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2005/01/08(土)
爆笑テロプロバトル
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今日は本番。9時半からリハだ。しかし、たけるさんの体調がヤバイ。3日の練習からずっとそうだったのだが、少しもよくなる気配がない。だから昨日も飯食いにいくなと言ったのに、高校時代からかなりテンションに左右される人だった。練習場でも常にテンション高く、相方の堀川健氏、坂下大介氏というこれもまたおもしろい人たちと、おもしろいネタをたくさんやってたし、本番でものっているとばんばんアドリブしておもしろかった。自分で面白いのを勝手にやってしまうとは私と同じである(また、アドリブしても気づかれない技術があるから私のように顧問に嫌われることもなかった)。そのためテンションが低いと致命的だ。ピンチ。
徐々に回復したのでなんとかなったが、今度は受付で来るはずのヨウゲツがこない。彼女が来ないと着替えられない。すごいアクシデントがあったようだが、なんとか来たので今日も調子に乗って装飾。完全に出落ちや。
そして本番。今回の出来に関しては、当然のことながら満足していない。ひげしろ降板が一番不満足の原因だが、それ以前に本じたいが少々失敗したなというところがある。まあ、掛川・ゆーみんに通し見てもらったあとのアドバイスをふまえた書き直しで、だいぶよくなったが、当初考えていたような本にできなかった。ゴッドハンドが脚本・演出ともにかなり満足していたので残念だ。でも、やるしかない。
今回の投票形式は掛川の日記に書いてある通り、お客様が一人3票もっている。ここが難しいところで、1人1票なら単純に一番いいものをつくれば票はもらえるが、この場合差をつけるためには最低1人から2票もらわなあかん、しかし客の心理から言えば1チーム1票ずつ入れるのが多いだろう。大変だ。
投票方法は、掛川の言うにはCTTのように無記名投票だと投票する側に責任がでないから嫌だということになり、はっきり誰に投票したかわかるようにすることになった。オンエアバトルみたくボールをころがすようにしたいとぬかしたが、できるわけねえので、入るときに3枚チップを渡す方式に。まず客席で役者がおひねりをもらうように立って、出口で演出が投票箱をもち立つという二重形式に。しかし、おひねり形式は、目の前に役者が立ってて懇願してたら思わずいれちゃうということで1日目だけとなった。
一方我ら演出組は出口で緊張しながらまっていると、お客さんが出てくる。いくら結う記名投票とはいえ、誰がどこに何票いれたとかははっきりは書かないが、意外と無難に公平にいれるより、好みによって差をつけるお客様が多かった。やっぱ無難に入れると悔しい心理が働くのかも。思ったより全然知らない人から支持されて嬉しかった。むしろ、やっと大挙して来てくれた紫勢(今までは薄情な連中だったのに・・まあ今の時期は練習ないからだろうが)など、近しい人たちのが私に厳しかった。好意的に見れば私のもっといい作品を見てるからもっとやれるやろって意味だろうが、掛川いわく、「身内はヒビキに入れるの悔しいちゃうか」というのは私の人徳のなさを物語っていた。スタッフは、ヨウゲツは受付、どす恋は招待で入ったが、平・琥珀は投票したいからと金を払って入ったが、独占してくれなかった・・・
しかし、中にはどこもいれたくないとチップ回収箱に入れていた人も何人かいた。シビアだがいいことだ。精進せねばね。
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