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2005/01/04(火)
緊急事態
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正確には3日の夜です
ひげっちが降板した。それが仕方のない理由かどうかは判断つきかねる。が、それ以前に彼の状態が正気ではなかった。はっきりいってこの理由でこの状態になるのは、自分では考えられない。しかし、5日前からわかっていて和歌山から電話かけて相談できず、こっちに戻ってきてしまうほど状況判断ができないようでは芝居にならないだろう。
さて、じゃあ代役はどうするんだ。まずその場に平がいたので、奴なら音で見てもらってるのである程度話の筋を知っているが、断られた。役者と話し合うとやはり私が入るべきだという意見が出てきた。
はっきりいって私が入るのはやりたくない。今回は作・演出に専念したい。ハナから出演もしようと思ってるならともかく、はじめて外から自分の作・演した芝居を見るチャンスを逃したくない。しかし、役者二人は、私が入るのが一番いい、というか今からじゃ私以外の人ではムリだろうと言ってきた。それは呼んで来る役者私大ではないかと言ったが、納得してもらえない。この状況で演出が代役に立たないのは演出のわがままだいうらしい。
とりあえず、京都にいる紫の男勢にはメールを送る。何人かからは返ってくる。主催者には知らせなきゃならないで掛川に電話で相談にいく。今回の演出対決という企画上私がでるのはまずいかもしれない。ぱにくってたのでよくいえなかった。掛川は、企画として演出が出るというよりも、作品の出来として私が入るのは最悪のパターンだという考えを言ってきた。ぬぬ、板ばさみすぎるぞ。
電話を切って役者を説得。たけるさんは絶対ヒビキが入れという感じだった。谷内さんは、代役しだいではうまくいくだろうけど探す時間を考えたらもったいないとい感じ。まず、4日の朝の練習までにこれる人。2日で台詞を覚えるか流れを覚えてごまかせられて、私の演出叩きめることができて、私より確実にうまいというようなひとじゃないと納得してくれない雰囲気だ。その時点で紫勢ではムリだ。別に私より下手だとかいうわけでもないが、彼らの能力を考えたら私が入った方が演劇としての質はともかく、見栄えはよくなるだろう。
再び掛川に電話。私が思ってもいないような人の名前を二人出してくれた。とりあえず、一人に電話するが繋がらない。掛川に掛け直すと、なんとすでに掛川がもう一人の方にOK貰ってくれたというではないか。確かにメールはわかるが、彼の電話番号はわからんので、取り次いでくれるとは言ってくれていたが、先走って依頼までしてくれているとは。その彼が来てくれるなら、すごく嬉しいのだが帰省中で練習参加は5日からになるようだ。私個人は彼の実力を知っているから、小屋入りまで1日あれば何とかしてくれる人だとは思う。が、それを知らないたけるさん谷内さんは不安だろう。二人の不安と士気を考えると、練習が持たない。確かに私が「俺は出たくない、彼を使いたい」というのはわがままだろう。残念ながらそれではお断りをせざるを得ないので電話をかけてお詫びした。本当に申し訳ない。
掛川に対しては、相談した時点で日記に私が考えを変える気がなかったみたいな書き方をされていたことは甚だ遺憾であるが、的確なアドバイスをしてくれたし、多少先走りにされたとはいえ(それも彼の責任ではなく、条件をきちんと指定せず曖昧に依頼をしたり、現場の情報をちゃんと伝えなかったなど、ぱにくってたとはいえわけのわからない態度をとっていた私に非があるしね)親身になって尽力してくれたのに、それを無にしてしまって申し訳ない。
と、いうわけで、役者で入ってしまった。とりあえず、優勝目指す発言は封印する。8日までに形にする。嗚呼たいへん
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