|
2005/12/05(月)
ある少年の20年後の12月5日の日記
|
|
|
今日は偉大な高間総裁の誕生日なので、朝からパレードの準備に行きました。西京極のサッカーヅタジアムでマスゲームをします。僕らのクラスの担当は「高間総統、誕生日おめでとう」のでの字の濁点の部分です。雪が降ってきて寒くて大変だったけど、総裁のためなので我慢しました。昼過ぎになって、文字盤をあげました。その間は直立不動です。隣のまーくんが足を投げ出してたら、先生にぶん殴られました。総裁がヘリで降りてきました。手をさっと上げて「や」といいながら降りてきました。すごく派手なマントにかっこいい軍服、サングラスでした。みんながいっせいに「総統万歳、笑の内閣万歳」と叫びました。15万人もいっぺんにさけんだのでびっくりしました。僕も大きな声で万歳、万歳といいました。総統は側近の武党書記官と松山参謀長と引きつれおもむろに歩いてマイクの前に行くと、「人民の諸君、今日はありがとう。わが笑の内閣に幸あれ」といいながら演説を始めました。総統は時々、目をひんむきながら、オーバーアクションで演説するので可笑しかったけど、途中で余計なチャチャを入れた山崎第3書記官が、その後親衛隊に連れて行かれて帰ってこなかったので僕も気をつけようと思いました。演説が終わって総統は帰っていきました。はじめて総統を見たけどかっこよかったです。僕も来年からヒビサマユーゲントに入学するので勉強して頑張って早く総統のお役に立ちたいです。終わり
|
|
|