ヒビサマ今日の一言
ヒビサマの挑戦に力を
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2005/04/30(土) 朝まで生ゴヅラへの想い
昨夜も朝の4時頃まで哲ちゃんと桃鉄していた。今日はカメや無限大、チハルも止まっていたので飲んだくれていた。ぼろい寮で朝まで飲むとは40年前くらいの大学生(ゲームをのぞき)みたいな暮らしをしている。昔の学生は楽しそうだなあ。今日は午前中リハ。午後からは返し稽古をした。吉田寮3日目ということで慣れたもの。すっかり、近所のファミマの常連になった。エメラルドの時も散々世話になったファミマだ。ファミマの弁当は全種類食い尽くしたといっても過言ではないだろう。

 さて、今回の話実際おもしろいのだろうか?そもそも生ゴヅラという作品は思い入れが違う。なにしろこの話最初に考えたのは中3だから構想7年である。第1項を書いたのは高3だから、それでも4年である。

私がこのお話を書こうと思ったきっかけはふたつある。1つはインデペンデスデイという映画を見た時だ。これは宇宙人が侵略してくるってよくあるハリウット映画なんですが、ラストに大統領が戦闘機に乗って撃退するってとんでもねえ話なんですね。私はこの終わりはないだろと怒りがこみ上げてきたのですが、これを見てアメリカ人は喜んでいるのが馬鹿かと。少なくとも作品として自分らのリーダーをかっこよく描くなんて表現者として恥ずかしくないのか?権力者はこきおろしてこそ表現者だろうがと思ったわけです。だって、実際日本でこれつくったら、とんでもない駄作でしょう。実際古谷一行主演の「宣戦布告」っていう映画では北の工作員が上陸したと知った総理がまったく躊躇なく自衛隊出撃命令をだすが、絶対そんなうまくいかないと思う。日本なら宇宙人が攻めてきても、おろおろしてなにもできないって方がリアルで面白いと思う。
 で、丁度その頃「空想科学論争」という、空想科学読本シリーズの社会版みたいな本に、ゴジラがでても、縦割り行政で優柔不断な政府に自衛隊はすぐ出撃できるのか疑問?って記事をみつけて、そういや前前からなんで憲法9条のある日本で怪獣がでたからって、あんなすぐ自衛隊だせたり、ましてやメカゴジラみたいな、近隣諸国の神経逆なでするような兵器を持てるんだと思っていたので、これは面白いと思いました

 次に、森総理を見た時です。私は元々政治好きでしたが、森さんは衝撃的でした。彼の、そこで言わなきゃいい一言を我慢できずに言ってしまうという失言癖はとても他人とは思えなかった。自分もダメなくせにダメな人を見るとほっとけけない私は、森さんのダメっぷりにすっかり好きになりました(森内閣自身や彼の政策・思想はとても支持できないが)。で、いつかそんなダメ内閣の話が書きたいと

 で、このお話は、最終的にダメな人たちのの成長物語です。このお話にはダメな人がいっぱい出てきます。そんなわけですべてのダメな人たちへののエールになればと。いいわけすると風刺としては甘いです。私は政治に対してはかなり不満をもっていますが、その怒りはHP上のい日記やブログに書いてあるのでそっちを見ていただきたい。ただ、もちろんかなり皮肉といえる政治ネタ・時事ネタは用意はしてます。政治ドラマとしては楽しんでいただけると思います。また、タイトルやビラにばんばんのせてるくせに怪獣一切でないというJAROに訴えかねられないアホさがうりですが、音響全部伊福部昭だし、ゴジラファンしかわからんような小ネタだらけなので特撮ファンにも楽しんでもらえるかな。ようはこのお話は××だって規定しなきゃならんものでもないでしょう。コメディなんだから最終的に笑ってもらえりゃ充分です。付加価値として、ダメな人が勇気を持ったり、ゴジラを見たことない人が興味をもったり、今まで政治に興味がなかった人が選挙に行ってくれたらなお嬉しいけどさ。とりあえず笑ってもらいたい。笑ってさえくれればOKだってことで

 私はオイジナリティのない作家だから、この話はずいぶんといろんなところからとってきた。ゴジラのパロの部分が全作品(「大怪獣東京に現る」もね)からとってきたのはもちろん、政治の部分は「THEニュースペーパー」「その場しのぎの男たち」「レッツゴー永田町」「東京原発」「加治隆介の儀」「クニミツの政」「内閣総理大臣織田信長」「パンダ内閣」と舞台からギャグ漫画までとってきたが、一番は「総理と呼ばないで」だろう。だって、リャンさんにも指摘されたけど、まんまパクリだもん。最初に失言するところとか、総理が愚痴るシーンとか。イメージ的にも総理=総理。家城=鶴田真由。波川=西村雅彦。真船=戸田恵子だしね。でも、三谷さんだって最初はニール・サイモンやビリー・ワイルダーのパクリから入ったわけだから(いい加減卒業せなあかん時期だが)。「総理と呼ばないで」は三谷作品の中では評価が低いが、私は最高傑作だと思ってる。少なくてもテレビドラマで呼吸困難になるほど笑ったのはこれと伊東四郎がいた時代の「コメディーお江戸でござる」だけだ。正直これがなぜ受けなかったのかはさっぱりわからない。これは簡単に言えば、みんな勉強してないから笑えないんだと思う。政治とコメディが合わないというのは私は絶対にそんなことはないと思っている。政治は興味を持てばとてもおもしろい題材だし、最高のコメディをかけると思う。その挑戦の第一歩です。頑張ります。

2005/04/29(金) 八つ当たりしてごめんね
 今日は仕込み2日目。今日からは映像オペをしてくれることになったカメも合流した。しかし、困った事態がひとつでてきた。映像の出力がまだ解決しないのである。そーたさんのパソでは無理と言うことで結果的には必要なかったのに、私は一旦家に帰ってしまうなど大混乱。結果谷内さんパソを谷内さんの妹(また似てるんだか似てないんだか微妙な姉妹である、私は妹のが好みですが)に持ってきてもらって作業を開始するが、なれない作業のため何回も壁にぶち当たる。私は機械が言うこときかない時は一番イライラするので人のパソコンじゃなければ、ぶんなげているところだった。

