ヒビサマ今日の一言
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2005/01/31(月) 陰謀論は楽しいな
 昨日、今日と別な話題を書いていたので書けなかったが、週末は芝居を2本観た。一応この日記は、他人へ対しては読み物だが、自分に対しては文章力をあげる、芝居を観たら必ず感想を書いて、芝居への見識と責任を持つ、単純に備忘録などとして利用しているので買いときます。

 土曜はMプロドュースの「11人の少年」を見に行った。先輩のシローさんから誘いがあったためだ。朝平さんやハラダさんも出ていた。感想は1500円は高いな。ハラダさんはおもしろかったけど。残念ながら、入所式で疲れ果ててて集中できなかったのだ。

 日曜は正直者の会を見に行った。岡嶋さん、田中さんの二人芝居だ。かなりおもしろかった。ネタのつくりが私好みだ。ただ、うしろでずっと映像が流れていたのだが、それが手振れが結構あって観てたら酔ってしまったのだ。そのせいで残念ながら集中できなかった。ギャフン。どちらもたいした感想がかけてないではないか。

 まあ今週末はNHKの反省番組見てる方がおもしろかったかな。もう、橋本新会長まともに喋れないんだもん、海老沢はあからさまな悪役面(あれで藤村俊二みたいな顔だったらここまで嫌われてないと思う。みんなはおヒョイさん相手にも抗議できるか?)だがそのぶん貫禄があったさすが老獪な政治家なだけあって口は達者だし、堂々としてたもんだったが、新会長はしょっちゅうつまるはカツゼツ悪いは、目の焦点があってないわ(あかえあさまにテレビ慣れしてない)いくら技術畑出身でもあそこまで話すのが苦手な人ってのもいるもんなんだな。

 しかし顧問就任すりゃ反発来るなんて、ガキでも予想できるのにね。もうわざとやってるとしか思えない。もしかしたら本気でわざとやってるのかも。今国民は、海老沢やNHKに怒っているが、小泉や自民党の悪事に比べれば全然たいしたことない。大好きな自民党を守るためわざと自分が悪役になって、本来小泉に向けられるべきの国民の怒りを自分の方に肩代わりしてんじゃねえか。

 馬鹿なことをというが、権力が自らへの不満をそらすためにどうでもいい話題をまきちらしたり、代わりを作り出すというのは、ローマ帝国のサーカスや徳川幕府の世紀の大悪政エタ・ヒニン政策の時代からある話である。現に参院選前など、曽我さんのディープキスだの、タイ人少女のビザ特別延期などどうでもいい話題で選挙から目をそらそうとしていたからな。近鉄・オリックス合併も野球ファンの関心を選挙から目をそらすためだったkもしれない。迂闊にも私もそれに乗ってしまったが、野球と政治とどちらが大事かといえば政治である。大事な問題を大事と感じない日本人の特質自体も問題だが、構造改革路線の黒幕と言われるオリックスの宮内と小泉の関係を見るとあながち陰謀論ともいえなくもない。するとナベツネの「たかが選手が」発言も、小泉を救うためのものだったかも。あれで国民全体がナベツネに怒り大団結して結果として表舞台から葬ったわけだが、あの時期国民が真に怒り大団結して葬らなくてはならなかったのは小泉だったはずだ。私も当時つい乗せられてナベツネを葬る方に力を入れてしまっていたので、悔やんでも悔やみきれない。このような陰謀を打ち破り今度こそ小泉は葬らなくてはならない

 なんて書いたけど、上記のことはなんの根拠もねえ陰謀論のたぐい(世界はユダヤに支配されてると同じくらいヨタ話)です。私は民間人だからそんな馬鹿話だもかいていいんだが、昨日テレビで見てた安倍を見たら、今回の騒動は「北朝鮮の謀略」だと言っていた。政治家が謀略論を言うようになったらおしまいだな。まあ、他の答弁を見ていてもおよそ知的な人間なら言わないような馬鹿な答弁ばかり、まあここまで知能の低い人が血筋だけで(A級戦犯の孫でえばられてもだが)総理候補というんだから怖いものである

2005/01/30(日) 響鬼放映開始
待ちに待った仮面ライダー響鬼の放送が始まった。同じ名前のよしみだ、みないわけにはいかない。朝8時からだ。ううむ、なんて健康的なんだ。

 ヒーロー番組好きの私は仮面ライダーも当然好きで、昭和時代まで(RXまで)なら全部の名前もいえてその主題歌まで歌えてしまう(誇らしいんだか情けないんだか)が、実はちゃんと生でみてるのはBRACKとRXの昭和末期シリーズだけである。ようはどっちかというとウルトラマン派なんだな。でも、まわりにはライダーフリークが多い。いわずと知れたカラオケに行くとライダーばかり歌うHIROFUMI、ストロンガーのストラップをつけてるコウ。初恋がシャドームーンという今西、初恋がアマゾンというこのみん。なにげに齋藤とかも見てるらしいし。ライダーの魅力はなんといってもお、水戸黄門ばりのお約束感でしょう、悪の組織に改造されながら途中で逃げる。どうやって生計をたててるのかわからんおやっさん、世界征服をめざしてるのに何故か幼稚園バスを襲う悪の組織。やたら箱根とか熱海とかを襲う悪の組織(撮影班が温泉に入りたいからーけど別府とかまで行く金はないので近場)。私もお約束を踏襲するだけで、一本芝居がかけてしまう(貧乳仮面)ってくらいである。

 しかし、最近の平成ライダーシリーズってなってからは1回も見ていない、HIROFUMIじゃないんだから毎週チェックなどできんのだ。話に聞くとクウガとかはかなりリアル路線(警察とかの動き方が、初代ライダーなんて警察はショッカーの存在知らなかったからな、ストーカーを見逃した桶川署並に危機感がない)らしいし、仮面ライダー通しが殺しあうってのまであるらしいじゃねえか。ううむ、子供の頃ライダーに憧れた世代が、大人になって大人向けのをつくって(子供ほったらかし)るのか。

 そんな中、響鬼は完全新生をモットーとしてるらしい、まず平成ライダーシリーズで進んでいたイケメン主人公制度を廃止(細川茂樹も歳いってるが充分イケメンだと思うが)しかし、コンセプトは平成のアマゾン・・・ううむ、アマゾンといえば企画物丸出しなのに、AVで言えば1号やV3が正当派女優、ライダーマンがインディーズとしたらアマゾンは素人ナンパものだもんな、それを超えるとなると、ロリコンものとか危ない方向に行くか、チョコボール向井の××とか男優メインの誰が借りるんって企画物になるぞ。いいのかライダー?

 そんな心配をしながら見るといきなりテーマソングが歌なしの和演奏。脚本家を見ると、きだつよしではないか。きだつよしといえば、発砲BIZINという劇団で作・演出を務める人物である。ビデオで見たがなかなかおもしろい芝居を書いている。前々から戦隊物の本を書くなどの実績(発砲BIZINの芝居もほとんどヒーローもののパロだが)はあるが、小劇場出身の脚本家の登用は嬉しい。

そして、ドラマがはじまると中学生(主役と深く関わる役らしい)が自転車で学校へ、すると後ろから同級生の女の子が当然、おはようと言うだろうと思ったら・・・確かに「おはよう」とは発音された、しかし歌っていたのである。するとまわりの生徒も歌いだす。いきなりミュージカルかよ、実写でミュージカル(しかもただの朝の挨拶)はかなり前衛的だ。

その中学生が船で屋久島に向かう途中、主人公の細川茂樹が登場。その第一声はなんと、海にいるイルカを見ながらカエルの歌の替え歌で「イルカがいるゾ、泳いでいるゾ」と言ってるではないか。しかも続けて「ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ソソソソソソソソ蘇我入鹿」と繋げたのである。く・くだらなすぎる。変身ヒーロー数あれど、いきなり親父ギャグをかました奴は始めてだろう。しかもこいつの名前自体ヒビキってらしいんだ。「ヒビキってのは苗字なんですか、名前なんですか?」って聞かれても、ただ「ヒビキです」って答えるだけ(どことなくヒロシですを思い出す)。聞かれた質問とまったくかみあtってない、お前は小泉か。

とにかく響鬼はすでに響鬼であり改造されたわけでもないし、バイクにものらんし、敵の正体ははっきりしないし、主人公おっさんくさいし、ライダーの第1回って感じははまったくない。むしろこのくだらんテイストといい、セオリーを無視したようなカット割りといい、役者の演技がみんな大袈裟な演出といい、屋久島の幻想的な映像といい、節目に変な効果音ならすところといい、敵がインチキくさい宗教家みたいなことといいどことなくTRICKを思い出す、同じテレ朝だし、まさか堤幸彦演出なんじゃ。

 そしてエンディングになるとどこかで聞いた声が・・ゲゲ布施明じゃねえか。どこまで豪華なんだ。あのシクラメンのかほりを歌う時と同じ声でヒビキと歌われるとこっ恥ずかしかった。CMを見ても関連グッズが普通は変身ベルトとかなのに、変身バチや変身音さ(音さなんてよく変身道具にしたな。音楽教師の息子である私みたいな人じゃないと実際目にしたことある人なんかほとんどいないだろ)

いやいや、かなりの馬鹿番組である。果たしてライダーシリーズにする必要あんのか(悪意のある味方をすればネームバリューのあるライダーの名義だけ借りて、全然違う番組を作っている)、石の森先生が草葉の陰で泣いてんじゃねえかとも思うが、新たな道を開拓したといえるね。特に主役を無名の若手じゃないとこからとってきてもいいという前例をつくったのは大きい。次回作からも期待が広がるね。どうせTORICK路線で行くなら阿部寛ってのもアリかもしれん(当然どんと来いで変身する)。もっと年配でも見たい、緒方拳とか渋いライダーも見たいね(岡田真澄はファンファン大佐やっちゃったから無理だが)。いきなり岸部一徳だったらびっくりするな。温水洋一だと変身前のギャップがあって面白い。でも一番は田代まさしかな。私も脚本家として是非書いてみたい、仮面ライダーマーシー、是非彼が罪を償うって復帰するまでには私もライダーがかけるほどの脚本家になりたいものである。

2005/01/29(土) 免許でGO
 私の田舎は、最寄の駅まで30キロ、バスは3時間に一本というような世界なので車がないと生きていけない。くわえて、父は長時間運転を苦にしない人である。日曜のドライブでちょっと阿寒湖あたりまで往復するかとか平気でする人だ。同じ北海道だからたいしたことないというかもしれんが、これ京都で考えたらちょっと日帰りで広島あたりまで往復するような無茶である。なもんで車はかなり慣れている。乗るのは・・・

 しかし自分が運転するなんざ信じられない。ゴーカートーで脱線しなかったことがないし、ゲーセンのレースゲームで逆走しなかったことがない。そもそも運転ということにまったく興味がないのだ。普通小さい男の子なら多少車に憧れる子が多いだろうが、まったく興味がない。怪獣の人形は遊び倒したが、ミニカーとか車のおもちゃではまったく遊ばなかった。今でも車の種類とかさっぱりわからない。そもそも車の名前も冗談じゃなくベンツとフェラーリとポルシェ(こち亀でとりあげられるから)とパジェロ(フレンドパークで)、カリブ、シエンタ(ウチの車だから)の5種類しか知らない(それらもカリブ・シエンタ以外見分けがつかない)。もし事故を目撃しても、車種がわからないから番号とか色覚えてないとまったく役に立たない目撃者になるだろう。

 そんな私は地元に帰る気なし、京都で暮らしていく以上必要ないし。どう考えても混雑して、駐車場が少ない京都で車があった方が不便だからいらないと思っていた。しかし、親が払ってくれるんなら話は別だ。まあ、あって困るもんでもない。とはいえ、前述の通りまともにハンドル操作できないうえ、極度に注意力・集中力に欠損し、かつルールんい甘くイライラしやすい私が免許が取れるのは間違っている。巷にも、よくもまあこんな人が免許がとれたものだという、うっかり者や無礼者があふれている。そんな者に与えるからいつまでも事故がなくならないのだ。

 まあ、とはいえ自動車学校としても操作方法があかんから不合格には出来ても、うっかり者や無礼者だから不合格ってのはなかなかできんだろうから仕方ない。学校にいるうちにどれだけ厳しく接するかである。ためしに警察のHPで事故率の高い教習所低い教習所を調べる。高いのは田舎の合宿型である。当然だろう。合宿中にとらせようとするなら、合格も甘くなるだろうし、だいたい普段交通の厳しい都会で運転するのに、スカスカの田舎道でとろうってのが矛盾している。

 と、いうことで京都でとることにした。まずは佛大近くの光悦を考えたが、これからは授業もないので佛大にいっぱい行くこともない、わざわざあの坂をあがるのしんどいし。教官も怖いって噂だ。佛大の近くだもん、同窓を轢いたらかなわんしな。(二条中学の生徒なら轢いていいというわけではないが)。宝池や太秦も考えたが、やぱり家から一番近い二条がええか。ここも交通量の多い、堀川通りに近く、検定も厳しいとの評判だがその分事故率は低い。楽に早くなんてもってのほかだ。普段はええかげんな私も、命に関わることに限っては厳しくてもしっかりしたものを選ぶ。

 で、今日は入所式。私はAT限定で、いまさらマニュアル車などほとんどないのにわざわざ苦労するなど馬鹿だ(しかしまわりにはMTをとる奴が多い。ATだけじゃかっこ悪いと言うが,どうだかねえ?まあ本人がいいならいいえどそのせいで検定落ちまくった武はアホでづね)。セットだとお徳なので125CCの小型二輪も同時にとることに。

 この時期はうるさい高校生が多くてかなわん。まあ、私は全然急いでないので、高校生よ先にやりなって感じだ。まずは教習の受け方を聞く。ううむ、けっこうややこしい。ちゃんとその通り理解できたか不安だな。

 次に適性検査をした。まずは小学校受けたような知能検査をする。図形の下に数字を書くとかいうやつだ。これはなかなか楽しいが、制限時間が短くて満足に出来ない。そして、いよいよ運転に関わる適性検査、うぐにカッとなりやすいとか、エレベーターがなかなかこないだけですぐイライラするとか、自己中心的だとか、すぐ見栄をはりたがるとか、人が自分の話を聞かないとムカツクとか、そのうえ人の話は聞かないとかいう質問にことごとく○がつく、なんかドライバーとして以前に人としてダメだと言われたみたいで悲しかった。まあ、自分の腕には自信ないし、スピードだしたい欲とかの面はあまりないので運転過信面はないみたいだが。

