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2005/02/07(月)
ゴジラ観察日記
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朝まで生ゴヅラをやるにあたってゴジラシリーズをちゃんと見ておくことにした。ゴジラはいわゆる平成VSシリーズの最後「VSデストロイア」までは全作品見ているが(アメリカ版は見たけどさ、なかったことにしてくれよ)、2000年に復活してからは、先月のファイナルウォーまで見ていない。パロディーはしっかりと元の作品を見てないとおもしろくないその間の作品を埋めることにした。
と、いうことで2000年に公開された「ゴジラ2000ミレニアム」(タイトルからしてくだらない)を見たが、頭来た。こんなにつまらない映画は見たことがない。アメリカ版はゴジラとしては最低だったが、単なるモンスター映画としてみればそこそこ楽しめる作品だったが、これはレンタル代150円払ったのも腹立たしい。
くわしく書くのも腹立たしいが、ストーリーは説明台詞ばかりなのに、それでも意味不明・支離破滅。敵役の怪獣がUFOというだけでなめとんのかという陳腐さである。役者も佐野史郎とか西村雅彦とかいいの使ってるのに全然いかせてない。ベンガル・近藤芳正・阿知波悟美・温水洋一などの芸達者もどこにでてるのかも気づかない。
唯一の救いは阿部寛だ。官房副長官という政府の要職なのに滅茶苦茶エキセントリック人物になってる。ゴジラを倒すことに執念も燃やし、民間人がいるのに爆破したりして、最後はゴジラの前に立って逃げずに死ぬというわけのわからなさ。その映画が公開された当時は、こんな官房副長官がいるかと思うだろうが、その直後に就任した安倍を見よ。ゴジラを北朝鮮におきいかえれば安倍も同じくらいヤバイことしてるからな。安倍もテポドンの前につったって死ねばいいのに
とにかく、音楽も服部隆之とは思えない出来の悪さだし、どう見ても笑うしかないのだが、コメディでつくったとは思えないつくりだし(ファイナルウォーははなからコメディでつくってる)、こんなくだらに映画はない。金返せである。
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