、関係者なので素直には喜べないよね)。しかも100円玉と500円玉、なんと500円もいれてくれたのだ。嬉しい。

その後ハラダサン、藤本さんが到着。とにかくでかい声をだして注目させるのが第一とアドバイスされたので、なぜか「暴れん坊将軍」のテーマを大声で歌う。すると突然酔っ払いが「うるさい」と絡んできた。どうしようと思いいったん、やめるが、ハラダさんが「あれも利用しよう」といい、一緒に歌ってくれることになったので再開。するとまた酔っ払いが、すると「おっさんの好きな歌歌います」というハラダさん、おっさんはきれて「うるさい」を連発。するとハラダさん「北の宿ですね」とかいって、適当に歌いだす。我らもつられて大声で歌う。おっさんいよいよきれて岸田君にパンチ。するとハラダさんは豹変しきれまくっておっさんを退散させた。かっこよかった。さすが路上やりなれてる人は違う。しかし、冷静に考えるとどう考えても路上で騒いだ上注意したおっさんに逆ギレって、うちらの方が悪いだろ。しかも、おかげで安心してやれたと思ったつかの間、警察が「この辺で喧嘩があった?」と、聞かれたのでスタコラ逃げてきた。

 自力でかせいだ605円。5人でやまわけし、河原でうまい酒を反省会をしつつ飲んだ。とはいえ、この日は冷静に見れば、ただ路上で大学生が騒いでただけ。パフォにもなんにもなってない、充実感はありつつも悔しさも残り、リベンジを誓った。

 そして、今日も和田さんを加え、第2回。昨日の反省に基づき、コントよりも漫才や不条理の方が通じると考え、まずは近くのダイソーで小道具仕入れる。私はリコーダーとめん棒を買った。ざっと作品を並べると「ヨウスケ&和田の漫才」「岸田・勝二の肩たたきを使ったファイト(不条理系)」「高野の熊手をギター代わりにした。あなたの歌をつくります」などだ。ほか二つはいまいちだったが、高野のは大成功だった。あなたの歌をつくる〜というのは、本当にギター持ってる人ではやってる人もいるが、お笑い系では斬新なネタだ。ミュージシャン系の人は、依頼が来た客に詩的なかっこつけたやつをつくるが、高野は熊手だからメロディーもくそもない見た目と名前をいじるだけなので大うけ、とてもおもしろいし金もかせいでいた。その発想力と才能、二日目にしてかなり差をつけられた感じで悔しかった。

 私はというと、リコーダーで演奏というのは独創的であったが、独創的すぎた。また、もうひとつの企画としてめん棒を使い「あなたの耳を掃除します」というのをやった。これはネタの発想力としてはかなりおもしろいとは思う、事実うけてはいた。しかし実際路上で「耳掃除するよー、膝枕させてー、耳垢は万病の元だー」と叫ぶアロハの兄ちゃんに耳掃除をしてもらおうなんて人がいるはずがない、ちょっと革新的すぎた。お客がとまてお金をいれてくれるネタじゃないのだ。

 とりあえず、毎週週末は基本出ることになるようだ。一週間考えて、終わるまでには一人でできて(ほかの人の随行なしで)お金入れてもらえるようになるぞ!!!


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