 今回の反省について思うのは、ピリピリしすぎたということである。演出と言う重責に耐えかね、ほんまに些細なことですぐカッとなって人に八つ当たりしていた。特にひげっちはよく耐えてくれた。確かに彼はどうよ?と思わせる失敗も多かったが、結果的にはよくやってくれたにも関わらず、そこまで怒らんでもという些細なことでもすぐに怒鳴ってしまった。哲とひろたの2人もそうだ。酒井君にぶちきれた時は無断欠席だったので、まだいいが、この2人は半分以上八つ当たりであった。それdころか関係ない今西や山さんにも八つ当たりをしていた。あまり知らない人にはカッときても耐えてるんだから、ひげ、哲、ひろたに対しては気を許してるという甘えもあっただろう。ほんまに短気になった。父も相当些細どころか理不尽なことですぐぶちきれる短気な男だが(しかも怒るときの口調が同じ)そのフォローも上手い・・かどうかはわからんが少なくとも母にも私にも恨まれてないんだから上手いんだろう。私はどうなんだろうか?みんなはヒビサマは愛されてると言ってくれるが、でもそれに甘えちゃいけないね。もっと大人にならなきゃ。

 その後今日はリハーサル。寮食の特徴の一つに、まずここは常にバードマンチームという団体が飛行機をつくっているのである(念のため断っておくけど飛行機と言ってもパラグライダーもたいなやつだぜ)。普段は寮食全体でイベントがある時でも舞台裏で細々とつくっている(おかげで少し交流ができて、何人かには見に来てもらえた)。なんで、ハケ裏とかで下手に触って壊すとたいへんだ。また、隣にある厨房では頻繁にバンドが練習している。そのため非常にうるさい。結果基本本番リハ時間があらかじめきっちり時間を指定しとかなあかんのよ、である。なので、はじめて時間にせまられた展開。ここできっかけレベチェはしなくてはならない。しかし、心配は杞憂であった。照明はほんま地明かり芝居(なにしろ哲が役者やりながらハケ裏で操作してるんだもの)だし、音響は劇団衛星の正社員小島そーたがやってるのだ。きちんときっかけや音レベルを決めなくても、その日の役者の調子にあわせて、ベストの操作をしてくれるんだからさすがだ。今回セレクトしてくれた音響も、基本全部ゴジラから持ってきてくれと頼んだら本当にほとんどゴジラから持ってきてくれた。全編伊福部昭の音楽で統一される芝居には感動を覚えた。効果的な場面にどんどんいい音をいれ、いれない方がいい場面はどんどん削除する。また、ネタ音に対しても理解が深い、役者が江頭っぽく動くときに布袋寅泰の「スリル」をいれたり、アリアスの応援歌をいれたり、いい場面でギャグ言ったときに音響をカットアウトしたり、紫の音響じゃ絶対やってくれなかっよな。「恋は遠い日の花火ではない」すらなかなかGOだしてもらえなかったし。仕込みのしきりについても仕切ってくれたし、映像にしてもそう。本当にそーたさんがいて助かった。

 むしろ手間取ったのは映像の操作。なかなかスクリーンをおろすタイミングと、それにあわせ照明を消すタイミングと映像をいれるタイミングがあわず苦労。本当はうしろの壁にうつす方がいいんだが、その間に出ハケがあるので仕方ない。なんとかこれで冷めないようにせねば。

 今日も泊まり、哲と一緒に風呂に行った。そこは昔エメラルドの時水道管破裂事件以来の銭湯だった。

2005/04/28(木) ヒビサマのテキトー伝説
 いよいよ今日から仕込みである。(書いてるのはとっくに公演終了後だけどそこをつっこむのは無粋だ)。まず有志が朝8時に佛大に集合。早い。職権乱用して無料の佛大トラックを使い、これまた職権濫用してたたき場として使用した佛大地下工作室から装置を運ぶ。私がトラック助手席に乗り込み、照明機材を借りるMOVEへ。そこから府立大に行き下劇から借りるものを借りて、一旦吉田寮へ

 いよいよついた吉田寮は、やはりすごいところだった。これからここで芝居をするかと思うと身震いする。今もってきた荷物を降ろした後、哲を助手席に乗っけて立命へ。立芸さんから借りるものを借りて寮へ戻る。その後私は助手席で佛大に戻り、一旦家に帰り、寮へ泊り込むための荷物を、さしあたって2連泊はする予定なので3日分の着替え、具合悪くなったときのための薬(カゼ+整腸剤)夜中に泊まりこみ最中遊ぶためのプレステ2。受付におくための怪獣人形・・おもちゃばかっりだ。

 さて、私は仕込みは大の苦手(そもそも役に立とうという気があんあまりない)、いつもなら目立たぬよう手をぬけばいい話だが、演出だと決定権があるためさぼろうにもさぼれない。でも、寮食の仕込みはおもしろい。とにかく雑然としている。もう、汚いったりゃありゃしないのである。しかも24時間できるから押しても絶対間に合うので、どんどんチンタラできるのである。休憩もたっぷりとれるので唐仁になじみの定食屋に、まつも・貝瀬・チハルとともに連れてってもらう。親の敵みたに量の多い定食を食う。これぞ寮の近くの定食屋。今回は私が平日だから「授業優先OK」と言ったおかげで、人がいなかった(6時までほとんどなし、ミーティングのある紫勢と就活中のみずのさんなど1日いなかった、仕込みをしないですんで次の日くれば舞台が出来上がってるってなんて幸せなんだろう)。私は客席つくりの方にまわったが、客席は寮にある畳をしくことになった。しかしこの畳、どれも大きさが違うんだ。むりして同じ大きさの畳を集めて綺麗に整えようと言う人もいたが、私はこのいいかげんさこそ愛すべき点だろと思い、てきとーに並べた。

 しかし、そのテキトーさが難しい判断であった。例えばパネルと単管の間に暗幕をつけるか否かである。そこの隙間があるためにむこうの壁が見えるのはいかがなものかということである。私ははっきりいえば、そこに隙間があろうがなかろうが関係ないと思う。今回の話はすべて舞台の中で進んでいるのだ。天井の方に隙間があろうがなんの支障もない。しかし、天井に暗幕がないというだけでそっちに気が散って冷めてしまうというお客もいることは事実だ。乱暴なことをいえば、私はそんな客には怒りを感じる。あくまで話を進めているのは舞台上の人間なのだ。そこを見ず舞台上の粗を見て、話に入り込まないなんてわざわざ高い入場料を払ってなにもったいないことしてるのと思うし、一生懸命演技をしている役者を見ずに、こういうところに目をやる客は演出として許せない。しかしお客様は神様だ、だからといってそんな客は来なくていい、そんな客は楽しまなくていいとはいかない。かなり考えたが、ここは見送ることにした。