 その後学科の第1回をうけて、技能1回目の予約だけして終わり。ガンバロー

2005/01/28(金) 留守番くらいがちょうどいい
 今日の日記は妾宅から書きます。ワイフも自宅でネットができるようにしたいと開通工事を頼んだものの、テストで業者が来る時間に在宅できないということで私が留守番に行くことになりました。留守番が終われば帰ればいいのに居座った挙句に、持ち主より先にネットを使って日記まで書く暴挙。最悪である。

 昨日はテスト後も卒公の見学、中京でテロプロMW(メンタル・ワークショップ)で松尾スズキの「キレイ」のビデオを途中まで見て、その後アンリアルで徹桃と結構無茶をしたのでクタクタ、泊まっていった哲ちゃんと下ネタで盛り上がってたら夜が明けてたいして寝もしないで、自動車学校に予約に行ったら今日中に30万振り込めと、親に連絡し郵貯に30万入れてもらう(免許代を親にたかる、情けない)。手数料のこと考えたら郵便局でおろして、信金まで運んで振り込むのがいいのだが、30万ももって街を歩くほど私は強くないので信金でおろしてすぐ振り込む、なんてしてたら約束の1時ぎりぎりに。遅刻したらなんの意味もない。

 と思って妾宅に向かったら、中でまってた。テストの中休みだからいったん帰ってきたといたが、前もって合鍵渡してるのにわざわざ戻ってくるということは信用されてないのか?その後、彼女がテストに行ったのでチンタラ留守番してたが、彼女の留守中に業者は来なかった。テストも終わって帰ってきたので、もうこれで私の役目は終わり、のはずだが嫉妬深い私は彼女がひとりで居る部屋に業者といえども男が入ってくるというのは許せないので、私も留まることにした。結局業者が来たころには結構いい時間になってたのでめんどくて居座ってしまった。ずうずうしいにもほどがある。

 しかし、前の日徹夜だからって、昼間からパジャマ持ってきて寝ながら留守番って、ダメ男そのものだな。これでも私も気つかて茶碗洗いや風呂掃除くらいはするが、基本食事の世話やらなにやら上から下までお世話になりっぱなしだ。ダメ男脱却を目指しながらなまじしっかりした彼女のためかえって堕落してるな。これなら、空前絶後のダメ女だった前の音なのが自分がしっかりしなきゃならない分私にはよかったのか

 ほんまに今横でスヤスヤ寝取る彼女の顔を見ると、私のどこがよかったのかさっぱりわからんで、過大評価されてるんじゃないか、化けの皮が晴れたら見限られるんじゃないかと不安でしょうがない。

 私は、自分の顔はそこそこかっこいいと思ってるし、性格も素直で優しいから、もうちょっともててもいいと思う。ヒビキはありえへんというまわりの女は見る目ないと思うし、もてんやろうという男には過小評価されてると思うが、それでも不安だ。ああ心配

 まあずいぶんといやみな日記になった。絶対しばらくして読み返したら恥ずかしい日記になるから、削除される前に早めに読んどけよ

2005/01/27(木) 大学は出たけれど
今日はテスト3日目ではあるが、苦しむ同輩たちをよそに私は今日をもって終了と相成った。それもこれも今までまじめに単位を取っていたからである。まさにアリとキリギリス(片方が古畑に出てたお笑い芸人のほうじゃないよ)。これもひとえに私のわずかな努力と、普段出席票を代筆し、ノートを見せてくれる友人のおかげである(しかも私からチケットまで買ってくれて、私からの見返りは何もなし、なんて酷い男なんだタカマヒビキ)

 芝居をやってる連中は単位をまじめに取らないやつが多い。うちの学年はまだましだが、今の1回はみんなやばくて、雅美くらいしかまじめに取ってるという話を聞いたことがない。他大学の人でもそんな人は多い(あのアル中が真面目に卒業できるってのにはチト驚いた)。そしてわが偉大な紫のOBのあのお方も、この前あったら6回が決まったと堂々と言われた。大好きな先輩と同じ日に卒業できることになって本当に嬉しい。

 だいたい芝居が忙しいからといって(本番はともかく)、学生劇団じゃなくても昼間なら授業がある時間に練習が入るわけがないじゃないか。練習の疲れがしんどいのはわかるが、卒業後芝居を続けようと思ったら当然授業がある時間帯は働かねばならぬ(深夜働くとしても同じ)、でも仕事なら練習の疲れがしんどいからって休まないでしょ。はきりいって単位をとることは、親から生活費を仕送りしてもらうためのバイトと一緒である、ならばそれは義務だ。特に1回男子の自堕落ぶりは芝居してるから以前の問題じゃないか、9時におきられないって、高校時代は起きれていたではないか。たかが1年しかたってないのにここまで堕ちたか(俺は空白の1年があったから、2年たってるというツッコミはなしだ)。まあ、確かに私も元々朝は苦手やからすっかり早起きできなくなったがね、ほんまについ3年前まで毎朝7時半におきてたなんて信じられない。そして1年後には其の生活に戻らなくてはならないなんて考えただけでも恐ろしい。

 さりとて、1回の諸君。ほんまに真面目に単位はとった方がいいで。先輩からのやさしい警告だ。

 あとの私の問題は(卒論がちゃんと書けるかもだが)、卒業後だね、卒業しても路頭に迷っちゃ意味はないが、就活厳しいな

2005/01/26(水) 知らない人と会う
全然知らない人から、笑の内閣に出たいという応募があった。募集要項をHP上に載せて、紫12月公演・テロプロ祭・CTTなどで挟み込んだが、どちらかと言うと私を知ってる人に募集してるよって知らせる意味合いが強いもので、まさか本当に知らん人から来るとは思わなかった。なにしろ紫と祭で挟み込んでいたプリントは連絡先が間違ってるし、CTTのは締め切りが間違ってるくらいええかげんだったからね。

 と、いうことで今日はその方と会ってきました。まだ参加していただけるかわからないので、どんな人か書くのは差し控えますが緊張しました。まさかこの年で人を面接することになろうとは、ってか就活もまだで受験でも面接なし、バイトで出来レース的な採用と前提とした面接しかしたことないから面接なんて初めてだぞ。まさかはじめての面接がする方になるとは。

 まあでも自分の作品を気にいってくれてわざわざ応募してくれたというのはとても嬉しいことです。まだ色々あるから参加していただけるかはまだわかりませんが、このような評価をい阿多抱いたからには気を引き締めないといけませんな

2005/01/25(火) 正義のためならウソをつく
 国会が冒頭から大荒れだ。小泉のいいかげんさは今に始まったことではないが、再質問にさっき答えた通りですって、コメディじゃないか。誠意がないとか言う問題じゃなく本気でどっかに障害があるんじゃないか?

 そんなわけで国会中継を見るのはまことに楽しい。審議拒否は時代遅れとう奴もいるが、その方がテレビ的に見てて楽しいって、じゃあ自民党は下野しても絶対しないんだな。小宮山洋子の首相の答弁はこどもの教育に悪いってのも秀逸だが、野田佳彦の自分を浜口雄幸になぞらえるなど言語道断ってのもいいね。本当に小泉は、改革だって叫ぶだけならアニマル浜口で充分だ。小泉は袁術にでもなぞらえておけばよい。青木幹雄も郵政のことで見限るとようなことも言ってたし、ぜひ政局に発展し選挙になって欲しいものだ。

 と、ついNHKを見てしまったがNHKはもう終わりだな。海老沢が辞めたが院政しく気満々でしょう。私も振込みなのでめんどくさかったが拒否することにした。特に番組改変問題は酷いね。朝日が甘いのが悪いが、執拗なまでに朝日叩きをして、NHKのニュースは見るに耐えん。18分もこのネタやってたぞ。他にニュースはないのか。しかし中身を言えば、言った言わないの馬鹿な水掛け論。までレベルをさげて、安倍や中川の証言の垂れ流し。そりゃ圧力かけた方が圧力かけたと思ってないなんて当たり前じゃないか。圧力なんていじめと同じで感じた方が感じれば有罪なんだから、本人からしたら当然と思ってる要求をしてるだけでしょ。本人に罪の意識なんかあるわけねえじゃん。しかも中川なんて年中酔ってるのにまともに喋れるのか。報道番組はアル中をだすなんて恥ずかしくないのか?しかい、他のメディアもこんなのを批判するどころかNHKが官軍だって朝日バッシングするって情けないったらありゃしない。

朝日も情けない、松尾局長が証言を翻したか否かなんてテープを出せばまるわかりじゃないか。こんなヤバメの取材でテープを撮ってないわけがない。無断でテープを撮ったのが卑怯だといわれたくないから出さないなんて臆病すぎる。松尾側も証言を翻すなんて卑怯なことしてるんだから、こっちだって卑怯な手を使え。

真を言えば朝日の記事が捏造かどうかなんてどうでもいいんだ。安倍や中川のような社会のゴミは普段の行いが悪いんだから、この権に限って無実であろうと失脚してもしょうがない。幹部が「政治家へ番組の事前説明するのは当然です」と言いそれを微塵も悪いと思ってない風なのはのは驚いた。もうこいつらジャーナリストとして腐ってますな。本当にこの件じたいは、本当に奴らは無実かもしれん(基本的に私は証拠がない話は信じない)。しかし、こういう考えをもっているNHK.こうされて当然と思ってる政治家はやはり退いてもらわないとダメでしょう。そのためには捏造やむなし、正義のためにはウソも必要だ。

民法の馬鹿なバラエティーの功罪に、ヤラセ問題がある。ヤラセは悪いというのが一般的だが私はそうは思わない。つまらない事実をつくるより、面白いウソの方が番組としては絶対優秀である(私が最近のバラエティーを見ないのはヤラセまでしてもなおつまらないからである)。本人がショックなことを隠すためにウソをつくというのは、みんなもよくやっていることだと思う。

私も「ゴッドハンド」で喜ばすためならウソをつくのはかまわないといった主張を盛り込んだが、それこそ私が普段モットーにしていることである。私はウソをつくのが趣味というくらい、ついてもしょうがないようなウソ(「齋藤の家はプールつき」とか)をつくが(はりまやあたりはたいてい騙されてくれる)、これは楽しくて仕方ない。おそらく父の血をひいたんだろう。父も私に言うことの8割がくだらないウソだった。どうやら授業中もそんな感じらしい。酷い先生ともいえるが私は素晴らしい先生だと思う。

そんな私は今のレポート・&テストは地獄だ。だって、史学科は絶対事実しかかいちゃダメなんだもん。歴史学ってのは、おもしろい確証のないことより、つまらないくとも確証があることが優先される。私は歴史好きであるが、その歴史の楽しみ方はそもそもシュミレーションゲームに基づくような、もし歴史がこうなていたらのIFを楽しむ歴史好きである。歴史学には最も向かないタイプだ。どうも、今更ながら史学科に入ったのは失敗だったかもしれん。どうするヒビサマ、といいつつ今まで真面目に単位とってたから今回はレポート4つ、テスト4つで楽勝なんだが

2005/01/24(月) 芝居のない幸せ
4月以来の芝居のない日々が始まった。とりあえず3月中旬に第2次笑の内閣の練習を開始するまでは休みだ2ヶ月近く芝居をしないのはおととしの夏に帰省して以来だ。

 この間にもDOSにでるかもしんなかったり、八犬伝や卒公に誘われたりと要請があった。特に八犬伝は谷内さんにはたいへんお世話になったし、次も出ていただくのでかなり迷ったが、去年結構無理をしていろんなところにでて、結局中途半端になっていろんなところに迷惑かけたので今年はムリをしないことにした。

 よう考えたら高校時代は一公演したら2月休むなど当たり前だった。うちの演劇部は基本公演のない時期は基礎練習とワークショップ、ビデオでプロの芝居を見たりして地区大会や合同公演が近づくとその練習という感じのことをしていた。よって大学の劇団の公演の練習しか練習がないという形態はちょっと衝撃的だった。それでも、紫でも2回までは2公演は連続でやることもあるけど、それ終わったら休む(まあ、紫は年6公演してるからぶっ通しででてる奴もいたけど、私は長期休みにする公演は帰省するから休んでた)なんてしてたんだがねえ。エメラルド以降すっかり芝居絶えなしになってた。ってか芝居絶えなし状態になってからまだ1年ちょっとしかたってないというのはちょっとびっくりした。もっと前からそうだった気がする・・。

 おかげですっかり芝居以外のことに疎くなった。なんだかんだいって高校時代は、部活のやつよりクラスの奴のが親しかった、今は芝居以外の人とは学校では親しくやってるが外ではほとんど遊んでない。大学に入ってからだって、1回の頃は甲子園行ったり観光名所にいったりしてたのに、今は予定の無いオフが恐怖になってる。いかんな。

 まあこの2ヶ月はいい休養だ。久々に人間らしい生活を使用。ワイフにもしっかりサービスできる。

 と、思ったがとても休養は出来んな。就活は2月に入れば説明会ラッシュだ。エントリーもしなきゃならんし普通に忙しい。免許もとらなあかんし。卒論に向けて資料も集めなくてはならない。やはり忙しいぞ。実質帰省するときしかゆっくりできんな。

 それどころかDOSも卒公もそれなりに手伝わなあかんし、知り合いの芝居はいっぱいあるから見に行かないとあかん。しかも今日ようわからん企画のアドバイザーもしてしまった。なにより、5月の準備が一番忙しい。その他の政策面はまだ分業できそうだが、吉田寮対策は実質私一人でやらなあかん。役者へのオファーも今しまくってる。時間場所とも相手に合わせるため、滅茶苦茶大変だ。役者やらずに作・演出に専念するぞ、といいながら、プロドューサーや制作もやってるじゃないか。結局芝居から逃れられん。安息の日は何時来るんだ。

2005/01/23(日) わが演出論
今日もCTT、今日は藤本さんやヨウスケが見に来てくれていた。たけるさんの衣装は一人で着られないので、今日もヨウゲツに着せてもらってから二人で客席に回る。今日のハラダさんのネタは昨日に比べていまいち。やはりムラがある。しかし、それ以上に今日のうちのチームはやばかった。たけるさんも途中で投げてたな。テンションをうまく誘導できないのが課題だ。はがゆくて思わず目を背けていたら、掛川にむりやりメガネをはめられた。

