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2005/10/19(水)
ダフ屋を規制せよ
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やはりチケットとれなかった。１１時１５分で売り切れ。仕方ない。しかし、あたまにくるのはすでにヤフオクで売ってるやつがいることだ。転売目的は禁止と書いてあるのに堂々とやっている。許しがたい。
チケットってのはもっとも楽に金儲けできる手段だろう。公演が終わると同時に紙くずみなるという棄権はあるが、売る時期さえ間違わなければ心肺はないし、満席になっているも用紙ものなら値が下がる心配はほとんどない。株よりよっぽど安全だ。
私は昔ながらのダフ屋はまだ好きだ。あれはなかなか風情がある。私は昔「オケピ！」のチケットをダフ屋から定価で買ったという快挙をしたことがある。粘りに粘って開演１分前に、このままじゃ売り残る、それなら定価でもやむなしって状況に追い込んで買った。それを元に「決戦ダフ屋と私」という脚本を書いた。高校時代書いた三部作の中では唯一上演していない（他はサンタと生ゴヅラ）ので機会があったらやってみたいもんだ。
彼らとて憎むべき犯罪だが、自分で仕入れて、それほど法外な値段はつけず、現場でやるダフ屋はまだいい。問題はネットを駆使したプロだ。特に電話番号で裏技使って大量に入手し、それをすぐ転売して法外な値をつけボロ儲けする奴。あれは許せん。何年か前にNHKの特集で見たけどさ。すごい特殊技術なんだよ。
まあ奴らも許せんが、それを放置している球団側もあかんよ。FIFAはＷ杯はちゃんとチケット買った本人だけで他人の名前じゃ入れないようにしようとしたんだから。まあ結局失敗したうえ、チケットが届かんという大失態を犯したわけだが、バイロムなんかに頼むからだ。しかしその心意気は買わなきゃならんだろう。キャラメルのプロデューサーの加藤さんなんかは、ダフ屋行為は許せんと言って「ヤフオク」などに流れた自分のところのチケットは可能な限り自分で買い求め、ファンに適正価格で売りなおすということをやってるらしい（うろ覚えなので確かではないけど違う劇団だったかな）。劇団としちゃあ大損だろうが、すばらしい姿勢だと思う。あとは買う方も悪いんだが、そりゃあ大金持ってどうしてもみたければ買うよなあ。しかし奴らをのさばらせていいわけがない。
これほど悪質な行為が続くようだと、あんあらかの規制は加えねばならないだろう。だからといって国が法規制するってのもなあ、どんなものでも（銃とか麻薬とかは犯罪になるものは別として）自由な売買を国が規制するってのはよくないしなあ。権力がそうういうのに割り込みすぎるのは金がありゃあいい、規制緩和で小さな政府志向の小泉政権じゃ絶対出きない課題だなあ、小泉チルドレンとか８３人もいるならひとりくらいこの課題に取り組んでくれよ。全員犬じゃ話にならん。小泉が行くから私も靖国に行くとかいう奴ばっかりじゃねえか、英霊を参拝に行くのも連れしょん感覚の連中だからなあ。なんかうまい方法ねえかなあ。うまく規制しつつ、売買の自由も損なわない方法。ブログにも書いておくから誰か意見くれ
ああ、でも実はチケット売り切れるのって羨ましいなあ。家の劇団も早くダフ屋が出る劇団になりたい。まあ、京都来てもう２００本くらい芝居見てるが、トップクラスでも入場制限されたことはないんだけどもね。
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