 しかし、これは大きく見ると私の演出としての適性まで含んだ難しい問題である。例えば今回のスタッフについては音・光・装置は専門がいるだけあってとても優秀である。しかし、映像・パンフは私が作ったためとてもテキトーだ。自分でいうのもなんだが、映像・パンフも中身はとてもおもしろいと思う。しかし、映像は「キュー」の声が消えてなかったり、音とびがあったりと編集がとてもテキトーだし、パンフも字が粗かったりとてもテキトーだ。結果映像は編集が雑で冷めるといわれたし、パンフなど読みづらいと憤慨した唐仁が再編集してくれた。でも、私は彼らの憤慨の意味がわからない。たしかに雑すぎる編集だが、それでもよく読めば中身は面白い。無理矢理渡せれたビデオや本の編集が粗けりゃ見る気や読む気が失せるってのもわかるが、自分が好きできたのに編集がテキトーで最初から見る気がしないとは酷い。よく見れば絶対おもしろいのに。なんで粗い文字じゃ最初から呼んでくれないの?なんで映像と音が少しずれてるだけで見てくれないの?それでおもしろいものが見れてないんだから結果的に自分が損してるのに。それとも普段読みづらいものでもきちんと読んでいる私は甘すぎるの?人がよすぎるの?

 そして、それこそが一番厄介な問題。台詞を喋ってない役者がテキトーでも気にしないという問題につながっている。私はやっぱりどの芝居をみても台詞を喋ってる役者とそれに対応する役者しか見てない。脇がテキトーでも気にしない。やっぱりそういうある意味自分にも他人にも甘い性格が原因だろう。脇がいくらテキトーでも主軸さえしっかりしてりゃいいんだから、優しい客である。しかし、演出は嫌ないい方すれば性格の悪い奴でも楽しめるようにつくらねばならない。そんな課題がひしひしと伝わる仕込みでした。

 ってなわけで寮食に泊まることになった。寮食といっても実態は飯を食う空間ではない。ただの広い小屋だ(ほんまに木造の広めのほったて小屋みたいな感じ)。風がびゅんびゅん入ってくるが冷暖房はないため、ほんまにあつくもなく寒くもないこの時期じゃないと無理だ。しかし、それでも我々は気にしない。私は布団とマクラをもって行ったし、唐仁も用意してくれた。そして、客席を畳にしたのは大きかった。また、唐仁という寮生がいたのも大きい。彼のおかげでここで寝る抵抗感がまったくなくなった。もうひとついえば、今回は具象舞台。首相官邸を忠実に再現した舞台なので、ソファーもあれば家みたいな感じだのでだいぶ落ち着く。と、いうわけでとても快適な生活が始まった。哲ちゃんがテレビを持ち込み傘でアンテナをつくったためテレビも見れる。電子レンジやポットも持ち込んだので調理もし放題だ。そして夜は私が持ち込んだプレステで連夜の桃鉄大会。いやはや楽しすぎるのであった。

2005/04/27(水) 明日から小屋入り。日記停止のお知らせ
 唐仁から連絡が来た「たいへんだ、立て看が撤去されている」、現在我々が立て看板を置いている京大の石垣は撤去されようとしています。美観のためとかなんとか言ってるようですが、実際は「戦争反対」とか描いてる立て看板を排除するためとうことは明白である。それに抵抗し、現在石垣の上では有志が交代で立てこもりをしているのである。今日うちの立て看板は撤去されてしまった。ここであたまくるのは京大公認サークルの看板は撤去されていないからである。つまり、面倒な断固阻止をしてる連中より先に、撤去さへしてしまえば大人しく引き下がるであろう、外部の団体からまず撤去してしまえということであろう。なんたる卑怯。なんたる姑息。しかも予告なしでするとはなんたる無礼。これは、笑って済ます問題ではない。たとえ欠いてる情報があの絵だといっても、明白な言論弾圧である。断固許してはならない。幸い、無事回収は出来たので、ひとまず寮食に退避し、修復することになった。

 映像の出力はやっとなんとかなることになった。よかった。今日はゼミの発表があった。去年から通算して4回目でやっと、まともな発表が出来た。ただ先生から、高間の悪いところは「すぐ、ディティールにこだわることだ」と言われた。そりゃ、おもろい本を書くならいくらでも事実を捏造する脚本家だから仕方ないわな。そんなんで歴史学はできないけど。

 今日は水曜なので青少年活動センターは休み。だが、さすがにオフにはできんので、京大の敷地内で外で練習。開放的でテンションがあがった。

 そして明日からいよいよホール入りです。会場は吉田寮ということで24時間滞在できます。と、いうことで私は小屋入り中基本的に家に帰りません。荷物取りに帰る以外ずっと泊まりこむつもりです。なんで日記は停止します。一応ケータイからでも書けるけどめんどいし。なんで肝心の小屋入り期間停止しますが、本番が終わってからきちんと書くんで勘弁してください
 

2005/04/26(火) 政治家トレカをゲットせよ
明日は本番前というに、よりにもよってゼミの発表の順番がまわってしまった。なんでこんな時期に。しんどいったりゃありゃしない。

 なのに、私はパンフの次は来場者全員プレゼントの「政治家トレーディングカード」をつくっていた。すでにかなりめんどくさくなっていたのだが、一度ビラに書いてしまった以上今更後に引けない(まあ、なくても誰も抗議しないだろうけど)。で、作成開始。トレーディングカードといっても表面は私の書いた似顔絵。裏面はその政治家の経歴を書いただけ。しかも、ちゃんとカードになってない。ペラペラの紙に絵が描いていて、線の通り切って糊でいらなくなったテレホンカードに貼り付けてくれというくだらない企画だ。でもみんなに見せたら結構似ている。これはおもしろいと喜んでくれた。ちなみに全3種類あって2日18時と4日14時は「山崎拓・亀井静香・福田康夫」のセット。3日14時・4日18時が「青木幹雄・武部勤・麻生太郎」のセット。3日18時・5日14時が「中曽根靖弘・塩川正十郎・鈴木宗男」のセットが当たります。是非3回来て全種類集めてください!

