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2004/09/04(土)
夏公の思い出は迎旭人とともに
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今日は千秋楽でした。この公演中ずっと筆不調で、本公演について全然詳しいことを書けませんでしたので、まとめて書きましょう。今回は劇団新感線の「仮名絵本西遊記 巻ノ一 烈風魔界天竺篇」っというお芝居をしました。そう、あの新感線です。自分が和泉亮宗家じゃなくても、息子の嫁が新感線だったらきくような芝居ばかりする新感線です。実際あれはいのうえ歌舞伎といわれてますが、学生劇団で新感線やるのは、学生劇団で歌舞伎をやるくらい無茶です。今回は、ケッペキ座長の小出薫氏をはじめ、ゆーみん、勝二さん、ユージさん、奥村さん、新井、スタッフも∞、お松さんと豪華客演メンバーと、紫から掛川・長町・ヨウスケ・コウ・雅・ヨウゲツ。そして急遽二週間前に炬燵が入ってきました。短い期間で、私もいつもにましてボーとしていて、迷惑かけままくりましたし、他にもいろいろアクシデントがあったみたいですが、ホール入りしてから気分も乗ってきて楽しい公演だったと思います。
私の役は美候王という王様でした。別にどんな風にもやりようがあったのですが、謀反を起こされるシーンをいかして、馬鹿で傀儡のダメ王様でやりました。メークも5分けでアイラインでぱっちりお目目で頬紅をぬりまくってバカ殿そのもの。いつものごとく、他人に全く合わせず、自分のやりたいことやりたい放題で迷惑かけました。ごめんなさい。でも、「ビコー」って掛け声を言うだけでゆーみんにうけたのでいいや(もう林家パー子なしに無条件で爆笑)。それにゆーみんママ。ヨウゲツママ。雅ママ。田渕☆ママと4人ものお母様にあの王様可愛いとうけていたらしいのもよかった。(コウママ、炬燵ママまでやってりゃ6冠王だったのに)
お客様の反応は思った以上によかったです。水曜以外は常に会場は笑いにあふれていて嬉しかった。一週間前の通しのグダグダぶりからみてかなりの出来でしょう。照明も始めて単管組んだし、装置は紫近年まれに見る豪華だったし、楽しんで頂けて幸いです。
さて、豪華ゲストにも触れずにはいられないでしょう。豪華ゲストとは、私の役が釈迦の右手を持つという設定で、悟空を倒そうとして召還獣を出すんですね。その召還獣が脚本では一発芸するので、それを毎日変わるゲストにやってもらおうということでした。今日は前前から未踏座勢から数々の恐ろしい伝説を聞かされていた迎旭人氏。田渕☆さんの証言通り、最初は人見知りしてましたが、舞台に上がると噂通り凄まじい人でした。いきなり小道具にAVとティッシュを持ってきて「ここで××」と言った。私も室伏に話題がでたので、客席にいた琢磨さんをドーピングした選手に似てるのを利用し客いじりしたりして対抗したが、さらに剃刀をとりだし、私に陰毛をそらせようとして退場。びっくりした。
今日はごまさん、朝平さん、誠サマなど客席も豪華だった。迎さんがでることを知らなかった誠サマは唖然としていた。下劇の松山くんやゼミの山口さんも来てくれた。付き合いの短い人にアレ見られると恥ずかしすぎるな
その後は、単管を1時間弱でバラすという鬼バラシの後、四条で打ち上げ、参加メンバーに加え、オペの聡太さん、塩貝さんにバラシ手伝いの武も(人見知りの多い紫の中で、知り合い増やしたい赤ラと参加してなくても来るところは買う)、そしてよしはるさん、迎さんも来てくれた。打ち上げでは、よしはるさんに片手間口説かれた。炬燵も口説かれてた。迎さんは私のこと知っていた。まあ悪行で有名らしいのではづかしかったが。他の人達とも労のねぎらい合う。あいかわらず、私ようすけのダメ兄弟はダメ男のメシアゆーみんに甘えまくってた。もう、ゆーみんを好きになった時点でダメ男らしいな。
しかし、MVPは我らが主役孫悟空を演じたプリンス・コウだった。ベロンベロンに酔って、打ち上げ席上で「頼りない主役ですいません」と謝ったと思ったら、下に降りたらバ倒れる。そのままにしておくにはいかんので、炬燵と二人で持ち上げるが、全身脱力舌人間は重すぎる。頭もぶつけるし大変だった。掛川・∞・ヨウゲツらとなんとか河原に運ぶが、寝言を聞くとやつはどうやらまだ本番だと思ってるらしい。試しに聖天大聖と声をかけると「孫悟空」とつぶやく。面白がって、小出さんが「こいや悟空」というと寝てたのに、きりっとした顔でおきあがりまたすぐ倒れる、かと思うと感極まって泣き出したり、こんな面白い酔い方する奴は始めてだ。普段冷静な小出さんがはしゃぎまくったり、ユージさんが自転車に顔つっこんだり、あの店アルコール度数高かったのかな?
そしてなんとかカラオケにそこでのMVPは迎さんだった。とにかく暴れる暴れる。人見知りするから打ち解けないと暴れないと田渕☆さんに言われてたのになんだこれは、。その3人の部屋に閉じ込められた雅は気の毒だった。さらに、暴れて人数がいっぴいる部屋に乱入しようとし、中の人が安全の為にドアに鍵をかけるとどんどんたたいてわけのわからないことを叫ぶ。お松さんは本気で怖がって震えていた。まるで狂犬のようであった。20年生きてるがあんな人みたことない。カラオケ終わって私とヨウスケ(普段一番飲んで暴れるはずのヨウスケが)は路上で寝ようとする迎さんを解放した。その間もお前はチ○ポ役者だとか深いんだか、くだらないんだかわからん発言を繰り返していた。さらに朝飯おごってやるとかいわれて言ったが、結局自腹になった。ヨウスケはかなり気に入られたらしく、カツショップ(迎さんの劇団??でいいのか・次は未踏座秋公演になってたけど、反松本幸恵連盟というのは本当なのか?)の第2回公演に誘われていた。ヨウスケもタメ口を聞いていた。モーニングコーヒーに行った連中はきっちり反省会して名残を惜しんだらしいが、私ら二人は迎さんで終わってしまった。前前から伝説を聞いていて、是非知り合いになりたいと思っていたからそれはそれでいいが、それでよかったのか?
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