|
2005/12/29(木)
冬の赤マス航路
|
|
|
世の中乗り物はいっぱいあるが、私が女の次に好きなのはフェリーだ。フェリーってのは広い、数ある乗り物でも寝転がって寝れるのはフェリーくらいだ。ゲームもあるし、風呂もあるし、揺れなきゃ世界一居心地が良い乗り物だ。揺れなきゃ。
しかし冬の日本海は揺れる。桃鉄でも赤マスだらけで、下手に通るとウン億の損害だ。私も1回の時の帰省では酷い目にあった。山さんと乗った太平洋フェリーは快適だったけど。途中で仙台に寄って牛タン食ったし。ってことで今日はどっちになるかが見物だ。
主宰のみなさんに送っていただき、敦賀港についたのが12時。本来ならもう乗船できる時間である。本宿と二人、意気揚々と港に行くが、吹雪で船の上陸が遅れたらしく、まだ清掃中で乗船できなかった。仕方なくターミナルで待機。
一緒に待ってるおっさん方とくだらない会話に終始していると1時半になってやっと乗船。本宿は一番乗りにこだわり、並び場所に荷物を置いていた。おかげで一番安い雑魚寝の2等和室だったが、はじっこをゲットできた。本宿は出航前に大好きなゲームコーナーのスロットをうちに行く。私もついて行くと、クイズに答えて子育てしようというわけのわからんクイズゲームがあったのでおもわずやってしまう。しかし、プロイセンの鉄血宰相といわれたのは誰?って問題と村西とおる監督の作品を出していたAVメーカーはどこ?って問題が共存しているクイズゲームって、なんてはばひろすぎる出題ジャンルなんだ。しかも答えた問題によって「まじめな子かお色気な子かおたくな子か」に変わるってのもすごい設定。3問間違えるとまた100円追加しなくてhなら無いのだが、つい娘の成長が可愛くて夢中になって1000円分も使ってしまう。バカだ
そして、3時半に2時間遅れで出航。とりあえず寝る。12時に起きて、外見るとすでに山形沖(脱線事故のあたり、オハルは羽越本線でかえるはずがそれで帰れない、かわいそうだ)。本宿がビデオシアターで1時から「スクールウォーズ」(照英の方だけど)をやると聞いたので見に行く。でもなあ、やっぱ半年でやったドラマを2時間で映画だから展開が速い早い。基本、「不良がいる、ラグビーやらんかと説得する、最初誰が入るかといわれる。しつこく誘う。熱意にうたれ入部。の繰り返し」。致命的なのが、112対0で負けたときのぶん殴るシーンで「これからお前らを一発殴る」の台詞なしでいきなり殴ったこと。「殴られちゃ痛みなど一瞬で消える、でも今日の悔しさは一生忘れるな」もないのは寂しい。そしてここでバックにヒーローが流れなかった事も(てか最後しか流れん)。イソップのあだなもイソップじゃないし(まあこれはむしろ現実に近ずいただろうけど)。やっぱリメイクは難しいのか。京都の景色がいっぱい見れたのはよかったけど。
その後、秋田沖くらいに来てたので本宿と風呂に入る。フェリーの風呂は流れるプールみたいで楽しい。まあ今日はそんな揺れなかったけど。出航前は何時につくかわからんので、親に迎に来てもらうわけにもいかないので、いったんシャトルバスで札幌に出て次の日帰るかなどの対策も考えていたが、2時間送れとは言えはっきり10時半につきそうなので、船舶電話で親に連絡(ケータイは圏外だ)。3時間くらい仮眠して、あとは二人でグダグダ話てたら着いた。本宿は急いで札幌行きのバスに乗っていった。
まあ、今回はほんまほとんど揺れなくて助かった。これで7140円ならいい。
|
|
|