 今日は2時から北青いってそーたさんと音響決め。その後昨日の通しで気になったところを練習。仕込みのスケージュールを確認して終わり。まだ映像の出力が出来ない。その際かなり傷つく一言をいわれた。いや、彼は全然悪かないんだが

 そーいや今日は長らく親しんだ北青最後でしたね。さようなら

2005/04/25(月) 船岡温泉に行ったが、ウドはいなかった
 パンフをつくるのに徹夜をした。パンフは24ページにものぼる大作になった。技術的にクリアに印刷できてないページも多々あるため、見づらいが、中身は相当面白い。作品中の難しい政治用語を解説した用語辞典ならまだしも、意味なく怪獣図鑑やダメ人間チェックまで載せてるし。果てはメンバー対談に見せかけて全部私が書いたウソ対談や、ウソ次回公演予告まで載せてやりたい放題。おそらく母が文章を書くのが好きで、よく文集を作っていたのに似たんだろう。問題はレイアウトをすごくきちっとするところまで母に似なかったことだ。まあ、読みづらいけど相当おもろいんでよろしく

 今日は、最後の通し練習でした。今日からいよいよ誠サマも本格投入。また映像オペになった亀も練習に参加しました。途中までかなりいいペースだったのに、途中で一回こけてからボロボロになった。まだまだだね

 今日はその後船岡で延長線。今日は船岡行ったには珍しくまともに練習になっていた。その後、唐仁・哲・チハルと4人で船岡温泉に行った。ウドはいなかったけどやはり裸の付き合いというのはいいものだ。のんびり汗をかいて今後を語った。頑張るぞ

2005/04/24(日) ゴヅラは目の前に
 ヤマタクが復活してしまった。昨日民主党候補の応援に来ていた菅原文太は「武士は恥をかいたら腹を斬る、ヤマタクは腹を切れ」と息巻いていた。まったくだ、浮気をするような外道は腹を切るべきだ。そんなやつが切腹しないどころか国家議員になってしまうとは。その怒りについては詳しくはブログに書いてるが、まだ生ぬるい。みんなで抗議の電話をかけよう。ヤマタクの事務所の番号はTEL:092−521−2466 FAX:092−524−1473 だ。同士たちよ、事務所の電話をパンクさせてやれ!

 今日の練習はまずゴヅラについて討論した。昨日通しのビデオを見ていて、いまいち役者全員の心が一致しない原因のひとつにゴヅラに対するイメージの希薄さがあるのではと思った。この話は怪獣の出ない怪獣芝居というのがウリであるため、一切怪獣がでない。話題に上るだけである。で、あるならばなおさら役者の中にはそのイメージを具体化し、役者間では共有しなければならない。しかし、それがあまりにも出来ていなかった。ようはこの話「もしも巨大生物が上陸したら、内閣はどう対応する?」というのを描いたドリフのもしもシリーズみたいな設定なので、ゴヅラがとても恐ろしい存在であると登場人物全員が思ってないとシチュエーションとして成立せず、コメディにならないのだ。でも、今は全員が本気でゴヅラのことを怖がっていないため成立してないのだ。そのことにもっと早く気づくべきだった。

 と、いうわけで練習に言ってそのことを告げると案の定、ほとんどの人がゴヅラを具体的にイメージしていなかった。そこで、まず身長50Mある生物の怖さから説いた、みんななめていたが、窓から見えた近くにあるマンションが12階建てだったので、一階が2mとしてあのマンションの2倍だと言ったら、みんな思った以上にでかいことに気づきびびっていた。だいたい、京都タワーのビルの部分で46m(タワーじたいは131m)京都は条例でそんな高い建物がないから、どんな建物でもゴヅラの手にかかればぶっ壊されてしまう。しかもそいつが、口から放射火炎を出すのである。滅茶苦茶怖い。ガンダムで20m、ウルトラマンで40m、キングボンビーですら38mである。それに比べてなんてでかいんだゴヅラ。みんなもようやくゴヅラの恐ろしさが尋常ではないことに気づいたようだ。

 また、この世界はいわゆる「映画としてのゴジラ」は存在しない世界だということも伝えるのを忘れていた。つまり作り話のうえでも怪獣というものは存在しないのである。もし現実に怪獣が発見されたとして、映画の上でもゴジラを知っている我々が怪獣を見るのと、怪獣映画のない国の人が見るのではその恐怖感は違うと思う。そこは演技においてかなり重要な点なのに、あやふやにしていて今日まで伝えるのを怠っていた。それに付随しゴヅラの進撃ルートの地図でも確認も今日ようやくしてもらった。私は日本全国の地図が頭に入ってるので、そこまで気が回らなかったのだが、よく考えれば脚本上に書いてるだけで役者みんながいまゴヅラはこういうルートを通ってると確認できるわけがない(できれば自分で脚本読みながら地図を見ていてほしかったが)。きちんと確認させとかなね。

 それをやった結果。わずかながらシーンがひきしまった気がする。やはりこれを最初からやっておくべきだった。失敗失敗

 今日はその後、唐仁・HIROFUMIとともに大阪までニットを見にいった。大阪まではめんどかったが、ほかならぬ千本ちゃんがでてる。筒井さん・このみん・シローさんなど笑の内閣を見に来てほしい人も多いので(恐れ多くもごまさんにまで宣伝してきてしまった、来ないとは思うけど)、宣伝も兼ねて行って来た。会場は海遊館も近い、日本一標高の低い山(4m)天保山のある大阪湾。港に行くとついはしゃいで、小林旭みたいにギターを持って片足をなんかにかけてタバコをふかしたくなったが、3人で海に近づいたら係りの人に危ないって注意された。馬鹿な3人である。

 会場に入ると200人弱くらいお客がいた。これがOMS戯曲賞の力かと思った。私も5年以内にはここまで上り詰めねばと思った。話はよかったです。壮大なスケールの話をバンバン広げながら、ラストにヒロインの女の子が「もっとかまってほしかった」と落とす、そう落としてもお客さんが納得する、むしろ感動するように落としてしまうところがごまさんだと思った。ビラに介護・北朝鮮問題がテーマですと書いてる割にはこの2点についての掘り下げ方はてんで物足りなかったが、それよりもラストのオチが書きたかったんじゃないかなと思った。逆に本気で介護・北朝鮮問題で書きたいなら明らかに失敗してると思う。

 やはりズシンときたのは「世の中には喋る人間と黙る人間がいるというフレーズだ。黙る人間は必要なときしか喋らない。喋る人間は必要ないときでも喋る」私は確実に喋る人間だ。いちいち考えさせられることを言うのがごまさんだな。

 帰りはみんなで京阪で感想を言い合う。唐仁はかなりいいところを見ていた。練習中でも奴の芝居への眼力は結構感心させられる。今後もつきあっていきたいと思わせる魅力のある男だ。HIROFUMIはやはり単語で笑っていた。でも、それは悪いとは思わない。掛川は昨日単語で笑うなら芝居じゃなくていいじゃないかと言ってたが、私も単語で人を笑わせるのは好きだし笑うのも好きだ。それだってアリではないかと思う。と、いろいろ思う1日でした

