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2004/09/06(月)
嘘つきはゴッドハンドのはじまり
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昨日、原田リャンが始まったばかりですが、今日は紫の鷹陵祭(学園祭)公演の話。正直もう紫はいいやと思ってたのですが、私(だけじゃないけど)のミスで、ちょっと婚公演がかなり厳しい状況になってるので(この日記紫の人も読んでうからまだ詳しく書けません、なんてかくと余計誤解を招くな)、責任とるわけじゃないが、また掛け持ちになるけど参加するかということにしました。
今回はまだ正式に決まってないが、他に脚本持ってきそうなやつもいないので多分そうなるでしょう。平九郎が中心となってオムニバス芝居をするようです。まだ詳しくは公表できんが、一つのアイテムをテーマに時代や場所を変えながら、作家が一人15分程度の短編を書いて、つなぎの部分を平が書くって感じで1本の芝居にしようという企画です。去年NHKで倉本聡・野沢尚(死んじゃったけど)・三谷幸喜という有名脚本家が3人でリレー方式で書いた「川」というドラマがあったがそんな感じです。鷹陵祭の練習期間は一月チョイしかないので、例年オムニバスになることが多いのですが、それを逆手にとって、日頃オリジナルを書いてもなかなか発表できない学生劇団の作家陣に発表の機会を与えよう試みで、平のその意欲を買って私も一本書こうと承諾しました。
今回それに呼応した作家陣は、今西・武・琥珀・ヨウゲツが名乗りをあげた。今西が一番古い時代で、そこから武―琥珀―ヨウゲツとなり現代の話を書いたのが私なのでその順となた。まあ、今まで書いた本を上演経験のある今西と私が先発と抑えというのは妥当に見えるが、作品を見ると女性陣はみな乙女路線。武も去年までライターズクラブに所属し、長らく小説畑にいた乙女路線である。中身は詳しくは書けないが、前4つはアイテムにあんるテーマにそって、歴史の当事者たちが美しい物語を展開していくもの(、それに対し私のはろくでもない人達がバカを繰り返し、テーマにはちょっとしかかすってないドタバタコメディである。言うなれば、前4つは大の大人がみると恥ずかしい話だが、私のは大の大人をバカにした作品って感じか?バランスが悪いな。オチがこれか?いいのか?
結局書いた人が演出するという形になった。私は週3・4日とはいえ前の週に原田リャンもあるし、書いただけでトンヅラする気だったのだが、上記の理由と、サンタ禁止令見てやっぱ自分で書いた本は自分でやらなな(ひげっちが悪いという意味じゃないから誤解ないよ)と思ったのと、なにより短編とは言え5本あると掛け持ちする役者が多いので、どちらにしろ一本の作品週3しかできないので、15分の本だし私の本は動きがない(見事に座ってるだけ台詞スピーディーに言えればなんとかなる)から、これを週3でできなきゃ不味いだろう。役者はまだ誰が正式参加するか決まってもないので決め様がないが、当然今西・私の方が下級生。武・琥珀・ヨウゲツの方に上回生がついてサポートって形になるでしょうな
ちなみに私の作品は「嘘吐きは神の手(ゴッドハンドと読むべし)のはじまり」という話です。もうタイトルからして、他の4作品とはあからさまに違うなバカ話です。あの今から4年前世間を騒然とさせた、藤村新一博士による石器捏造事件をもとにして書いた作品です(釈尊降臨やマラドーナはでてききません)。いずれ詳しい続報を書きますが、基本夢幕と似たような嘘吐きがてんやわんやになる話です。おそらくヒビサマ紫最後の舞台になるとともに、久々の作・演出作品お楽しみに。
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