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2005/11/09(水)
ネーミングセンスなし
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ヒビサマといえばいろいろなことを安請合いすることで有名だが、芝居については、今年に入っただけでも3件断っている(そのうちダブルブッキングで無理なのは1件なので、時期的に2件は出来た)ことからもわかるように、こと芝居に関してはそんなでもない。しかし、この3ヶ月は芝居をしてない寂しさで安請け合いしてしまったな。
書きそびれていたが、実は今制作しています。いや、制作ではない。制作としてスタッフにかかれるほどの仕事をする気がないのでSDを名乗ることにした。シニア・ディレクターの略だ。迎さんが昔劇団二度手間のGMを名乗っていたのに対抗した。問題は私はシニアではないことだ。GMと違ってSDは仕事としてどんな権限があるのか不明だ。今の星野さんのSDは単なる院政にしか見えない。 で、どこでやってるかというと、今西・斎藤・チハルが3人で高橋いさをの「ここだけの話」をやるらしい。日にちは来週19・20日。場所は府大の練習場(これは佛大案を、私が佛大は許可がめんどくさいとはねのけたんだけどね)。まあ、とても小規模であり、おそらく飲んだ勢いであろう企画だが、まあどうせそこまで忙しくないので友情協力である。3ステで50人もくれば御の字の企画だろうでたいしたプレッシャーもないし。府立大の申請関係はチハル、佛大の申請関係はもう一人のスタッフプリンス・コウがやるはずなので、仕事といえば当日受付と挟み込みくらいなのでたいしたもんではない。
問題はここの団体名である。「てぃーむポンチ」である。恐ろしく知的センスを感じさせないネーミングである。なにより、棄権なのはかなりいい発音で言わないと下ネタになることだ。よほど気をつけて言わない限り、こういうと「む」は「ん」に聞こえる。困るのが挟み込みの電話をかける時だ「もしもし、私てぃーむポンチという団体の制作の者なんですけれども」というと、もう信じられないくらい恥ずかしい。多分、出身地は南セントレアですというくらい恥ずかしいだろう。 しかし、なんでまたこんなくだらんネーミングになるかね?話を聞くところにゆるとこれもどうも酒の席でテキトーに決めたらしい。今西・斎藤の間で責任をなすりあっていた。醜い。名前というのは本当に大事である。一度つけてしまっては、なかなか変更がめんどくさい。ゆえに慎重に考えなくてはならない。田中角栄全盛期に子供に角栄とつけて、あとからロッキード事件が起きて大失敗なんてことがよくあったらしいし。芸名だって、ラビット関根も売れてからちゃんと本名に戻したしさ、私も昔の芸名なんて恥ずかしいよ。さすが、月うさぎさんと平浪未野さんと名乗る方々だけあって素晴らしいネーミングだ。
じゃあどんな劇団名がいいかというと困るんだが、あえて具体名は書かない(てか怖くてかけないが)、ビラを見るとセンスのない劇団名にあふれているなと思う。いや、本当にどんな名前がいいのかといえばいやがおうにも一回聞いたら忘れないってところだ。すでに誰でも知ってる(演劇関係者の仲での話ね、一般人が知ってるところは京都にはないだろう)ところは実力が伴っているから、最初はテキトー名前でも風格がでてるからいいけど、零細劇団はテキトーなアルファベットとか並べてても絶対覚えられないぞ。あとひらがな・カタカナよりは漢字のが字面的に美しいかな。やはり日本語は漢字だ(とかいいながらせっかく親から素晴らしい漢字をもらっているのに、タカマヒビキはカタカナなのだが。これはお子様向にしたいが、ひらがなだと馬鹿っぽくみえるからだ)。下手にひらがなにしてやわらかくしたりするのは知性が感じられない。そう考えると、笑の内閣はかなりいいせんいってると思う。この名称自体は、そもそももじりという駄洒落だが、すでに私の身の回りではオリジナルの「笑の大学」を笑の内閣と言い間違える人が続出しており浸透はしたと思う。なかなか覚えやすいし、役者を大臣にあてはめるなどくだらない遊びも出来るし、やってる内容も笑いという馬鹿エンタメをやってるという中身をよく現していると思う。
結局は自画自賛か、ちなみに明日は内閣誕生1周年記念だ。本当はネーミングで誕生記念日は10月25日なんだけどすっかり忘れて何もイベントしてなかったので、去年はじめて練習したこの日を記念日に認定する!
しかし、南セントレアはなくなったが、四国中央市とかは恥ずかしいねえ。スケールのでかい名前にしようとしてよけい田舎者根性まるだし、別に四国の中央でもないし。元伊予三島市民だったまゆこさんにそのネタで馬鹿にしたら、恥ずかしいと嘆いていた。馬鹿な合併評議会員にはわからんだろうが。あとさいたま市とか全国の物笑いの種になってるのをみれば、ひらがな=馬鹿説も正しい。地名なんて、公共性もあって大事な歴史遺産なのにどうしてこう簡単に馬鹿なものにできるのかねえ?それを伝統を大事にする保守政治家が進め、リベラル派の私が憂うってのも変な話だ。
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