2005/04/23(土) ヒビサマは耳で観劇する
今日は誠サマが掛け持ちしてるということでラビギャンの「あるまげ・どん」を見に行った。・・ゴジラが出てきた。政治ネタもばんばん出てきた。そしてエンディングの映像のバックは忌野清志郎だった・・・す、すべてうちと同じではないか。しかも芝居としての完成度(そりゃこっちは2回目で先方は13回目だもの)、映像のクオリティ(そりゃあちらは堀川さん自身が編集していて、こっちは私がやってるんだから当たり前だ)もあちらがはるかに上だ。しかも同時に誠サマふが出てるって事は、誠サマファンがどっちも見に来る可能性が高いぞ・・・モロ比較されてしまったら・・・ピーンチ

 と、あせったが、久々にこれはおもしろいと思った話でした。バカエンタメ系ってところはショウダウンと一緒なんですが、私好みの設定なんですな。1973年が舞台なんですが、当時の世相が反映した70年代ネタがバンバンでてくる、つまり70年代の知識がなきゃ笑えないのだ。私はこの知識がない奴はほっとけって笑いが好きなのでこれは大好きだ。さらに(まだ終わってないからあんまネタバレは出来んが)田中角栄がでるってのは、ビラで知っていたが、まさか真紀子や後藤田正晴まで出るとは思えなかった。あのカミソリ後藤田を出演させるとはなかなか渋い。また田中真紀子は実は巨乳だと気づいていた私にはこの設定は素晴らしかった。期待してたよりかなりおもしろく十分楽しめました。三池炭鉱の炭鉱夫が主役なだけで、全然そんな話じゃないのに、思わず三池争議で卒論を書いている友人(ショウヘイちゃん)に明日見に行ったらと薦めてしまった。でもそれで期待して見に行ったら怒るだろうな。

 今日の練習は、多方面からのアドバイスで、台詞を喋ってない人の集中力を重点的に見た。私はある意味で演出家にとってかなり楽なお客さんです。なぜなら、絶対に台詞を喋ってる人しか見ないからだ。私は意外と素直な子なので、お芝居を見る際はちゃんとストーリーを追ってあげようと台詞を喋ってる人を見ます。よって脇で台詞のない役者がいくらぼーっとしていても全然気になりません。そんなことはどうでもいいと思ってます。しかし、演出になってはそうはイカンザキです。上記の理由のため、私は演出中に台詞ない役者がまわりでボーットしてても全然気になりません。よってほったらかしです。しかし、それが気になるお客さんもいる、そしてそれが今のそのシーンにいる役者が全員いい芝居をつくろうと共有した気持ちになれていない原因になっているのだとすればそれは直さなくてはなりません。正直なところ、まわりでボーッとしてる役者の方を見る客には「ちゃんと喋ってる役者ミロや、作家はそっちをみせたいねん」という怒りを感じざるをえないんですが、なら映像に進出し見せたいカットを見せられるようにカット割りした方が効率的なわけで、わざわざ芝居をしてる以上は細部までこだわる義務があるでしょう。やっぱりすべてのお客様が楽しんでもらえなければ意味がないので、そこは苦手だけど頑張ります。

 今日観劇してて思ったのが、私は芝居を見る人間じゃないということです。今日の田中角栄をやっていた川渕さんは顔は全然似てないけど声は似ていました。なので私は全然違和感なくみてました。私は人の台詞のはき方とかはかなり敏感にきにしますが、
綺麗な動きだろうが、汚い動きだろうが全然気になりません。スタッフにしてもいい装置・衣装・照明・小道具などを見てもあまり感動しないけど、音響は結構気にするし。酷い時は、耳で台詞だけ聞いて下向いて目つぶりながら観劇してることも多いし、完璧耳人間なのかもしれん。じゃあラジオドラマでいいじゃねえかという話になるが。

 そのため、私も台詞のはき方にはかなり注文つけるが、動きは全然気にしない。でもそのせいでタラタラした芝居になってるんだよな。でも気にならないもんは気にならないんだもん。やっぱ演出か向いてないのかな。どうしたらいいんだ

2005/04/22(金) 少年よ山に登れ
映像は終わった(まだ出力の仕方がわからないけど)が、次はパンフの作業だ。私は演劇のパンフって手をぬきすぎだと思う。情報としてならキャスト・スタッフ表があれば十分だ。それに申し訳なさ程度に、参加者のコメントを乗せているというパターンが多いが。あんなのは参加者のマスターベーションだ。はっきりいって読んでおもしろい文章はほとんどない。どういうパンフがいいかと考えた場合、私は圧倒的な情報量とおもしろい文章だと思う。そこで、人に任せられないので私がつくることにした。勿論編集ソフトなんか使えないので、文章だけのページはワード。写真つきだとペイントという技術的にはテキトーだが、読み物と言うのは見栄えより情報量だ。某学生劇団の何ページにもわたって写真が載ってる痛いパンフとは違う。全20ページくらいどのページにもくだらない情報がいっぱい載った読み応えたっぷりのパンフにする予定です。これを見るためにも是非見にこないとね。

 今日は2回目の卒検だった。結構手ごたえのある運転が出来て見事合格できた。特に急いでない(仕込みで運転なんかできるか)本番前は勉強する暇がないので学科は5月に入ってから受けようと思うので、まだ免許は取れないけど。こんなにもあっさり(3ヶ月かからずに)合格できるとは思わなかった。

 次に下劇を見に行った。浪崎君作演ということで結構期待して行ったが、そこまではいけなかった。一旦家帰るのめんどいので急遽北青の部屋とって昼寝して練習までまつ。こういう職権濫用できるのが嬉しい。みんなが来てから映像を見せた、出力が出来ないので、そーたさんの案でパソコン画面をDVで取るというデジタルなんだかアナログなんだかわからんような手段で急場をしのいだ

 昨日の弱音を踏まえ、なにがいけないかなと考えて根本的にみんなと過ごす時間が少ないなと思った。実質練習期間は1月だし、1日の練習3時間は短いとは思わないが練習時間以外にみんなに会わないので(紫の練習は1日2時間だが、ボックスで過ごす時間が長いので1日中会ってる気がするし、DOSの時の練習時間も1日4時間だが、飯だなんだで1日中一緒にいたので密度が違った)、コミニュケーションが足りないというか。せっかくよく知らないみんなとも一緒にお芝居してるのに、別れ難くなるまで仲良くなる前にお別れになってしまうのは寂しい、もっとみんなと一緒にいたい。という感じがした(作品の出来とはチト違うかもしれんが)。そこでやるつもりなかったけど船岡山練習することにした。はっきりいって船岡に行ったってみんなおしゃべりするだけでほとんんど練習にならん。でも今はそういうのが大事なんじゃないかと思った。案の定練習はほとんどしなかったけどいい環境になった。