 今日も合評会。2回目で慣れてきたし、今日はハラダさんがいていじってくれたので昨日ほど緊張せずに臨めた。まさか、昨日と同じこと聞かれんのか?と思ったが、今日は司会とコメンテーターが変わっていた。一人は掛川だったが。やはり演出として狙ったやり方がちゃんと伝わりきれてない面が多かった。また、聞かれたことにきちんと答えられないところが情けない。今日は客席からの意見も多かった。結構鋭いお客さんが多くてためになった。お客さんの一人が私の笑いは「若い人なのに、(悪口ではなくいい意味で)すごく古い笑いですね」と指摘された「いまどきの若者なのに古い笑いだ。由利徹の笑いに似ている」とか、ハラダさんには「往年の三木のり平を思わせる」などの評価を頂いた。戦前の浅草のような古い笑いというのは、一応笑の大学から名前を取った身としては褒め言葉だ。

 その後はバラシ。具合の悪い谷内さん、急用の出来たたけるさんのかわりに、ヨウゲツと何故か客のヨウスケが手伝ってくれて、続く劇研での打ち上げ、さらに近くの居酒屋で紫勢で飲んだ。ヨウスケがやたらヨウゲツにセクハラをしていた。最近雅美にできなくなったのでターゲットを変えたようだ。馬鹿話や、下ネタや暴露を言い合うゲームをして楽しかった。

 今回はテスト前にかなえいめんどく、馳せ参じてくれた武にも満足に面倒見てあげること(普段あて書きしかできんと言ってるくせに個性にあわせるとこまでいけなかった。私と同じつくりで行けばなんとかなると思ったんだがな)もできず、二人のモチベーションの維持など難しい面もあったが、個人的には演出に専念し舞台を客席から見るという体験を試せた(これこそCTTの意義やしね)だけでも大満足だ。そのうえ、かなりためになる批評も聞けたし。

 実際この先演出としてどうするかも考えさせられた。掛川いはく、私は作・演出より、作・出演の方がいいと言われた。確かに私自身、演出向きとは思えないし、そもそも好きな順も、作家→役者→演出だし。私の演出としての問題点は、まず集中力がない。これは役者としても大問題だが、1分や2分できってダメだしする時なら大丈夫だが、長めにまわしたり通しをしたりすると必ず何度か気がついたらボーッとしていて見ていないことがあるのだ。当然そこはダメだしできない、単に役者が自主練しただけに終わってしまう。しかし、これは半分病気だからなかなか治るものではない。すぐ眠くなるのも難点だ。役者ならヤバイと思ったら、自分のシーンがまわってない時にこっそり寝れるが(本当はそんなことしちゃダメ)、演出だとできんし。

 また、興味のないところはとことん先送りしたり、気づかずに土壇場で困ることも問題点。これも実生活でもそうだからだろう。自分でこだわりのあるシーンのダメだしはとことんつくるが、姿勢とか汚い動きとかは興味がない(本当に役者の動きに興味ないもの、そもそも私は芝居を見に行ってもあまり前を見ない、3分の1くらいは下向いて声だけ聞いてるからな。みんなが練習中綺麗な動きをそこまで気にするのが理解できないもの)、これは私と対極にいるような助演をつければいいが。

 そのくせ頑固だ。この日記をみればわかるだろうが、やはりまだ思春期なので、どうも自分が世の中で一番偉いという感情が抑えられない。頭でがちっと決めてるイメージを押し付けたがる傾向がある。そのくせ演出独裁ができるほどの信念があるならまだいいが、そこがしっかりしてないので、役者がだしたアイディアも後先考えずにお採用しちまうし。自ボツはさらにできない。一度思いついたアイディアを没にするのは勇気がいるが、自ボツができないのが一番ヤバイ。

 一番はみんなのモチベーションをあげるのが下手なことだ。普段の盛り上げはできない方ではないのに、基本的に自分勝手で人への配慮が出来ないので真面目に盛り上げるのは苦手だ。昔から妙に慕ってくれる人はいるが、基本的にヒビサマのために頑張ろうと思わせるようなタイプじゃないし。これは田渕☆さんがかなり立派だったので見習いたい。

 一番は信頼できる演出に出会って、私は書いて役者に入ることだが、なかなか難しいわな。一度ひげしろに渡した時は失敗してるし。やはり今の段階では自分で演出したい。そのうえでやってるうちに開花してくれたらいいな。なんだかんだいっても演出が楽しいことは変わりないし。とりあえず次は5月だ。ガンバロー

2005/01/22(土) ガチガチCTT
今日はCTTの本番だ。今回は1組目がハラダリャン。二組目がクセノスという団体。3組目がテロプロ祭優勝団体、すなわちウチである。12時半に小屋入りした。3人ともかなり体調が悪いのでのっていない。

CTTは、基本的に素舞台である。小道具は持ち込みでいいとして、机は近くの人間座からこの前使った机を借りた。問題は音響である。音響の機材はすべて持ち込みなのだ。なんとスピーカーまで持ち込まねばならない。んなこといったって劇研にスピーカーあるじゃんと思うが、スピーカーとて消耗品なのだそうだ。さむらいおんが勝ってたらどうすんねんと思うが、間男に関しては、まあ音がなくてもなんとかなる芝居であろう。ただ、スタン・ハンセンのシーンはあった方がオモロイし、ラストはないと辛いかなということになったが、さりとてスピーカー持ち込むのはめんどくさいので、平からラジカセ借りて谷内さんが舞台上でが直接オペすることにした。安易である。演技の細かいところとかをダメだしするのは好きだが、こういう面のことを考えるのを極端にめんどくさがる・・めんどくさがるだけならいいが言われるまで問題点であることに気づかないというのは、これから演出する際に大きな課題になっていくだろう。というか、芝居に限らず興味のないことに無関心すぎるのは人生においてどうかと思う。

ゲネになりクセノスさんの「何も無い王国の案山子」という作品を見る。はっきりいってさっぱり理解できなかった。ただ、「ハムレット」や「オペラ座の怪人」「サロメ」などの古典の台詞を引用しているところだとわかって嬉しい。人間というのは実は知らないkとをしるより、自分が知っていることをだされる方が嬉しい(別に知識をひけらかして威張りたいというわけじゃなくても、知識があることに満足したい欲というのがあると思う、だから人はしったかぶりするのだ)。そういった面で物語を理解できなくても、古典を引用することで、お客さんの自己満足した意欲を刺激する効果を狙ってるのではないかと思った(合評会で聞いた限りでは、そういうことは言ってなかったけど。私も合評会では緊張していてそのことを聞けなかったのが悔やまれる)

ハラダさんはゲネにも現われず、開場10分前にようやくやってきた。井筒監督の「パッチギ」に出演(2カットだけだが)してるらしく、それを見に行っていたらしい(招待券が届かなくて自費らしいが)。ハラダさんは前説をすることになていた。といっても、本当の前説ではなく「前説」という名の漫談という感じだった。ネタを仕入れるために、楽屋でクセノスさんとうちについて取材をしていた。たけるさんが調子に乗って色々ネタを提供していた。こういう時人見知りせず、知り合いになりたいとどんどん売り込んでいくところがすごい。

で、実際のネタはかなりおもしろかった。笑の内閣はなぜかテロプロが団体名で「笑の内閣」が作品名だと紹介されたけど。しかも「タカマヒビキは、かなりヤバイ奴です。病気です」という賛辞を頂いて、私の知り合い以外もうけていた。そして合評会も出ず終わったらさっさと帰っていった。なんて勝手な人なんだ。

さて、客席にはテロプロ祭時のライバル勝二・岸田両氏や、今西・本宿などテロプロ祭にこれなかった連中が来てくれた。チハルなど2回も来てくれた(まあ、うちだけが目的ではないだろうが)。私も客席から見ることに、はっきりいて自分で出るよりよっぽど緊張する。自分で出ていれば調子がおかしいと思えば、強引に軌道修正することも出来る。しかし、送り出したらそのまんまである。選手兼監督から完全ベンチに行ったようなもんである。勝二さんや田渕☆さんもこれを体験したのね。この緊張を体験しただけでも、代役をたてた甲斐があった。

そして、上演開始、次々にあそこちゃんとダメだししとけばよかったとか、あれだけ何回も練習したのにもと戻ってるよとかいう後悔に襲われる。今日のステージはたけるさんの力技でなんとかもったが、全然演出できてないじゃないか、なにを見てきていたんだ私は・・・

そして、その後合評会である。司会は掛川で、CTT事務局の田辺さん、丸井さんがコメンテーターだ。まず何故CTTに参加したのか聞かれる、何故も何も自分で売り込んだわけでもないので、CTTのコンセプトすらちゃんと理解してないのでしどろもどろである。緊張してるので自分で「テロプロ祭で見事優勝し」とか言ってしまうし(それが一番うけてたが)。そもそもきちんとした受け答えが出来るほど信念もって演出してるかもわからんのに(またクセノスの葛西さんは立派なこと言ってるからプレッシャーになるんだわ)こんなに緊張しているヒビキははじめて見たといわれた。

田辺さん、丸井さんの批評は大変厳しいものであったが、大変ためになった。田辺さんの指摘は言われるまでまったく気づかない点であった。書いてる1面でしか演出しているとまったく気づかないことでも言われてみるとなるほどである。また丸井さんの指摘は創っている段階で、そうじゃないかなと思っていた点だったので、つくっている過程で結局解決できていなかったというのがすごく悔しかった。しかしすごくためになる話が聞けた。出来は悪かったけどこの批評が聞けただけで優勝した甲斐はあった。

帰りは掛川・今西・本宿・チハルという不思議なメンバーでお好み焼きを食べに行った。本宿が絶対もっと力を出せる実力があるはずなのに、加減をしてると勿体ないとみんあから言われていた。やはり地元に残してる芝居をするのを嫌がる彼女がネックらしいね。話聞く限りではソクラテスの妻みたいな子らしい。しかし、ソクラテスがあそこまで名を残せたのも妻あってこそなので頑張ってほしいものですね

2005/01/21(金) 不覚な一日
 朝起きたらパンツ一丁で寝てた・・しまった、着替えずに寝てしまった。ちゃん寝ようとするまえに寝てしまったらしい。風邪ひくぞ・・しかも、布団ちゃんとかぶってないわ。枕と逆に寝てるから肩痛いわ。歯磨いてないわ。暖房つけっぱなしだわ。


 今日はCTTの仕込み、授業のあとで駆けつけたら・・終わっていた。不覚だ。チンタラ劇研に向かってたから。もっと機敏に向かっていたら間に合ってたのに

 その後、武と谷内さんから熱っぽいという連絡が・・練習できないじゃん。不測の事態だ。

 仕方ないので学校に行って研究室に行って先生に質問に行く、丁寧に答えてくれた。しかし、それで納得してしまって調べたい事柄についてどの資料に載ってるか聞きたかったのに聞くの忘れていた。

 その後今西と馬鹿話してたら、2時間近くたっていた。不覚だ。

 家に帰って明日のために太陽にほえろのサウンドトラックを借りたらついでに長居してしまった、不覚だ。

 せっかく練習ないならレポート頑張ろうと思ったが、ゲームで時間潰してしまった。

 そして、極めつけ、今日は塩貝さんのでてる芝居をやってたではないか。勝ち抜いた+キャスト変更で一度はあきらめたが、練習ないなら行こうと思えば行けたではないか・・なんてこったい。普段から仲間が出てる芝居はなにがなんでも見に行くべしと主張する私がなんたる不覚・・明日明後日はつまってるからもう見にいけそうにない。同じテロプロなのに塩貝さんの演技を見たことない。さらには、映像作ったときお世話になった堀川さんや、面識はないけど好きな役者である徳岡あつろうさんなど見たい人も多かったのに・・・不覚だ

2005/01/20(木) 袁術陛下万歳
テスト前だというのにゲームにはまってしまっている。掛川から借りた三国志9だ。三国志との出会いは、私の人生を狂わせてしまった原因の大きなひとつだ。おかげで歴史狂いになって、はては史学科なんぞに行くハメになてしまった(まあ日本史専攻ですがね)

 三国志に本当にはまっている人は多い。紫にも少なくとも、今西・平・武・深見とはまりまくりガたくさんいる。その魅力はいいつくされた感があるが、登場人物の多さだろう。そして平凡なキャラがなく全員個性的かつ魅力的という劇作家としてよくここまで書き分けられるものだというくらい書き分けているというのがすごい。これだけいれば思い入れをかける好きな武将も別れる。今西は孔明・趙雲にゾッコン。武は司馬い(漢字が出ない)だし、深見は孫権だ。三国志の演劇ができないのもイメージが固まりすぎてて、ちょっとでも違う役者がやると文句が出るからである(いくらうまくても董卓は痩せてたらできないからねえ)

 そんな私が好きな武将といえば、なんといっても袁術陛下だ。それを言うと多くの三国志を知る人がなんでやねんとなる。その通り袁術と言うのは後漢末という時代にあっても、かなりしょうもない群雄である。彼は漢王朝の名門袁家に生まれながら、独立後も戦をすればほとんど負けるという群雄だった。にもかかわらず「漢にかわるものは〜」とか言うわけわからん予言を勝手に自分のことと解釈し、玉璽(中国の皇帝しかもてないハンコ)を偶然手に入れたからってその気になって皇帝を名乗ったが、周りから総スカンを食らったうえ、民衆が飢えてるのに贅沢を尽くした結果滅んだマヌケな群雄だ。

 とにかくなんの実力もないのに皇帝を名乗るずうずうしさがステキだ。当然そんな彼は人気がない、中学以来何十人と三国志ファンを見てきたが好きだといってる人は一人もみたことがない。同じ悪役でも、董卓や呂布は一部では人気がある。まあ悪を極めた董卓や、圧倒的に強いがロマンスのある呂布などに比べて袁術は小悪党すぎるからだろう。だが、その小悪党ぶりがたまらなく、私は彼を袁術陛下と呼んで敬意を表している。袁術陛下こそ皇室を敬わない私は天皇も陛下と呼ばない(ましてや外国の元首を陛下という筋合いはない)ので、私が唯一陛下と呼ぶ人物である。

 と、いうわけで三国志を借りた時も当然袁術でプレーした。コーエーの三国志シリーズは小学校に1があったこともあり、そこからはまり。5・6・7は買ってプレーしている(3と8は人のをチョコっとだけやった)。7・8は全武将でプレーできる分ゲームの底が浅くなっていた。9では原点に帰って君主のみでしかできなくなって地味だが戦略ゲームの色彩が濃くなってかなりおもしろい。シリーズ最高傑作だと思う。