2005/04/21(木) 弱音
今日はチハルとつれて未踏座を見に行った。遠かった、今日1日で自転車で20キロくらい走ったんじゃないか。ついたらHIROFUMIがいてげんなり、しかもHIROFUMIは知らないおばちゃんと怪獣の話で盛り上がっていて余計げんなりした。哲や無限大もいて、客席の3分の1くらい内閣閣僚だった。

 感想はまだ2日あってネタバレするとあれなのであんまりかけないが、良くも悪くもこんな2本立てありかというような衝撃的な2本立てだった。

 その後練習、今日は少し愚痴らせてほしい。今日の練習ぶりを見ていると、どうも役者一人ひとりちゃんと本を読んでいるのか疑わしくなった。未だに台詞が入っていないとか、そのせいかしらんが異常にカツゼツが悪い(今のままではお客さん、台詞の聞き取りだけでいっぱいいっぱいだぜ)論外だが、読み込めているのかな。ここはなにを見せたいかとかきちんと説明しなかったり、その場のノリでコロコロかわる私の方針もよくないのだが、どうも演出でどうこうなることに思えない部分に不安が大きい。演出的には、結構私が要求していることはこなしてくれているのでそこまで不安じゃないんだが、演出が及ばない段階での基本的なインフラ面での心配が高い、みんな初心者じゃないんだから少なくともそれが出来ない人はいないはずなんだけどね。2週間前に言う話でもないが、なんだろう。メンバーがうちとけてきたというのは大分うちとけてきたんだけど。あんまり弱音吐くと日記みたお客様が見に来なくなっちゃうかもしれないが、解決策が思い浮かばない。なんか私が言ってどうこうなる問題じゃない点が目立ちました。いや、自分で言うのもなんだが本はおもろいし、役者もオモロイ(+私が買いかぶり過ぎていなければこの本をおもしろく演じられる技量は絶対持っている)から面白くできないわけがないんだが、なんとか残り10日でこぎつけたい。いや、絶対にしてみせます。

 今夜は聡太さんが家に来て音響の相談。聡太さんはさすが、安心してまかせられる。ついでに映像の出力も一緒に考えたが、それはわからず。出来てはいるのに出力できないはがゆさ。どうしたらいいんだ

2005/04/20(水) 正しきものが報われぬ悲劇
教習は意外にも順調に進んでいて、昨日でみきわめは終わり、今日は卒業検定があった。どうせ今日はうからねえだろと気楽に走ったら前半はノーミスで行けた。しかしである。酷いトラックのせいで落ちた。烏丸から北大路に左折する際である。前のトラックも左に方向指示器を出したので、私もついていった。横断歩道手前で止まったので、おそらく歩行者の横断を待っているのだろうと、私も後ろで待機していた。しかし歩行者用信号が赤になっても前のトラックは動かない。業を煮やした検定員はいった「前の車は停車している」、そう、なんと前の車は左折した直後に停車していたのである。しかし、交差点で停車している車をよけるとなると、交差点内で進路変更せにゃならんわ、気づいたときには既に前の信号は赤(つまり横切る方が青なので)、パニックになっって、かなりまわりの交通を乱してしまった。と、いうことでジ・エンドである。

 もちろん、不合格という結果は納得だ。前の車から運転手が降りたのを見落としていなければ防げた事態だし、あのタイミングまで気づかなかったとしても落ちついて進路変更(交差点の中でなんてかなり高度なテクだが、できんことはない)していればよかったのである。しかしである。前のトラックは酷すぎやしないか。

 そもそも交差点の周り10mは駐停車禁止である。交差点の近くで止まったりすると見通しがとても悪くなり大変危険である。そんなこと当たり前である。しかももっと許せないのは、左折した直後ということだ。やつは、左折と停車をかねて左に指示器をだしたのだろうが、交差点で左に指示器をだして現に左折したとあれば、どう考えても左折の合図である。指示器だけで前の車が停車するなんて、まさに想定の範囲外である。

 自分の技術不足で落ちたならともかく、悪質な違反者がつくった原因で落ちるのは悔しい。正直こういう悪質な奴には制裁が必要だから検定員さへ横にいなくれば、ぶつけてやりたかった。どうやら私の運転は過剰安全運転らしい。私の運転は技術は問題なし(どうやらそんなに下手なほうではないらしい、今日コンビで組んだ人のがよくこれで見きわめ終わったものだってくらいヤバかった)で、またかなり理想的なくらい安全運転(法定速度絶対厳守・歩行者等の確認徹底)らしい。まあ普段ぼーっとしてるので運転中くらいは本気で集中してるからそうだろう。が、だからといって世の中みんなそんな安全運転してない。歩行者確認のため、交差点のたびにスピードを落とす行為事態は、内心は褒めてあげたいが、追突されるぞと怒られた。安全運転すぎてまわりの交通を乱しすぎだといわれた。とはいえ、法律を守っている私が責められるとは理不尽な話だ。

今日は最後のオフだったが、映像作成でゆっくりはできんかった。でも、徹夜覚悟だったのに12時前に出来た。かなり満足いく出来になっている。問題はこれをどうやってまたDVに落としなおすかだ。まだ私のパソコンでしか見れない。重すぎて

2005/04/19(火) 考える前に聞くな
28日発売の「ぴあ関西版」に公演情報が載ることになった。我々から掲載を要望したのではなく、先方から勝手に載せたいといいう連絡があったのだ。こりゃ相当注目されてるのか?と思ったが、単に掲載スペースが余ってたので、ノリのよさそうなうちに白羽の矢がたっただけだろう。まあ、それでも嬉しいものだ。ぴあにタカマヒビキの名前が載るのは。

 映像についてはちんぷんかんぷんだ。色々わからないことが多いので堀川さんにメールで頼ったが、頼りすぎて「少し自分で勉強しなさい」と苦言を呈された。おっしゃるとおりである。ほんまに私はわからないことはすぐ人に聞くから。まあ恥ずかしがらずに聞けるのはいいことではあるが、自分でなんとかしようと考える前に人に聞くからな。HP作る際も説明書読まずに、すぐサポートセンターに電話かけたもん。普段でも、行き先がわからないときは地図で自力で探さずに、すぐ歩いてる人に聞くし。そういや、高校時代わからない問題があるとすぐ職員室に行って、最初は丁寧に教えてくれたがあまりに聞きに行くから「ちっとは自分で考えろ、忙しいんじゃこっちは」と怒られたこともあったな。

 で、自力で頑張ろうと思ったが、使い方解説ののったHPを見たがさっぱりわからん。結局やまさんに家に来てもらって教えてもらった。やはり自力でやらない男だった

 今日の練習は哲ちゃんがハードだった

2005/04/18(月) ああ来てほしい
昨日から映像の編集、こちうがまた滅茶苦茶根気のいる作業だ。テキトーにやることを美徳とする私には辛すぎる作業だ。しかし、他人にはまかせられない。私は作家なので作品に関するものは基本的に自分の思い通りにならないときがすまない。よっていくら詳細に頼んでも、他人にまかせては思い通りの完成品はできないだろう。ってことで結局自分でやることに。人の意見を聞かないから、偏りある作品しかつくれないのは重々わかっているのだが。やっぱりこの性格は演出に向いてないな

 今日はめずらしく授業があった。あんまり学校にかないのでチケットが売れなくて困る。大学生活4年目にして一番見に来てほしい作品なんだが、毎回毎回必死に見に来てくれと頼んでいるのでいわれる方から見ればまたかと思うのだろう、なかなかわかってくれない。今回は本気で見に来てほしいんだ。金を払ってでも見に来てほしいんだ。行けたら行くわというのはいつもならいいが今回は悲しい。今回は、なによりも一番優先してきてほしい。今回は中学や高校時代の友人まで無理行って誘ってるので、何人かは来てくれるようだ。なんとか250人いきたい。今日は政治問題に見識を持つ、尊敬する須崎教授まで誘った。見に来てほしいな

 今日の練習は急な休みが多くて悲しかった

2005/04/17(日) 4・17悪夢の一周年
4月17日は祖父の命日だそうだ(生まれる前だから知らないのだけれどね)。そしてHIROFUMIと出会って丁度一年だ。今年も不吉なことがないか不安だ。

 今日は通し稽古をした。1時間50分もあった・・これはかなりヤバイ。映像追加したら2時間超えるぞ・・とてもじゃないが、2時間越えていいような話ではない。つめなくては。

 今日の通しは掛川が見にきていた。まさしくその通りというものから、ちょっとどうかなと思うことまで色々アドバイスしてもらった。18人も脚本読んだ人間がいてがいて、今まで誰も気づいてない凡ミスまであった。ハハハハハ

 その後今日は寮食の大掃除があるとのことで、今月末に使用者となるみとしては何人かは人をださないとということで、笑の内閣からも貝瀬さんと二人で掃除に出かけた。しかし寮についた時にはすでに終わっていて、酒盛りが行われていた。ずうずうしくも飲むだけ飲んで帰ってくる。

 その後ちっとだけすきっすの花見に顔出して、そーたさん家に映像作業に。釈迦谷は自転車で行く距離ではなかった。

2005/04/16(土) 穴に入れたいのに、いれられない
ヤバイぞ。私のパソコンでは映像を入力できる端子がないらしく、映像編集の作業が出来ない。とんだ盲点だ。そうたさんのパソコンでやることになったが、何泊かしなければ。非常に迷惑だ。

 今日の練習もランスルー。稽古場日記でまつもさんが書いてる通り、チハルがずっと箱ティッシュを持ちながら芝居をしていた。彼の役は経済産業大臣だが、環境大臣も兼任してるので、環境大臣のクセにゴミをゴミ箱に捨てないキャラにしたらおもしろいと思った。

 その後テロプロのライトメンバー飲み会へ。かなり少なかったが、いい話もいっぱい聞けて結構楽しかった。特に野郎だけになって、うざいHIROFUMIも帰ってから、勝二さんとかも下ネタで飛ばした辺りから。久々によいどれヨウスケが見れたし

2005/04/15(金) 嵐山はええのう
今日は堀川さんから映像のソフトを借りるために、氏の自宅のある嵐山まで行った。チャリで。みんな電車で行けと止めたが、実際は5キロくらいしかない。余裕だ。特に行きは、学校に行ってからなので(尿を提出するためだけに行ったなんて恥ずかしくて書けんわ)、竜安寺ー仁和寺ー広沢池のルート、桜もあって陽気でポカポカ景色も綺麗と言うことなしのサイクリングになった。

 堀川さんはから借りた後、いい天気なので桂川の畔で昼寝。渡月橋を望みながらという贅沢な昼寝だ。あまりに気持ちいいのでコンビニで酒買って、昼間っから飲んだくれた。

 今日の練習は再びランスルー。今日は珍しくひろたとHIROFUMIという問題児が輝いていた。

2005/04/14(木) ランスルー
今日は会社説明会に行ったが、頭きた。男は営業職。女は一般職とかっきりわけている会社だった。男女平等のご時勢にふざけるな。別にジェンダーで怒ってるんじゃなく、事務じゃないと芝居できないのに、営業でと言われたからだけど

 今日の練習はラン・スルー。カニのシーンがたいへんでした。みずのさんが実は熱狂的虎ファンとわかったのが収穫だ

2005/04/13(水) 髪切れ!井川。うっとおしい
今日は朝一で山岳教習なかなか楽しかった。その後ゼミへ。久々にゼミの面々に会えて楽しかった。

 そして、今日のメインは今年初甲子園。しかも伝統の一戦対読売戦だ(正しい阪神ファンは巨人などという俗称は呼ばず、きちんと読売と呼び、ひいてはバックにある新聞社にまできちんと憎悪をいだくものです)。しかも今日はワイフと一緒にデートだ。が、惜しむらくはワイフとは信仰が違うということだ。いくら愛していても野球における信仰が違うというのは、とても寂しいものである。私はジェンダーフリー論者だがここだけは譲れない。異教徒同士ではきつい。ここは夫の宗派に改宗してほしい。そこへ「一度生の阪神ファンの熱狂というものを見て見たい」と言ったものだからしめたもの、一気に今日中に神の祝福をしてしまおう。