 190年1月、漢王朝をわがもの扱いする董卓に対し、反董卓同盟が結成され袁術の異母兄袁紹がその盟主に選ばれた。しかし・・袁紹・曹操・孫堅といた同盟の主力たる勢力の本拠地は董卓の領地とははるか離れた場所であった。しかし、袁術の本拠苑は董卓の本拠、洛陽・長安に挟まれた地、同盟国の各個撃破を図る董卓にあっては当然最初に狙われるのは必定である。援軍を頼みたくても、薄情にも送ってきやあせん。家臣をみても勇将紀霊を除いては軍事でも内政でも使えそうな奴がいない。いきなり四面楚歌である。

 なんとか役に立つ武将を得なくては。そんな彼にまず答えたのは甘寧という勇将だった。武に優れる彼は袁術軍団の中心となった。そして、袁術は在野に郭嘉という知略に優れた若者を見つける。郭嘉は天才でありその才能を充分に生かしてくれる主君を求めていた。そんな彼には、袁術のようなセコイ男は使えるには役不足であった。しかし、他に頭のいい武将がいない袁術軍団にあっては彼はなんとしてでも欲しい人材であった。袁術は家臣を総動員し、なんと14回も郭嘉の家を訪ねたのであった。さすがの郭嘉もここまで口説かれたのであってはクラっとくるものがあった。加えて郭嘉は天才だが女遊びが派手な男だったので、エロ仲間の袁術とはウマがあったのかもしれない。

 甘寧・郭嘉を得た袁術は、座して死をまつよりも先手必勝にうってでた。董卓の防御が整う前に長安を占拠しその領土の分断に成功したのだ。しかし、それは他の群雄を刺激した。反董卓同盟に参加した群雄はそれを喜ぶどころか出し抜けた袁術に嫉妬し一気に大乱戦になった。洛陽は曹操に占拠され、皇帝を擁立したかと思ったらすぐ袁紹が洛陽を占拠し皇帝も袁紹の元へ。勢いにのった袁紹は曹操を滅ぼす。それが袁術の転機となった。曹操が滅んだことにより、元曹操配下の曹仁・夏侯淵・楽進・宇禁・旬幾といった勇将・知将、そして文武両道の曹操自身を配下にすることができたのである。そして袁紹との骨肉の争いに突入。192年洛陽を占拠、皇帝を手の内に、帝位を狙う袁術はそれを廃立しようとするも、まだ弱いのでとりあえず皇帝の配下となることにある。その後の袁紹との戦いは一度落とした都市を再び奪われるなど一進一退、くわえてび長安を占拠しようとする董卓の残党に攻められるなど、なんども危機に陥るが、袁紹が公孫賛との戦いで戦死したのを気に大逆転198年董卓の残党とともについに滅ぼした。その時点で中国は北が袁術、南が孫堅という状況だった。国力は互角だったが、呂布・曹操・劉備、そしてその元配下たちを吸収した袁術軍団は人材の面で圧倒的に有利であった、加えて南蛮族や山越族など積極的に異民族を利用し、201年3月ついに、孫堅のあとをついだ孫策を滅ぼし、中国を統一したのであった。

 統一後は袁術は念願の帝位につき「成」を建国。呂布・甘寧の活躍で、万里の長城を越えシルクロードに進出大苑国(今のイランあたり)まで征服したが、216年袁術が崩御すると2代皇帝袁耀は曹操の傀儡となりほぼ国を乗っ取られ、あげくに北方の異民族鮮卑に侵入され、東西に分裂してしまう。20年しかもたないとはさすが袁術らしい

2005/01/19(水) 研究室に入り浸り
 今日はゼミの4回生と3回生が一緒に飲んで、卒論や就活についてのありがたい話を聞くという飲み会があった。貝ゼミでは毎年恒例の行事らしい。近現代史の原田ゼミも今日やっているらしく。結構いろんなところやっているみたいだ。

 ただでさえテスト前で、告知されたのが1週間前ということでさすがに参加者は少なかったが、それでも3回からは19人中10に来ることになった。ゼミコンを2回とも欠席した今西も今回初めて来くことに、しかし集合10分前になっていきなり電話がかかってくる。「私人見知りだから怖くて1人で集合場所行けんから、一緒に行ってくれ」・・・なんという臆病な。怖いって誰も怖そうな人いないじゃないか

 飲み会の場所は白梅町のももじろうだった。偶然、古代史の田中ゼミ(千本のゼミ)の面々の飲み会をしていた。(ここは4回だけだったらいいが)貝先生が乱入していた。佛大のいいところは、同じ学科の先生通しが仲のよいところだ。おかげで質問にいって自分よりも詳しい人がいたら、そっちの先生に聞いてきなとか言ってくれるのだ。ほかの大学だと結構学説でいがみあってて意地でも自分で答えたりというのがあるそうだ。

 4回生からは、飲んでるテンションもあってそこまで深い話はできなかったが、卒論を書くに向けてのアドバイスを頂いた。みなさん一様に「不安に思わなくても、なんとかなるもんやで」と言っていたが、ちょっとつっこんで聞くと、自分ではテキトーにやってきたといっときながらなんとかなるだけのことをやってきたからなんとかなってるのであって、今の段階でなんとかなるようなことを何一つしてない私はより不安になった。なにより、みなさん歴史が好きなんだなというのがアリアリと伝わってきた。自分だって歴史は好きだがそこまでの愛情(演劇に注いでるだけの愛情を)を持っているかというと考えさせられた。

 一番いいこと聞いたのは、もっと研究室に入り浸って先生と仲良くなりなというアドバイスだった。ちょうど紫を引退して、授業の空き時間の待機場所がなくなったところである。研究室に行って、先生やゼミの友人と世間話しにこいと言われれば渡りに船だ。ついでにそこで仲良くなれば、卒論についてもかなり細かい指導してくれるということでこれはためになった。貝先生は、見た目は熊みたいで怖そうに見えるが、まだ40歳で若いし話もおもろいのでぜひもっと仲良くなりたいものだ。

 で、次は2次会。先生もカラオケに行くということで是非とも行きたかったが、ワイフがベロベロに酔っていて家まで歩いて帰ると行ってたが事故にあったらかなわんので我が家に連れて帰った。恋人のために自分のしたいことを我慢したり、嫌々ながらわがままにつきあったり、普通鳴らしなくていい心配をかけられたりして疲弊する自分に酔って、ああ私はこんな面倒な女の世話をしてなんてかわいそうなんだと思うのが大好きなマゾヒスティックな気質をもつ私には、2次会に行けなくて悔しくもうれしい状況だった。今のワイフは普段はとてもよくできた子で、わがままも全然言わないので、楽だが物足りないもの。しかしなんと贅沢なことを言うのだろうか。

2005/01/18(火) 激論・芝居
 今日は間男の練習。たけるさんと喧嘩した。代役をたてたことに関して、「ヒビキがそのままでた方が安全だろう二、この期間で代役立てたいというのはわがままだ」というようなことだった。まあ、どちらにせよいいものを作りたいという気持ちからくるぶつかりあいだからよけいに難しい。まあ、確かに私が力試しをしたいというのに、役者として付き合わされると思わせてしまったら不満も出るだろう。まあでも、たけるさんも高校時代はよく練習中に仲間と喧嘩して、練習終わった後はケロッと飯食べに行っていい物作ってたからね。やっぱし陰で言わずに練習中に喧嘩してたってのがかっこよかったんだがね。当時は喧嘩できるほどのレベルでもなかったが、ようやく喧嘩できるくらいに追いついたんだなとも思った。

2005/01/17(月) パスポートをとりにいく
 ゴジラを見に行った帰りにおもちゃが売っていたので、思わず買ってしまった。生ゴヅラのビラにゴジラの人形を使おうと思って、ゴジラを買いに行ったのに、ガイガンのあまりのかっこよさに惹かれて(12・30の日記参照)思わずガイガンの方を買ってしまった。本気でかっこいいよガイガン。あのカマのような手、クチバシみたいなとこにキバがある口と赤い横ラインの目(同じ悪役怪獣でもデフォルメしたら可愛くなるキングギドラろ違い、どうデフォルメしても悪役面になる)赤い背びれに腹の部分にチェンソーがでているデザイン。まさに悪の魅力満載だ。しかし、腹にチェンソーなんかあったら、うつ伏せで寝てたらベットからとれなくなるぞ。交尾のときなんかどうするんだ?抱きしめた瞬間に殺しちゃうぞ(まあ動物は抱きしめないけど)

人形は1800円のと5500円のがあった。5500円の方は超合金製で30箇所くらい稼動部分があってどんなポーズでもとれて、腕を付け替えれる(映画では手がカマからチェンソーに改造されるのだ)という優れものでよだれがでるほどかっこよかったが、高すぎるのと、素材が合金だと壊しやすそうだし、つけてない方の手を失くしそうだったので安い方を買った。しかし、5500円ってすごい値段だ。しかも対象年齢15歳以上だぞ。確かに合金を子供に扱わせたら危険だが、値段といい大人のおもちゃじゃないか。こうして書くとエロい意味になっちゃうけど。まあ、チェンソー型の手が動くならは動くなら大人のおもちゃとして使えないこともないが

 さて、今日はまず警備員のバイト料をとりにいったあと、パスポートをとりに行った。韓国行きは無くなったが、親にせっかく戸籍抄本とってきたんだから無駄にするのももったいなから行けと言われたからだ。20歳未満は5年しかできんが、21歳になったのでめでたく10年でいれる。事前に掛川に融通利かない超お役所仕事だから、ちょっとでも不備があったら受理してくれないから朝一から行って覚悟しておけと言われていた。しかし、朝は雨が降っていたからめんどくて結局晴れた昼から出発した。

 京都のパスポートは京都駅ビル伊勢丹の8階にある。中に入ると、スマトラ地震で疫病注意とか、アルカイーダの犯行声明とともにテロ注意とかの紙が貼っていた。さらに書類の提出先が外務大臣町村信孝になっていた。故意ではないにせよ北海道の恥町村に頭を下げるのは屈辱だ。

 元来いいかげんな人間なので融通利かない話は大嫌いだが、警備員をやって融通利かせてやりたくても立場上できない辛さを知ったので、今日は最初からなにも言われないように完璧に必要書類を調べて持参していった。持ち込む書類はこれでOK.

 次に写真である。事前に用意してなくてもその場で1260円で撮ってもらえることは調べた。普通に考えれば街の3分間ボックスで撮った方安い。しかし、規定を見ると頭の先は何センチ以内だの、ここは何センチ以内だの注文が小姑みたいに非常に細かい。これ持ち込んでも絶対ケチつけられると思い、撮りなおさせられること考えたら専門家にやってもらった方が安いと思い判断。案の定カメラマンからアゴ下げろだのなんだの色々言われた。しかもメガネのフレームに瞼が重なると受理できんとメガネを外された。確かに見事なチャーミングな二重の私が見えないのは残念(だから私はコンタクトのがかっこいいだね)だが、そんなとこまで見るとは。メガネかけずに海外行くことなどありえんだろうが、はずせばいいんだから行政のやることにしては理にかなってる。

 提出書類の方は、絶対ケチつけられんようにと注意深く書いたのでノーミスでクリア。私がやることにしてはかなり頑張ったと思う。それでさわやかな気分で帰れる。

 と、思ったら帰りのエレベーターがアホな運転をしていて頭きた。なんで二台とも同じ階にいて同じ階をで上り下りすんねん。エレベーターは一台が一階にいたら、もう一台は最上階にいてクロス運転するもんだろ。伊勢丹ともあろうものがなんて頭の悪いエレベーターだ効率悪すぎるぞ。

2005/01/16(日) 高槻までゴジラを見に行く
この日記でも予告した通り「生ゴヅラ」の資料用に最近の怪獣映画を見ていないのはまずいだろうということで、「VSデストロイア」以来久々にゴジラを見に行った(アメリカ版も行ったけど・・ありゃゴジラじゃねえ)。怪獣はおそらく私の人生最初の趣味であろう(ちなみに仮面ライダーも好きだったが、どちらかというと怪人より怪獣派だった、ゴジラは全作品ウルトラマンはAまで無料で全話見れたのにたいし、ライダーは見れなかったのが大きな差であろう)。とにかく、ゴジラとウルトラマンシリーズにでてくる怪獣はまじで全部暗記してたんじゃないかと思う。その後の趣味を見ても、歴史(三国志や信長の野望にでてくる戦国武将はほとんど暗記してる)、野球(12球団の選手はほとんど暗記してる)、政治(衆参の議員722人はほとんど暗記してる)と、どうやら私はそこに関わる人物(怪獣は人ちゃうやんというツッコミはなしだ)をいっぱい覚えないと楽しめないものにはまるらしい。これがなぜ英単語の暗記に生かせなかったのかが悔やまれる

 しかし、怪獣にも久しく遠ざかっている。私の小学生時代といえば、毎年ゴジラ映画一本しか見れない特撮不遇の時代だった(戦隊物以外でまともにみれたのは仮面ライダーブラックRXくらい)。5・6年前になって、あいついでウルトラマン・仮面ライダーの平成シリーズが始まったが、その頃にはテレビじたいあんまし見なくなっていた。とはいえ、怪獣にはまった人ってマニア道に行ってしまうか、怪獣自体を憎悪し否定してしまう道に行く人が多い中、普段は離れているが、愛情は失わないという態度は理想の怪獣への関わり方だと思う。

 と、いうわけで昨日京極の東宝に行ったら、終わっていた・・なぬ、そんな馬鹿な昨日新聞見たけど本日限りって書いてなかったぞ。先週1週間はわりと暇だったから、そうと知ってりゃいつでも行ってたのに、クソ。

 普通ならこれであきらめるが、一度みたいと思ってしまった感情はレンタル開始まで抑えられないので、ネットでまだやってる所を調べた結果高槻でやってたので、わざわざ高槻まで行ってしまった。徹夜明けなのに9時に起きて、アホである。

 で、感想は・・いやはや馬鹿映画だった。これはシベリア超特急以上の馬鹿映画かもしれん。平成ガメラシリーズ以来、怪獣映画といえどもリアル路線にしないとファンは納得しないという不文律があったのに、いきなり宇宙人(X星人、このネーミングは怪獣大戦争にでてきて懐かしいからいい)主人公が突然変異で既存の人間より数段強い新人類である。そして、映画の半分以上がその新人類対X星人の格闘アクションである。ようは怪獣はただのオマケ(実際ヘドラなんか10秒くらいしかでてない、もっとだしてくれよ)。ゴジラ映画でもなんでもない、「X星人の侵略に人類が素手で挑むワイヤーアクション映画に、ゴジラがゲスト出演」って感じなのだ。まさに北村龍平監督が好き勝手やった映画だ。まあ、熱狂的ファンを敵に回すこと覚悟で、好きなもん作ったその勇気はすごいが。

 が、それでもこの映画はおもしろかった。久々にアンギラスがでてきた時なんか目頭あつくなった。史上2番目の怪獣ながら、後半はゴジラの舎弟に成り下がったアンギラスが30年ぶりににライバルとして出演。なんでそんなんで感動してんだかわからんが泣けてきた。そして笑える要素満載なのだ、以下笑った点を羅列すると
・いきなり中尾彰が1分程度だけでる
・いつまでもうまくならないケイン・コスギの日本語
・小美人が美人じゃない
・外人が全員あからさまな吹き替えで日本語を話してる
・地球防衛軍なのに、幹部がほとんど日本人
・高杉亘が漫画にでてくる中国人みたいな格好で中国人を演じてる
・エビラと生身人間が格闘してる(いくらでかいエビだからって怪獣と戦う人間ははじてみた)
・伊武雅刀のX星人が本気でうさんくさくて宇宙人に見える
・X星人飛来を討論する大槻教授と韮澤さん(否定派のくせにでる大槻教授も教授だが、韮澤さんもこんなもんにでるからうさんくさくなると、他の肯定派は苦々しく思ってるだろう)
・富士山中に出現したミニラを泉谷しげるが普通に車に(シートベルトをつけさせて)乗せている(並みの俳優だと陳腐なシーンだが、泉谷しげるだと絵になってるから不思議だ)
・佐野史朗が宝田明を襲う異常者で10秒だけ出演(本当異常者が似合う人だ)
・北村一輝のX星人のくどさがすごい(北条時宗の時もすごかったが、いい意味で日本一アンリアルな芝居をする俳優かもしれん、目の下のクマの黒さもすごい、まさか私がいつも衣装に内緒でやってるみたいにメイクで黒くしてるのか)
・送り込んだ怪獣がゴジラにやられた後の、悔しがり方が漫画(比喩で地団駄踏むんじゃなくて本気でキーと言って、地面をけるんだから)
・アメリカ版ゴジラっぽい怪獣がゴジラと別の怪獣として出演(いくら別物つくられたからって、一度はリメイク権あげたくせに大人気ないぞ東宝)
・しかもアメリカ版ゴジラ対ゴジラの対決18秒で終わる
・それを見たX星人が「やっぱマグロ食う奴じゃダメか」とつぶやく(すごいギャグだ)
・さとう玉緒と谷原章介がニュースを見るカップルででる(豪華に使ってるというより、でてくれるから無理やりちゅくったシーン西か見えない、ある必要がないもん)
・怪獣がどいつもこいつも1分程度でゴジラに負ける
・のわりにはやたら人間通しのアクション多し
・銃をうった宝田明が「昔は私も百発百中で」と言う(宝田明が昔「百発百中」という映画に主演していたことを知らないとわらえないギャグ、こういう狭い笑いは大好きだ)
・キングギドラがカイザーギドラになって出演(皇帝に昇格かい、脱力王こと長町も脱力皇帝になるのか)
 と、まあみごとな馬鹿映画。しかし、昔の怪獣映画なんてこれくらい馬鹿だったんじゃないか?(ジェットジャガーが正義の心で巨大化したり)変にリアルを求めるなんて怪獣ファンも心が狭くなったもんだ。子供向けでいいじゃないか、と思いました

2005/01/15(土) 声変わりのどす恋太郎
 ってなわけで、武が代役に入った。自分からやりたいと言っただけあって、やる気が感じられる。普段の台詞覚えは可もなく不可もなくという感じだが、1日で覚えて来いと言ったら、本気でかなり覚えてきた。偉い。彼は実力的にはまだまだだが、利点として元からダメ男なので、私の役(=ダメ男)をそのままスルーするなら、キャラ作りの演出をちなくていいから、演技指導だけに専念できることである。これはかなり楽だ。とりあえず、昨日は谷内さんたけるさんと合流前に、台詞を完璧にして個人用の指導はすまして、合わせの練習に入ろうということで、一通り流しとおしで言いたいことは全部いい、細かな直し。これには今西が手伝ってくれたのでたいへん助かった。

彼の課題は動きだ。彼は紫でも屈指の動けない役者として有名である。とにかく下半身が頼りない(エロい意味じゃないよ、まあエロい意味でも頼りないが)。やつは紫から齋藤・平とともに客演として谷内さんの八犬伝にでるが、殺陣できるか不安やな。あと、カツゼツやな。超カツゼツボーイひろたのせいで目立たないが、今回の役はかなりカツゼツがようないとできん。まあでも、今日合流した谷内さんは、思ったよりよかったと褒めてくれたのでこの調子で頑張れ

一方、紫の現4回生の卒業公演も始動したようです。今日はレパ読みをしていたのでちょっとだけお邪魔しました。今回は茉美さん中心にやっていて、まだ他の4回が参加するかは不確定だそうですが(茉美さんしかいないのではという話から、他大学に編入した人まで帰ってきて全員来るという話もある)。やはり始動が少々遅いなあと思います。4回生がいた頃はに比べて、一気に外部出演が増えたからみんなの予定が埋まるのも早くなってるし、とはいえまだ予定が埋まっていなかった現役生も行くそうなので詳細がわかったらまた詳しく書きますわ。

その後、町に出てみずのさんに会う。5月の公演に興味を示してくれたので、出演交渉するためだ。どうやら、私の本を気に入ってくれたようで、二つ返事でOKしてくれた。これで落としたのは8人目、はじめて今まで一緒に芝居したことがない人を落としたので、かなりいい緊張になる。さて、生ゴヅラ実現までももう少しだ、やはり男が足りない。男が欲しい、男が欲しい、行き遅れの30女みたいだが男が欲しい

そして、今日のメインイベントは紫新年会コンパ(齋藤邸で行ったのとは別)、例年はクリスマスコンパなのだが、今年は公演が遅かったのでこの時期にずれこんだのだ。クリコンは毎年正装していくことが決まりだ。女の子はスーツからセクシー衣装、似合わんゴスロリ(昔はチャイナもいたな)、などもあるが、男は普通のスーツだ。でも私はそれじゃつまらんので去年まで2年連続でタキシードにマントで行っていた。一応それでベストドレッサー賞(なるものがある)をとってきた。ただ、それじゃつまらんので、今回は白いジャケットを着ていった。まあ、私はかっこいいからいいけど、黒系以外のジャケットを着ると漫才師みたいであった。

他のみんなは男はスーツだったが、中のシャツがなかなかこっていた。本宿のストライプ。炬燵の赤シャツに赤ネクタイ。どす恋の黒シャツ、黒ネクタイで全身真っ黒などなかなかお洒落だね。ホストみたいだが。女の子は千本のロリはあいかわらずだが(まあ奴は今までいた犯罪ロリとは違って、似合わんことはないのでいいが、でも喜々としてるのはね)、齋藤・琥珀が二の腕をだしたドレスでセクシーだた。彼女らは席が前だったので目のまでに二の腕が二つもあったのに触れない状況は、目のまでにイクラがあっても食べれない状況に似ていた。でも、一番は可愛いスカート用意したのに寒いからってはいてこなかった長町だね。最高だぜあんた

その後はプレゼント交換をした。1000円程度のものを交換する。私は去年はネコのカレンダーを贈ったが、今年はヘリウムガスにした。くだらないものをと言うかもしれんが、置物とかってその時は嬉しいが後々邪魔になることが多いので(さりとて貰い物は捨てられん)、消耗品のがいいだろうと判断したのだ。その場で盛り上がれるヘリウムガスはいいものだ。しかもどす恋にあたったので早速、吸い込んで変になった声で喋ってくれた。しかし、消耗は激しくすぐなくなってしまった。

そして、最後に卒団していく3回に後輩が色紙と花束をくれた。なかなかうるっとくることが書いておったし、うるっとくることも言ってくれた。これだけでも最後まで残った価値はある。同時におせっかいながらもう少しいた仲間もこれを味わって欲しかったとも思う(恨みつらなる役1名がこの気分を味わえなかったのは、私を傷つけた報いなので嬉しくてたまらないが)。みんなありがとさん。

でも、カラオケで寝てたら花束が萎れてた。すまん

2005/01/14(金) 大河ドラマ「後白河法皇」
掛川の日記みたら、もろ今週の「クニミツの政」に影響されたこと書いてたな。あれは役にたつ漫画だ。少年マガジンで連載されてるにも関わらず、政治だけじゃなくさまざまな社会問題のけっこうえぐいとこまでついてくるからな。

 そんな「クニミツ」なら、今の医療問題シリーズが終わったらいずれメディアと政治の問題を取り上げてくれるだろう。サンケイや読売はまたく無視してるが、これは少なくとも事実なら安倍・中川の政治生命を終わらせなくてはならないほどの問題である。どれが事実なのかまだわからんが、公人ともあろうお方がたった4年前のことの記憶があやふやでいいのか?ためしに放送日の2001年1月29日の私の記憶を思い出す「合同公演の練習があったが、お泊り会した練習が遅刻して顧問がキレる。練習後、他校の連中と岩見沢駅前の喫茶店にれに行ってブルーベリーパフェを食べて、下宿に帰って北条時宗を見る」・・どうだ、一切の私人である私ですらちょっと、メモしてればここまで思い出せるではないか。ましてや公人ならスケジュールはしっかりしてるはずなのにねえ。

 しかし、あきれるのはNHKの態度。安倍・中川に呼ばれたわけじゃない、うちの方がお伺いに行ったんだ、ってそっちの方がよっぽど問題じゃねえか。権力を批判してこそメディアなのにいったいになってどうする。こう聞くと確かに安倍や中川が圧力かけたというより勝手にびびったんじゃないかと思えるわな。でも、報道ステーションで天野祐吉が言ってたが、安倍や中川の「公平中立」って、中立じゃねえよな。しかし、安倍の態度を見てると安倍って本気で自分のこと中立だと思ってんじゃねえかと怖くなった。私だって、自分は常に正しいとかぬかしてるが、左翼であると自覚してる。しかし、実際は極右の安倍・中川が自分のこと極右と自覚せず中立だと思ってるとしたら怖いことだ。こうしてみると久米宏の不在が悔やまれる。久米健在だったら、昨日で安倍をとっちめれたのに、古館じゃ攻撃が甘すぎる。

 と、NHKをさんざん批判しながら、今日はビデオにとっていた「義経」を見てしまった。まあ、新選組!に及ぶべきもないが、源平も好きなのでなにげに楽しみにしてしまっている。まあ、タッキー批判については言い尽くされてきたが、脇がすごすぎるだろ。弁慶ーマツケン。清盛ー渡哲也。藤原秀衛ー高橋秀樹。北条時政ー小林念侍。梶原景時ー中尾彰。源頼政ー丹波哲郎。後白河法皇ー平幹次郎・・濃すぎる。重厚すぎる。これだけでお腹いっぱいだ。特に40代で死んだ梶原景時がー中尾彰?近年の大河といえば、足利尊氏、明智光秀、吉良上野介など従来悪役とされてきた人たちの名誉回復を図ることも多かったのに、中尾彰じゃ今までの義経作品と同じく景時=悪役のままじゃんか。景時ファンとしては残念極まりない。

 でも、美輪明宏が陰陽師やってたり、荒川良良とか岡幸次郎とか心をくすぐる役者も多いし楽しみやね。タッキーの義経に対しても、まわりはみんな批判的だが、私はそれほど否定的ではない。確かにやつは下手だが、そもそも義経を上手い役者がやる必要があるのかと思うのだ。清盛のカリスマや、頼朝の弱さと冷酷さなどを滲み出すには相当な演技力をもった役者じゃないと表現できないと思う。しかし、義経は戦術的は天才でも、対極的判断が出来ない未熟な若者である。ならそれを演じるのは未熟でもできるではないか。じゃあ、今他に20代で大河の主役をはれるほどで、義経にイメージがあう役者がどれだけいる?実力的にはタッキー以上はいくらでもいるが、それで視聴率取れる?無名な奴だせば、それはそれで批判されるんだから。主役はスカでも脇を固めた今回の配役はそれいいと思う。でも静御前の石原さとみはあかん。演技もよくないが、なによりあれは一家揃って筋金入りの創価学会だ(紫一の反学会ウォッチャー本宿情報)、学会丸抱え女優を公共の電波に出すな

 で、実際見てみると、今日の主役は清盛やんけ。渡哲也かっこよすぎるぞ。でも、かっこいいイメージをくずさないためエロ清盛になれなくて、なかなか常盤に手出せないところがもどかしかった(エロじゃない清盛でも、手をだしたくなるほどの美貌って点で稲盛いずみでは説得力がないんだよな。普段の稲盛いずみなら充分美人だけど)。そのせいでなかなか話が進まない。あと、ナレーション多すぎが気になる

 よかったのは後白河法皇の不気味さだな。「42までに大河書く」と言ったら、ホモ好きの千本に「後白河ホモ王(実際男色にふけていたらしい)にして」と言われたが、後白河はおもしろい題材だ。あの人人生そのものがコメディだからな。「暗愚の帝王」「日本一の古狸」と両極端な評価受けてるし、策士のイメージ強いが、摂関家の力をそぐため平氏を利用→平氏が強くなったので木曽義仲を援助→義仲が強くなったので義経を利用→義経が強くなったので頼朝につく、と常に強いやつを抑えるために対抗勢力に援助するが、援助した勢力が強くなってまた別の勢力に頼る、またそこが・・・の繰り返し。目をつけた勢力はいずれも滅ぼしたんだからそこは見事だが、かわりに援助したとこをもっと強くしてしまうというマヌケぶりがすごい。まさにその場しのぎ人生。もし後白河がもっと生きていたら、幕府有力御家人をとりこんで頼朝を倒したが、その有力御家人がもっと強くなるという同じことを繰り返してただろう。このマヌケさはコメディになる。ぜひ書いてみたいものだ

 

2005/01/13(木) NHKは死んだ
 しかし井川の恩知らずはとんでもねえな。ファンからもノムさんにも星野さんにも、岡田監督にも批判されても、大リーグ行きたいだと。FAまで待てないってガキかお前は。球界再編問題が一段落して一致団結して人気回復に勤めなあかん時にわがまま言うなんざとんでもねえや。4年間ローテ守ったくらいで恩返ししただと。藪見たく暗黒時代を10年支えてFAとってから言え(確かに井川の4年と藪の10年じゃ井川のが役に立ってるけど)これ以上言うならやむをえん。クビにしたうえで、資格停止選手にして野球が出来ないようにするしかない。阪神にとっても大損害だが仕方ねえ

 さて、佛大は今大変です。山岳部の人が北アルプス行方不明になてるようです。無事みつかってほしいです。しかし、しらんまに時期学長が決まってたのにはびっくりした。結局選挙せずに談合で決めたみたい

 もっと問題なのが、安倍&中川、NHKへ圧力問題ですね。須崎先生も早速プリントしてきたようにこれは悪質です。気が強そうに見えて、情緒不安定のアル中である中川はもともと総理の目はないが(嫌なことが会ったら親父と同じく首吊ってくれるだろうから、今回のことで自殺してくれたらもうけものだね)、総理候補安倍はいたいだろう。

 昨日の報道ステーションで早速反論していたが、所詮二流大学(成蹊大)のおぼっちゃんだとそこが知れたね。まあ、まだどんなひどい番組であろうと圧力をかけたことじたいが悪いという認識があるだけ中川よりマシ(中川は反日的な番組は圧力かけてでもとめて当然と思ってるフシがある)だが、それならそれでそういう事実はなかったという一点で通せばいいのに、その番組の内容の酷さを力説するなんて頭悪すぎだ。しかも番組の中の模擬裁判にでてった中に北朝鮮の工作員がいる、そんな番組は客観性がないと力説していた。確かにほぼ敵国の工作員をテレビにだすのはあまりよろしくないが、そこにいた工作員ってのはそもそもスパイとは別次元で単純にpロパガンダ要員なのだろう。それを言ったら、日本のテレビにゃ、アメリカのプロパガンダ要員も中国のプロパガンダ要員もロシアのプロパガンダ要員も毎日山のように出演する。そのすべてを排除するなんて不可能だ。北朝鮮って言えば、なんでもすむと思ってんのか。まあ、かなり北朝鮮を差別してるんだろうからしょうがないね(保守の連中はアジアを下とみてるからね。それとも金日成に会うために病気なのに無理して、死期を早めた親父の安倍晋太郎のことを逆恨みしてんのかね)。そもそも工作員という除法をつかんでいても、それを公共放送でベラベラはなすなんて迂闊にもほどがある。そういう情報をつかんだら泳がしておいて、いざという時捕まえるのが基本だろう。これでその工作員は楽々逃げれるぞ。敵に手の内あかしてどうする。馬鹿すぎる。

 今回の問題は、本当に番組内容ではない。ぞの従軍慰安婦の模擬裁判がどんなものであったかは、確かに左翼の私から見てもちょっとかたよりすぎだろと思う。しかし、どんな酷い番組であっても政治家が事前検閲して圧力をかけていいはずがない。安倍や中川は、やめろとは言ってない言っても通じない。確かに直接やめろといってないのだろう。だが、予算を握ってる政治家にそれっぽいこといわれりゃ結果的におなじこと。いじめがいじめられた方がいじめといえば成立するように、圧力はうける方が感じれば成立するのだ。この程度のこともわからないボンクラどもが将来の総裁候補というのだから聞いてあきれる。恥があるなら即刻首を吊るべきである。

 そして、日常的に政治家にお伺いをたてるNHKも恥をしれである。海老沢も所詮政治家にするよって出世した男だ。本気で受信料拒否を考えるときがきたようだ。

2005/01/12(水) 代役決定
 昨晩ひげしろと会談したが、どうやら無理そうだった。本人も出たいという意思はあるようだが、またなんかあったらという煮え切らない態度で辞退した方に気持ちが傾いていて、なによりしゃべり方などが全然回復してないので断念することになった。残念である。

 と、いうわけで、間男役の代役を探すこととした。このまま私がでるというパターンも考えられるが、やはり当初の目標であった作・演出に専念したいのだ。はっきりいって、自分が舞台に上がれないため、その場で自分で修正することができないもどかしさを感じながらも、役者を信頼して送り出す勝二さん、田渕☆さんの姿を見て、すごくいい経験をしているなと羨ましかった。そんな風に投票した人はいないだろうけど、私はこの優勝は私にテロプロ祭でできなかったその経験をするチャンスを、CTTでやってくれという意味で選ばれたことにしたい。と、いうことでなにがなんでも代役を探すことにした。

 こちら側の都合から行けば、一刻も早くみつかるに越したことはないので、メーリングリストででもパーっと流して、反応があった人に、と行きたいところだが、ダブルブッキングにでもなったら大変失礼である。と、いうことで一人一殺で、一人づつ説得していくことに。誰を誘ったかについては、迷惑になるし、こっちも優先順位をつけた順をばらすと失礼になるから書かないが、何人かは結構乗り気で考えてくれたりしたが、テスト前ということで最終的に全員ダメだった。

 困って掛川に相談。掛川は紫の子ならレベルは低くても授業の空き時間にマンツーマンで教えられるからそれで行けといわれる。うーむ、迷った。紫の子なら、悪いが1週間で私がでる以上の(テロプロ祭)以上の出来になるとは思わない。練習時間もうまい役者や私がでる場合に比べて格段に長くなり、テストを前にしてめんどくさいことこのうえない。しかし、CTTの説明を読むと試演会と書いてある。ようは完成品をだすというより試す場である。テロプロ祭で出来なかった、私が作・演だけでやるというのを試すというのであれば、質が下がっても許されるんじゃないかね。テロプロ祭は勝負の場であったから、役者から「なにがなんでも代役出したいってのは演出のわがままだ」と言われて反論できなかったが、今度はわがまま言わせてほしい。

 だからといって、もちろんはなから出来はさがるとは言わせない。やるからには絶対私がでるよりいいものを見せる。それに応じてくれたのは武でした。自らやりたいと言ってくれました。さあ、武を使うと言ったら、堂々と本人のまえで「ヒビサマのままのがいいって」と言われたのを見返してやれ。

2005/01/11(火) 2005年はどんな年?
疲れた。思えば、4月からぶっ通しで芝居をしている。しかも、西遊記以外はみんな掛け持ちしてる。それどころか本来舞台に上がるわけのなかった紅竜志と間男も舞台に上がったので、全部上がってる、やりすぎだ。就活せなあかんのに大丈夫か?まだリクナビにも日系ナビにも登録すらしてないぞ。もうエントリー閉め切ってる企業もあるぞ。

 今日はDOSプロドュース公演の練習に顔をだした。去年とても楽しかった(というか、演劇史上一番楽しい公演でしたね)ので、今年もとも思い、一旦参加しようかなと連絡したが、1週間本番がはやまったことで、万が一テロプロ祭で優勝したら練習できんというこもあって、お手伝いでということにした。懸命な決断だった。5月の公演の前に休養し説かないともたないわ。就活はもちろん、卒論に向けた勉強や、免許取るために教習所通い、実家へ帰省など、芝居を再開する前に芝居以外にやりたいことが山ほどあるし。

 今年は、奥村さんの演出で、長井愛の「兄帰る」という作品をするらしい。紫から千本・炬燵・コウ。BKCから1回生3人。ケッペキから一人。あと女優1人募集中らしい。・・・ほとんど紫とBKCの合同公演じゃねえか。ずいぶん減ったものだ。去年アレだけ評判がよくて、私も行けばよかったという意見を聞いたのに寂しい限りだ。まあ、DOSでしか募集してないんだからこれしか集まらなくても当然だろう。去年くらいがむしゃらにかき集めないといっぱいはこないよね。今年みたいな方法だったら、少なくとも学生劇団に在籍していたわけじゃない勝二さんや琢磨さんは絶対来なかったわけだから、今の勝二さんとの関係もなかったと思うとゾッとする。まあそれでも、あんま練習に顔はだせないけど、なにかしらお手伝いはするので頑張ってください。

 今日はその後、5月に向けて寮食会議へ。色々、自分の今までの常識では考えられない議題(ちょっとここでは書けない)が出て、うろたえつつもしっかり意見を述べてきたので、希望の日に多分取れるだろう。寮生からは普通の貸しホールじゃないんだから、寮生と交流をしてほしいと言われた。こっちも「朝まで生ゴヅラ」をするなら「朝まで生吉田」を企画して、せっかく24時間使えるなら終演後、寮生やお客さんを交えて、合評会の名を借りた宴会とかできたらと提案したら、是非と言われた。とりあえず、来月寮の食堂利用者コンパをするらしい。これから利用しようとする人なら寮外生でもどんどん来てとのことなので、みんあも是非行って寮生と交流を深めよう。それがめんどくさいって人は金かかっても普通のホール借りた方がいいね。さらに吉田寮芝居部の方が会議に出席していて、初対面なのに何人か興味を示してくれたので連絡先教えてきた。まったく初対面の人とやるってのも楽しいので来てくれたら嬉しいな。

 でも、実際「生ゴヅラ」やれるだけ人が集まるか不安やのう。演目変更する場合もありえるな。承諾してくれた人で今のところ「生ゴヅラ」だからいくって人はいないけど、それでも変更したら約束違反になるしな。

 と、いうわけで今年の予定はどうなるかわからん。教育実習もあるし。片手間でよいどれ侍があるたら、出たいとは言ってきたが。よしはるさんも「シュウがジャニース侍、ヒビキが賄賂侍」とか言ってくれて、「(酔いどれ侍役の)亀とヒビキの予定にあわせるよ」などと言ってくれたが、よしはるさんの方が格段に忙しいんだからそうはいかんだろうから、やれる時期かわからんしな。でも、去年の今の時期だってなにもわかってなかったんだから一緒か。まあ、頑張りまっっしょい

2005/01/10(月) ヨウスケの成人祝い
 今日は1日中寝てようと思ったが、体はクタクタなものの頭は興奮していてなかなか寝付けず、ゲーム(掛川から借りた三国志9)をやりまくってた。

 夜になって、掛川から十日恵比寿に行こうといわれる。今からなんて出かけるなんて嫌だよと言ったが、「地元帰れなくて成人式に行けなかったヨウスケのために成人祝いをしよう」と言われた。二度手間がシュウちゃんのために成人祝いをしようと言ってたアイディアをパクっただけとはいえ、可愛くてたまらない後輩のヨウスケのためと言われたら行くしかない。9時過ぎて出かける。

 恵比寿さんの前は屋台がいっぱいあった。掛川・勝二さんとともに、ヨウスケにくじ引きを驕ってあげた(一人100円づつ出して)。その後神社に行っておみくじをひく。掛川が1万円だして、9900円おつりもらってたので、偽札使ってんじゃねえかと思った。ヨウスケは大吉を引いて、新成人にふさわしい門出だった。ほかの二人は末吉。

 で、私はなんと凶だった。一瞬固まった。凶なんて生まれてはじめて引いた。北海道の神社で凶なんかいれてるとこなかったぞ。さすが、京都は入っているものなのね。探し物みつからないとか、金運ダメとか否定的なことばかり書いていた。唯一出産だけが「安産」と書いていたが、まだ学生で育てられない今年の段階で安産されたら、それは一番凶だろう。

 その後、王将に行ってヨウスケを祝いました。私はシャンパンシャワー浴びたせいで頭がくさくて、銭湯はいらないとやってられんので途中で帰ったが、ほかの人は3時までやってたそうだ。

2005/01/09(日) お疲レンコン
 これは二度手間チームが言っていた、お疲れ様の挨拶だ。あのテンションで言われると楽しいが、文章にすると恐ろしく陳腐だった。

 テロプロ祭の結果、我々笑の内閣が優勝しました。票差だけなら結構ついたようにもみえますが、接線だったと思います。本当にお客さんの好みごとにかわってましたから。どのチームも3票独占があったし。まあ、こう見えて私の作品が一番オーソドックスだったので保守的なお客さんが多かったのかな(保守って書くと私のような政治的には革新の人には悪い印象もつけどいい意味でね)

よって、22・23日のCTTに出場します。その際、ひげしろが復帰するのかとか、どうするかについてはまた後日日記で書きます。とりあえず、見に来てくださいね

その後は楽しい打ち上げタイム。千本や哲ちゃん、片手間のよしはるさん小松さんなども残ってくれた(うちのスタッフもヨウゲツは残ってくれた)が、残念ながら雅美は明日の成人式のため、終了後すぐご両親と帰った。まあ、雅美ママに会えて嬉しかったけど。また、たけるさんは体調がヤバイのでバラシ前に帰る。たけるさんは他のチームともすぐ親しげに話していたので残念だ、まあ私の高校時代の悪行をばらされなかったのはよかったが。

そして打ち上げ、今回二度手間のGM(ゼネラル・マネージャー。助演とかじゃなくGMという名称にこだわるのがすごい)迎さんは本番いないどころか、バラシも終わる頃に来て打ち上げだけいた。相変わらずだ。今回は二度手間の未踏座勢と仲良くなれたのが大きかった。ミホミホと久々にまともに話せたのもよかったが、今回来た若手3人の男はみんなナイスガイだ。しかも3人とも顔がいい。亀ちゃん(亀岡大祐)は、7日も日記にも書いたがうまいし、芝居への欲も高い、また田渕☆さんや迎さんなど先輩との関係もいい。迎さんにあきちょめとよびすてにしてタメ語聞いて、一緒にはしゃぎながらきちんと敬意を感じられる。私に敬語を使いながら、敬意を感じられないコウとは大違いだ。来年は座長になるそうで、かなりナイスガイなので未踏座は今後楽しみだね。彼とは楽屋でサイコロトーク(1が情けない話。2が恋の話。3が怖い話。4がエロい話。5が作り話。6が儲け話。5と6を思いつくのがよしはるさんの天才たる所以だ)していたら、私が超能力者かというくらい4ばかりだして(たまに2だしたが、私の恋話は=エロだからな)、私の経験したエロ話してたら、「ヒビキすごい、見直した」と言われてすっかりうちとけた。私の作品も気に入ってくれたようで嬉しいことだ。

ぐうちゃん(島崎君でいいのかな)は実に人当たりがいい。ヨウゲツはなしてると暗くなる子もちゃんとかまってくれたのですごくありがたい。そして、シュウちゃん(栗岩秀)前にも書いたが、滅茶苦茶かっこいい。もろジャニーズ顔である。ちょっと信じられないくらい可愛い。それでいて「彼女いないの」と聞いたら「今は先輩や男友達と遊んでる方が楽しいんで」ときたもんだ。かっこよすぎる。並の男ならそれが本当であっても負け惜しみにしか聞こえなくてかっこ悪いのに。二人とも役者としても魅力があるし

そして二度手間は雰囲気もよかった、田渕☆さんはテンションさがったと思ったら、すぐしりとり侍とかやって無理やりあげるし、とにかく常に楽しそうだ。せっかく作者のよしはるさんが、我慢して口出ししなかったのに迎GMが口出ししてたが(でもあきちょめは天才だよ。滅茶苦茶意識高いもん)。HIROFUMIもちゃんと受け入れてるし、役者がみんな田渕☆姉さんのために人肌脱ごうってなっているのが素晴らしい、やっぱちょっと龍谷行けばよかったと思った。

しかし、その後カラオケに移動したら、未踏座勢暴れまくり。亀ちゃんが部屋でシャンパンシャワー(私もあびてしまった)して、部屋をシャンパン臭くするは、迎GMはレディの前でも平気でケツだすわ(田渕☆・ミホミホは慣れてるからいいだろうが、ヨウゲツも受け入れすぎだろう)、この雰囲気羨ましいと思うが、行きたいとは思わなかった。

打ち上げ中は、5月の「生ゴヅラ」のオファーをかけて何人か色よい返事を頂いたし、カラオケは初めて行く人とかと大いに盛り上がったし、少々懸念があった案件も解決したし楽しかった。最後に掛川と口喧嘩して、谷内さんへこましてみんなに心配かけてしまったけど、うちらの友情は毎回口喧嘩しながら妥協点をさがしていくのだから心配しないでね。本当に楽しかった。ありがとう。

 最後に打ち上げ後に吉野家言ったら誠サマがいた。掛川が驕ってくれたが、HIROFUMIだけは掛川がそれを言い出す前に清算後で驕ってもらえなかった。その時の奴の表情はすごかった。

ちなみにシュウちゃんの顔は必見です。カツショップHPの役者紹介からなら見れるよ、このURLからどうぞ
http://www.geocities.jp/katsushop2002/

2005/01/08(土) 爆笑テロプロバトル

 今日は本番。9時半からリハだ。しかし、たけるさんの体調がヤバイ。3日の練習からずっとそうだったのだが、少しもよくなる気配がない。だから昨日も飯食いにいくなと言ったのに、高校時代からかなりテンションに左右される人だった。練習場でも常にテンション高く、相方の堀川健氏、坂下大介氏というこれもまたおもしろい人たちと、おもしろいネタをたくさんやってたし、本番でものっているとばんばんアドリブしておもしろかった。自分で面白いのを勝手にやってしまうとは私と同じである(また、アドリブしても気づかれない技術があるから私のように顧問に嫌われることもなかった)。そのためテンションが低いと致命的だ。ピンチ。

 徐々に回復したのでなんとかなったが、今度は受付で来るはずのヨウゲツがこない。彼女が来ないと着替えられない。すごいアクシデントがあったようだが、なんとか来たので今日も調子に乗って装飾。完全に出落ちや。

 そして本番。今回の出来に関しては、当然のことながら満足していない。ひげしろ降板が一番不満足の原因だが、それ以前に本じたいが少々失敗したなというところがある。まあ、掛川・ゆーみんに通し見てもらったあとのアドバイスをふまえた書き直しで、だいぶよくなったが、当初考えていたような本にできなかった。ゴッドハンドが脚本・演出ともにかなり満足していたので残念だ。でも、やるしかない。

 今回の投票形式は掛川の日記に書いてある通り、お客様が一人3票もっている。ここが難しいところで、1人1票なら単純に一番いいものをつくれば票はもらえるが、この場合差をつけるためには最低1人から2票もらわなあかん、しかし客の心理から言えば1チーム1票ずつ入れるのが多いだろう。大変だ。

 投票方法は、掛川の言うにはCTTのように無記名投票だと投票する側に責任がでないから嫌だということになり、はっきり誰に投票したかわかるようにすることになった。オンエアバトルみたくボールをころがすようにしたいとぬかしたが、できるわけねえので、入るときに3枚チップを渡す方式に。まず客席で役者がおひねりをもらうように立って、出口で演出が投票箱をもち立つという二重形式に。しかし、おひねり形式は、目の前に役者が立ってて懇願してたら思わずいれちゃうということで1日目だけとなった。

一方我ら演出組は出口で緊張しながらまっていると、お客さんが出てくる。いくら結う記名投票とはいえ、誰がどこに何票いれたとかははっきりは書かないが、意外と無難に公平にいれるより、好みによって差をつけるお客様が多かった。やっぱ無難に入れると悔しい心理が働くのかも。思ったより全然知らない人から支持されて嬉しかった。むしろ、やっと大挙して来てくれた紫勢(今までは薄情な連中だったのに・・まあ今の時期は練習ないからだろうが)など、近しい人たちのが私に厳しかった。好意的に見れば私のもっといい作品を見てるからもっとやれるやろって意味だろうが、掛川いわく、「身内はヒビキに入れるの悔しいちゃうか」というのは私の人徳のなさを物語っていた。スタッフは、ヨウゲツは受付、どす恋は招待で入ったが、平・琥珀は投票したいからと金を払って入ったが、独占してくれなかった・・・

 しかし、中にはどこもいれたくないとチップ回収箱に入れていた人も何人かいた。シビアだがいいことだ。精進せねばね。

2005/01/07(金) 初陣を飾れるか
 明日から本番です。大アクシデントがありましたが。我が笑の内閣は初陣を飾れるでしょうか?今日他のチームを見ました。今日の日記は祭終了後、あらためて詳しく書くつもりですが、今日見た限りでは大接戦。どこが勝っても不思議ではないですね。勝負の分かれ目はお客様の投票にかかっています。これは来るしかないですね。
 
 8日19時。9日15時。人間座だよ、見に来てね

で、今日は12時からリハーサル。仕事はすごくできるのに、衛星の仕事以外はいつもい手を抜く聡太さんが珍しく、本気をだして舞監をしていてびっくりした。琥珀に小道具運搬してもらい、平にレベチェやきっかけ決めをしてもらったので助かった。ヨウゲツも駆けつけて衣装を直す。なんといってもたけるさんはでかすぎて、いろいろ不都合が多すぎる。たけるさんのスーツに装飾すればてっとり早いんだが、実家でクリーニングだしてるとかアホなことぬかすもんで、既存のスーツを切って布をたしてつくったらマヌケなことになった。どうせマヌケならと、ベルトも3重巻き、ネクタイも変なアクセサリー、防止にも蝶々とかつけてやりたい放題で軍服というよりちんどん屋になった。

 その後全体リハ。二度手間がとてつもなくアホなカーテンコールを考えてきて、これでやりたいと言ってきた。こういう時冷静でいられない私は、とても楽しそうなのでいいよいいよと言いたくなるが、1チームだけあからさまに変なカーテンコールやられるとどうよと勝二さんと相談するが、やってみたら思ったより影響なかったのでやることに。

 ゲネでは、他の2つを見た。感想としましては、さむらいおんの「チャチナハイエナ」は私としては好みではない部類(ダンスがでただけで拒否反応が起こる)だったが、とてもお洒落な仕上がりだった。ヨウスケが思い切っていたのがよかった。

 二度手間は、森よしはる脚本のファンなので大好きに決まってる。ギャグもすごいが「結婚したいという感情を、好きじゃないとかまだよく知らないとかいう理由で隠すな」というような台詞が天才的だと思う。それに加えて田渕☆さんの演出が、予想以上に真面目かつテンションあげが上手くびっくりした。役者では亀ちゃんこと亀岡君が上手い。「うむよ」「不人情先生」から注目していたが、かなり魅力のある役者だ。また、HIROFUMIについては、山崎史上最もいい使い方をされていた。山崎の使い方だけならごまのはえ超えてるよ。なるほど、人間やらしたらあかんのね

 で、うちはヤバイな。私が入ったにが痛すぎる。なにより、自分が客だったら二度手間にいれそうなのが嫌だ。まあ、感想としては本当にどこも接線。最後は客の好み次第になると思う。さあ、負けないぞ。

 帰りに、たけるさん、ヨウスケ、みずのさんとCOCO壱へ。実はこれだけ参加者がいながら、初対面の人ってみずのさんしかいなかった(まあ、未踏座のミホミホ以外の3人はほぼ初対面だが、それにしても狭い世界だ)ので、色々話せて嬉しかった。何度も書くが、高校時代の先輩と大学でであった友人が話してるだけで不思議だし、こうして少しずつ交友が広がるだけでも、祭やった甲斐はあるね。

2005/01/06(木) 新年会
 今日から仕込みだ。9時半に人間座へ行く。参加者ではない長町まで来てくれたのに、二度手間からは誰も来ていなかた・・。しかも、今日はHIROFUMIしか来ないらしい。なめとんのかである。しかし、うちもたけるさんが送れ、スタッフもヨウゲツ以外は来ず、ヨウゲツも来てる割には楽屋で衣装縫ってるだけ。そして私は補講ですぐで抜ける。まともにいたのは谷内さんだけだな。

 というわけで、10時半にHIROFUMIが来たから、ではなく補講のため大学に。今日の補講は大好きな須崎教授の講義なので、絶対行きたかった。須崎さんは、いつも補講をする。前期は政治への意識を高く持てというわりには参院選の当日に1日中補講していた。今日も(確かに後期にも休講はあったが)1日中補講しなきゃならんほど休んだ気はしない。単にやりたい範囲が広すぎるんじゃないのか。

 でも、須崎さんはかっこいい。歴史の常識を疑ってかかるという信念とぶっとんだ母親の話など、こちらがなるほどということを言うことがかっこいい。なにしろ味方がまるでいない。「日本国憲法の平和主義は天皇制さへ守れば、後はなんでもいいやというヤケになってつくったもの」なんていうから改憲派からも、護憲派からも総スカンだからな。(当時の記録を見るとまさにその通りなんだが)。須崎さんはまさに真の中立だ。須崎さんは自分が今、左派に見えるのは、世の中全体が右傾化しているからであるからだと説く。中立というのは、世の中がいくら右傾化しようが左傾化しようがぶれないのが普通だが。日本人の中立観は、全体が右傾化すると中立は左翼呼ばわりされ、左傾化すると右翼呼ばわりされる誠不思議な民族らしい。須崎さん地震は学生時代は、学生運動まっただなかながらまったく参加しなかったような人なのに、今では左派の代表格になってるということに危機を呈している。彼はすごい先生です。彼に習えるなら神戸大に行きたいな。

 そして、夜は齋藤の家に紫の新年会に行った。このためにわざわざリハの時間をずらしたんだもの。そのあおりで夜にさむらいおんがきたため、ヨウスケ・雅美はいけずぶんむくれていた。

 参加者は齋藤も含めて11人。齋藤の家は山科で、前1回だけ言ったことがあるが、相変わらず山科駅からすら遠かった。しかも通り道のごみをみると大津市のゴミ袋があった。どうやら途中の通り道で1回滋賀に入るらしい。齋藤の家は相変わらず広かった。裏庭にプールとテニスコートがあると言ったら、はりまやが騙されてた。相変わらず騙されやすくて可愛い奴だ。

 齋藤が手料理をつくってくれて、パンドラを見たり、なぜかひたすらぷよぷよをしたりグダグダ宴会。でも、テロプロ祭に奇異そうな人は微妙。薄情なやつらめ。

2005/01/05(水) HPが豪華になった
 ということで笑の内閣HPからもこの日記が読めるようになったよ。見栄えは悪いが情報量は多くなったよ。まだ写真が表示されないけど。
http://www.geocities.jp/waraino_naikaku/

ってなわけで急遽私が代役に入って練習である。作・演出が役者として入ることは賛否両論あって、どちらがいいことなのかわからない。かく言う私は自分で作・演出した作品は全部出演している。しかし、今回は専念したかった

私のような役者、最初からヒビキは遊ばせとこうと思わず、ちゃんと演出つけようと思ったら一番厄介だ。演出家として、私が別人だったら一番ムカツクと思う(でも、自分ではやめられないのさ、他人にされていやなことをするのは最低の人間である)ゴッドハンドのようにハナから役者で出る気であれば、町長のように演出の片手間で、いつも以上に自分勝手に暴走芝居していても、ほかの役者にたいして迷惑かけない役をつくることができるので、実際そうやった。ゆめゆめは役者が足りなくて入ることになったが、あれは練習開始前なのでなんとかなった。しかし、今回は比重が多すぎる。自分勝手ができる役でもないので、私には向かないこと甚だしい。

なにが厄介って今日も演出つけたが、私が芝居しやすいように、ほかの二人の演出をつけてしまうことである。脚本かいてる時点ではわからなかったが、いざ自分が役ではいると、この場面ではこの台詞の量では怒れないといったところがでてくる。そのため、急に台詞を追加したり、ほかの二人にもっと私の役が怒れるように演技してくれと頼む形になる。しかも、二人がやりやすいように協力するまでの余裕はないし、それが芝居の出来の向上になっていればいいのだが、客観的に見ようにも、外から見れないし。琥珀に張り付いてもらって見てもらってるが厳しい

とにかく、これほど楽しめないで役者することははじめてだ。はじめて劇やってから15年。小学生の頃から(小学生は劇は普通嫌がる)学芸会の劇で、思い切り楽しんで余計なアドリブばかりしていたた私がはじめてやるだけで精一杯の芝居。でも、かえってこれの方が出来よかったりして。よくヒビキは暴走しなければいい役者なのにって言われるからな。でも、これでよかったら、次役者するときますます余計なことする風当たりが強くなるな・・

2005/01/04(火) 緊急事態
 正確には3日の夜です

 ひげっちが降板した。それが仕方のない理由かどうかは判断つきかねる。が、それ以前に彼の状態が正気ではなかった。はっきりいってこの理由でこの状態になるのは、自分では考えられない。しかし、5日前からわかっていて和歌山から電話かけて相談できず、こっちに戻ってきてしまうほど状況判断ができないようでは芝居にならないだろう。

 さて、じゃあ代役はどうするんだ。まずその場に平がいたので、奴なら音で見てもらってるのである程度話の筋を知っているが、断られた。役者と話し合うとやはり私が入るべきだという意見が出てきた。

 はっきりいって私が入るのはやりたくない。今回は作・演出に専念したい。ハナから出演もしようと思ってるならともかく、はじめて外から自分の作・演した芝居を見るチャンスを逃したくない。しかし、役者二人は、私が入るのが一番いい、というか今からじゃ私以外の人ではムリだろうと言ってきた。それは呼んで来る役者私大ではないかと言ったが、納得してもらえない。この状況で演出が代役に立たないのは演出のわがままだいうらしい。

 とりあえず、京都にいる紫の男勢にはメールを送る。何人かからは返ってくる。主催者には知らせなきゃならないで掛川に電話で相談にいく。今回の演出対決という企画上私がでるのはまずいかもしれない。ぱにくってたのでよくいえなかった。掛川は、企画として演出が出るというよりも、作品の出来として私が入るのは最悪のパターンだという考えを言ってきた。ぬぬ、板ばさみすぎるぞ。

 電話を切って役者を説得。たけるさんは絶対ヒビキが入れという感じだった。谷内さんは、代役しだいではうまくいくだろうけど探す時間を考えたらもったいないとい感じ。まず、4日の朝の練習までにこれる人。2日で台詞を覚えるか流れを覚えてごまかせられて、私の演出叩きめることができて、私より確実にうまいというようなひとじゃないと納得してくれない雰囲気だ。その時点で紫勢ではムリだ。別に私より下手だとかいうわけでもないが、彼らの能力を考えたら私が入った方が演劇としての質はともかく、見栄えはよくなるだろう。

 再び掛川に電話。私が思ってもいないような人の名前を二人出してくれた。とりあえず、一人に電話するが繋がらない。掛川に掛け直すと、なんとすでに掛川がもう一人の方にOK貰ってくれたというではないか。確かにメールはわかるが、彼の電話番号はわからんので、取り次いでくれるとは言ってくれていたが、先走って依頼までしてくれているとは。その彼が来てくれるなら、すごく嬉しいのだが帰省中で練習参加は5日からになるようだ。私個人は彼の実力を知っているから、小屋入りまで1日あれば何とかしてくれる人だとは思う。が、それを知らないたけるさん谷内さんは不安だろう。二人の不安と士気を考えると、練習が持たない。確かに私が「俺は出たくない、彼を使いたい」というのはわがままだろう。残念ながらそれではお断りをせざるを得ないので電話をかけてお詫びした。本当に申し訳ない。

 掛川に対しては、相談した時点で日記に私が考えを変える気がなかったみたいな書き方をされていたことは甚だ遺憾であるが、的確なアドバイスをしてくれたし、多少先走りにされたとはいえ(それも彼の責任ではなく、条件をきちんと指定せず曖昧に依頼をしたり、現場の情報をちゃんと伝えなかったなど、ぱにくってたとはいえわけのわからない態度をとっていた私に非があるしね)親身になって尽力してくれたのに、それを無にしてしまって申し訳ない。

 と、いうわけで、役者で入ってしまった。とりあえず、優勝目指す発言は封印する。8日までに形にする。嗚呼たいへん

2005/01/03(月) 伏見警察署への警告
昨日はドライバーの無礼さを怒ったが、逆の立場だったら絶対警備員を怒るだろう。通行止めを知らずに引き返せと言われたらキレるし、近所の親戚の家に行くのに(稲荷までいかないのに)引き返せと言われたら、ちょっとくらい融通利かせてくれよと思う。中立的立場だったとしても、私は普段「悪法もまた法なり=法絶対主義」の法家主義は嫌いで、むしろそれくらい融通利かせろよと言ういいかげん至上主義者だ。いつも学生証を見せないと絶対ボックスの鍵を貸してくれない大学の警備員に対し、忘れ物とりにいくくらいいいじゃんと言うもん(実際はそれを許したら部外者が、ボックスのもの盗めるんだからいいわけない)

 はっきり言って諸悪の根源は伏見警察署の対応の不手際だと思う。まず、諸悪の根源は、通行許可証があれば通っていいと言うことだ。要は一切通行禁止で、ハナから道にポールを立てて置けば、よほど馬鹿じゃない限り強行突破することはないだろう。通れる車は通っているのに、自分は行けないからみんな怒るのだ。

 だからと言って地元住民が5日まで車に乗れないってのも問題がある。例えば祇園祭なら一切通行禁止になるが、あの近辺に住んでる人は祭の中心である町衆の人だから祭のためなら気にしないし、そこのマンションを購入する人は祭の時期は通れないことくらい覚悟して入居するだろう(不動産屋で言ってくれるどろう)。しかし、伏見の物件でその覚悟や説明があるかは不明だ(伏見の不動産屋といえばあのT☆不動産があるが、今度聞いてみよう)。じゃあどうすればいいかといえば、本当に近辺だけ一切禁止にすればいい。本当に近くは明石の歩道橋事故の例を出すまでもなく雑踏の事故は危険。特に稲荷さんの前のJRと京阪の踏切は危険、JRと京阪は踏切の閉まる時間が違うため、京阪の踏切があいて客が侵入しながらJRが開かないとつまって・・てことになりかねん。しかし、少なくとも私が守っている場所から、守る必要はまったく感じられない(多少混んではいたが流れてる)。田渕☆さん家など本当に近い家は車をだせなくなるが(あの趣味悪い車はでなくていいよ)、どうせ人がいすぎてだせないんだから結果は同じだろう。

 もっと問題なのが、通行止めの事実がまったく普及してないことである。私も京都に3年住んでいるが、ここが通行止めだなんて今回バイトして初めて知った。私の周りも自宅生や龍大生、実際参拝した友人を除くと、知ってる人なんかいなかった。知ってりゃちょっとは公共交通機関でくる人もいるだろうに。どこで広報してるか知らんが、伏見警察のHPにも伏見稲荷のHPにも交通規制なんか書いてなかったぞ。全然広報してないじゃないか。それどころか住民ですら知らなかった人もいたぞ(偽住民かもしれんが)。ちゃんと回覧板まわしてるんかいな。しかも通行許可証も、まさか有料ではないだろうが、どうやら車を持ってる住民(調べればわかるはずだ)全員に自動的に送られたりするものではなく、取りに行かなくてはならないものらしい。なんたる怠慢だ。

 また、霊園はともかく、本来なら毎年のことだしその寺は檀家に対し「正月は車で来るな」と言ってくれてもいいだろう。というか、そこに入れたくないなら警察はそういってくれるように要請・指導すべきだろう。していながら寺側が拒否してる場合もあるが、ちゃんと話し合いしてるのか疑わしい。

 そのしわ寄せが警備員にきているのである。来年までにはもっと対策を練ってちゃんとした方がいいと思う。でも、ちゃんと対策練られると、200人も警備員いらなくなるから私みたいな学生を雇う必要はなくなるんだけど。しまった、自分で自分のクビしめてしまった。

2005/01/02(日) 無礼なことを言うな。たかがドライバーが!
 正月バイトです。伏見稲荷の警護です。

 伏見稲荷は毎年年始に250万人もの参拝客が来るそうです。そのため大変混雑します。そうなると事故が起きる可能性が高くなる。よって近辺は車両は地元住民及び、許可された車両以外は通行禁止です。範囲は北は十条通り、南は大岩街道。西は国道24号線東はJR東脇の道路(ただし師団街道は除く)

 私が配属されたのは第3方面隊、守ってたのは1日が大岩街道と伊達街道の交差点。2日が深草73号線の高架下。3日が大岩街道と深草73号線の交差点と、警備では一番南東の方。おもいきり端の方なのでとうとう雑踏のざの字もみなかった。さびしかった。だからといって楽ではない。主な任務は通行許可証を持った車を迂回させることである。朝早くや夕方ならほとんど前の道を通る車はいないのでまだ楽だし、同じポストに2人配置され、そのもう一人と1時間交代(1時間たったら1時間は待機場で待機=実質休憩なので寝てられる)であってもだ。なにしろ込んだ時はすごい、免許の無い私は交通ルールがわからないため、持ってる人に比べうまく誘導できないのだ。でかい声+いちいち芝居がかった大げさな動きのため、ドライバーに進入禁止の広告がうまく伝わらないということはない。中には止まらずに車の中でなにかさけんだり、不機嫌な顔になったり、めんどうな顔になったり、したり顔で強行し卑しくもこの神聖な私を轢きそうになった無礼者もいたが、だいたいは止まってくれる。問題は止めてからである。

 まあ、人間とはこうもわがままな生き物であるかと思い知らされた。どいつもこいつも無礼者ばかりである。確かに警備員は警察官と違ってなんの権限もない(試験もうけてない身元もちゃんと調べてない若造に権限なんか与えられない)、よって警備員の要請を聞かなくてもなんの罰則もない。しかし、寒い中ルールを守ってくださいとお願いしてくる若い感じのいい兄ちゃん(だから見た目が悪い奴は雇ってもらえないのだ)を怒鳴りつけるというのはいかがなものだろうか?

 まず、通行許可証を忘れたという地元住民である。果たして本当に住民なのかと疑わしい(地元と言っておきながら奈良ナンバーとかいたしな、まあ引っ越してきた可能性もあるが)ところであるが、家に帰れないと洒落にならんのでそこは「次は必ず許可証忘れないでけ」と通す。次にすぐそばの親戚や友人の家、または稲荷の手前の寺や深草霊園に墓参りに行くという車である。彼らの理論では稲荷まではいかないんだから通してくれてもいいと言うのだ。本来それはダメだ。

 しかし、これまで迂回させてると混みまくって交差点が大混乱してしまう。近くに停めてここから歩いて言って下さいと言っても近くに適当な駐車場があるわけでもないし、よってそれは「この先また停められるのでご了承下さい」といい「ここで見過ごすと怒られるから、警備員いない道から入ったことにして下さい」と保身も言って通す。通過させる。これも果たして本当に親戚や墓参りが目的かわからんがね。でも先の立命中学が目的地ってのはねえ?こんな正月に私立とはいえ、行事なんかあるんか?

 そして、厄介なのは通行禁止を知らなかった人たちである。伏見稲荷まで車で行きたいって人は論外だが、私が守っている場所は山科南部から京都に抜けてきた人が、京都駅方面にぬけるための抜け道である。深草のダイエーに行きたいとかって言う人にとってはそのまま大岩街道を西に進んで、師団街道から曲がって北上するルートは混雑してる(そもそも交通規制してるから唯一通れる大岩街道とと師団街道が渋滞してるんだが)ため、うちを通った方が早い。それをここはダメ、今来た道を戻れと言われれば怒るだろう。これを説得するのは大変だ。私も芝居人として「この先5人くらい(実際は2人)警備員いて、かえって時間かかりますよ」などと嘘八百を言うと「そうやったんや、ありがとう」と大人しく引き返す人も多い。が、全部はそうはいかない。

 通行禁止を知らないでダメと言われれば当然頭に来る、多くは不満気に帰っていく。中には激怒して怒鳴りつける人もいる。中には怒鳴ったうえに「ふざけんな行くぞ」と言って強行する輩までおる。怖い、怖い

 しかし、よく考えれば知らなかったなら仕方ないだろう。それよりも通行禁止を知っていながら、稲荷の前までならいいだろうと車に乗ってきた奴の方がよっぽど悪い。仲には親戚行く人でも「すぐ近くや、いちいちとめんと通せや」と怒鳴る外道もおる。確信犯である。特に伏見はヤクザが多くて怖いのだ。黒塗りのベンツとかあからさまなんだもん。「アア」とか脅せば通用すると思いやがって、悲しいことにそういわれると怖くて通すから通用してるんだけど。こっちも感じのいい人は通して、見た目が悪い若者や左ハンドルはムカツクので高圧的に接したけど。

 だいたい、なぜこうも車でくる奴が多いのか?混んでることくらいわかるだろう。うちの田舎ならともかくここ近辺んてJR・京阪・近鉄・地下鉄とこれでもかと公共交通機関が発達してるではないか?少なくとも通行止エリア内ならどこでも1キロも歩かずにいけるぞ。それくらい歩け。怠け者が!しかも、親戚の家や墓参りなんて毎年言ってるだろうだろう、なぜ去年も停められていながら今年もまた車で来るとは。学習しろ!

 でも、素直に聞いてくれたり、通行人が挨拶してくれると嬉しい気分になるし、うmなく誘導できるとやり甲斐がある。なによりすごい人間観察になる。実に色んなタイプの人間がいて、脚本を書く上ですごく参考になる。一番面白かったのは「今から先の教会いかなあかんねん」ととても教会に行く態度ではないおっさんだった。

 でも、来年はやりたくねえ。客商売はストレスがたまりすぎる。作業は手を抜くが喋らないと死ぬたちなので、営業向きと思われがちだが、実は頭で脚本考えながら作業する方がいいや。工場とかに就職したいと思った。

2005/01/01(土) 謹賀新年・改訂版
 新年明けましておめでとうございます。今年も変わらずヒビサマをよろしくお願いします。今年もあなたにとっていい年でありますように。私にとっていい年になるのは決まってるので心配してません。

 ってなわけで、ここから書き直し。今年はどんなとしになるでしょうか?まずテロプロ祭、次2月に第2回DOSプロドュース公演を手伝います。出演はしませんが、知り合い増やしに。そして、5月に第2次笑の内閣「朝まで生ゴヅラ」です。うまくいくといいな。6月末には教育実習です。決まってるのはそんな感じかね。

 笑の内閣は、第3次もやりたいもの。でかくする野望があるので今年はその第1歩ですね。27歳までにOMS戯曲賞とって、30歳で連続テレビ小説。35でブロードウェー進出。40で大河ドラマ。50歳で人間国宝ですね。

 その他の予言はどうなるでしょうか、ちなみに去年の12月私が下予言は
一月、富山県魚津市に人面ヤギあらわる
二月、酒のつまみでおなじみのチー鱈が空前のブーム
三月、トルクメニスタンでクーデターがおこる
四月、暗夜行路がドラマ化される
五月、宗教団体大日本幸せ発信教代表忠尊寺玄哲(56)が信者に幸せになる鉛筆削りなるインチキ商品を売ったとして逮捕
六月、から梅雨
七月、参院選で羽柴秀吉が当選
八月、日本ハムファイターズの吉崎勝投手がノーヒットノーランを達成
九月、田代まさし、今度は無罪
十月、コートジボワール沖で船が難破
十一月、島根県江津市でヒバゴンが見つかる
十二月、流行語大賞は「ここのでっぱりきにならない」で石橋れんじが受賞

 さっぱりあたってねえじゃねえかというなかれ、トルクメニスタンじゃないが同じ旧ソ連のグルジアではクーデターが起きたし、インチキ宗教家はいたし、から梅雨じゃないけど異常気象だったし、羽柴秀吉はそもそも立候補してない、してたら当選してた。吉崎はしてないけど井川はノーヒットノーランはした。田代まさしはまたやったし、とまあこじつけじゃねんかというなかれ、ノストラダムスの予言本を書いてる人もこの程度で当たったとか言ってるんだから。それだけでもどれだけあいつらがいいかげんな連中かわかるだろう。

 そこで、今年も予言だ
・ギター侍・波田陽区は消える
・亀井静香は総理になれない
・ブラジル・アルゼンチンがW杯予選通過
・楽天は優勝しない
・ブッシュがまたどっか攻撃する
・窪塚がまたへんなことをする
・年末に桃鉄の新作がでる
 無難に全部あたりそうな予言にしやがった。


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