 しかし、新応援歌をまだ覚えられないので全然応援できなかった。この新応援歌どれもこれも酷い出来だ。どれも同じような単純なメジャーコードの馬鹿明るいメロディ。応援かは絶対マイナーで暗めのがかっこいいのに。歌詞もテキトーだし。シーツの意味なくhereweGOと変な英語羅列してる歌詞はなかなかいいけど。試合もHIROFUMINO言動のようにうっとおしい長い髪を切らない影響で、エース井川が打たれ。宿敵読売に負け、「清原ー顔黒すぎだ。肝臓悪いんか」「清水楽天いけ」とか野次りまくったらひかれた。それでもジェット風船の綺麗さには感激してくれたようだ。

 が、京都帰ってきたら自転車盗まれていた。この怒りは詳しくはブログに

2005/04/12(火) ハイウェイスター
今日は高速教習だ。と、いっても名神は初心者には無理。亀岡方面へ延びる京都縦貫道路だ。はっきりいってめちゃすいてる。野中・谷垣道路だな。

 高速教習は3人1組。パートナーは二人とも女の子で、結構可愛く仲良くなれて嬉しかった。まずは、入り口まで自主経路で。京都の地図がかなり頭に入っているのでこれだけは得意だ。車線変更もだいぶ得意になった。他の女の子二人のほうが運転下手だった。私より下手で大丈夫か?

 高速は雨で大変だった。平気で80キロがでているが、歩行者がいなくてかえって怖くない。すっかりハイウェイスター気分だった。しかし、おりてからのがしんどい。速さになれて疲れがどっと来た。

 今日の練習は酒井君を脱がせた。縫いでもいい体じゃなかったが。

2005/04/11(月) 頑張れ新歓
今日から授業が再開した。学校行く前に立命の図書館に言って論文を閲覧した。でかくてうらやましい図書館だ。授業も久々。尊敬する須崎先生の話を聞いて嬉しい。

 紫の新入生歓迎公演は5月8・9・10になったらしい。まさかうちの後になるとは。痛いな。2回生はなんとか練習一日早めに終わって見に来てくれるらしい(なにげなく既成事実化し圧力)からいいが、紫の新歓にうちのビラを挟み込まないと、紫に入りたい新1回生がうちの公演を知る機会がない。紫侵入団員には絶対に見に来てほしいと思っていた(あらかじめツバをつけておき、めぼしい奴は3年後卒団したらそのままうちにきてほしい、そのためには右も左もわからんうちに芝居を見せておもしろい劇団だと刷り込ませたい)のでキツイな。普通に紫の固定客にもあのタカマの作品がGWに!ってことは知らせたかったし。雅美ママには見に来てほしい。ああ悔しい。とはいえ2回の諸君。いい作品をつくってください。でもうちを見に来るのは頼むよ。期待してるよ

 しかし、今年新入生ヤバイらしいな。紫主催の花見にも1人しか来なかったらしい。一人しか入団しなかたらマジやばいぞ。確かに今年の新入生キャバ嬢ファッションが多くて、芝居やりそうなの少ない。しかしキャバ嬢ファッションはもう生理的に見ていてムカツク。あまりにいっぱい歩いてると「この売女め!」と叫びたくなる。この日記見てる佛大1回生、紫に入ってやってくれ


 今日は寮食会議があるので練習は早めに退散。しかし長くて最後まで入れなかった。

2005/04/10(日) 人生最大のピンチ
今日は通しを延期してでも、映像をクランクアップさせるため、朝から大急がし。まずはエンディングの撮影。エンディングは、主役内閣の努力もむなしくゴヅラ問題に手間取り内閣不信任案可決で解散総選挙になったという落ちなので、登場人物みんなが選挙を頑張ってる映像に、音楽とスタッフロールを流すってかんじ。なもんで、大臣たちにはあらかじめタスキをつくってきた。外で演説してる映像をとる。老け顔メイク(チハルは小林よしのりばりのオールバック、武は坂口厚生労働大臣なみの七・三)で外でマイクをもってる姿は通行人からみたら異様だろう。強風で武の髪が乱れていたのが、普段ハゲハゲ言われる彼を暗示させていた。他の人は室内で後日談的なものをとったが、哀れ酒井君だけは衣装が揃ってないので可哀想。
 
 開票速報の映像も撮った。結局与党は惨敗したってのをあらわすため、候補者名を羅列し、全然花がついてないって紙をつくった。適当な候補者名が思いつかなかったので、私の中高時代の知り合いの名前にした。でも二丹田凡子だけやたらインパクトがあった(ちなみにこれで「にたんだなみこ」と呼びます、ぼんこさんって呼んでたけど)。選挙事務所もつくった、選挙事務所といえば片目のだるまと必勝と書いた紙ということで、用意。どうせなら変な人に推薦してもらおうと「ナベツネ」や「高橋がなり」などと書いた。

 続いてオープニングの撮影。閣僚が呼ばれるときに、自動ドアを通って入ってくる映像みたいに人物紹介をしようと、北青の自動ドアを使った。撮れた映像はどうみても北青だったが。でもこれでクランクアップだ!

 今日の練習は週に一度の誠サマが来る日なので彼中心に。やはり映像ですら過剰に白いメイクをした彼のでるシーンは思ったとおりそこだけショウダウンっぽくなった。でもそれを見越して本を書いて自由に作ってもらってるからいいけど。そこは譲ってでも誠サマの芝居つくりの情熱の姿勢はほしいし、連れてくるお客さんはほしい。

 その後はなかうちがわりにお花見をした。夕方から雨って事で店を取ってたが降らなかったのでキャンセル。外で出来てよかった。鴨川そいで飲んだくれ。HIROFUMIが誠さまにジャイアントスイングされて愉快だった。今までみんなの間にちょっと遠慮があったみたいだが、遅ればせながら(半分でやっと仲良くなるのは遅いよね)今日でうちとけるきっかけができたみたいでよかった。プロドュース公演ってのは、仲良くならなきゃ意味ないからね。下手に元から仲良い紫勢やすきっす勢が多くて、逆にそれ以外とのつきあいがうすかったからかな。でも、酒はやっぱりいいもの、今日はいい日になった。

 と、思いきや酔いが回りすぎて気持ち悪くなった。私はかなり酒は強いのでチューハイ3缶でここまでなるのは信じられん。たえきれず近くの府立大のトイレに駆け込んだが、とうとう戻してしまった。しかし戻した場所が悪かった。あまりに急な吐き気で便器に狙いを定められず、ズボン・パンツにかかってしまった。気持ち悪さはすっかりなくなったが、かなり困った。ズボン・パンツは再起不能。このままでは下半身丸出しで帰宅しなくてはならない。どうしたらいいんだ。

 まあ、いまこうして無事日記を書いているということは助かったんだが、人生最大のピンチであった。助かったのもすべてはすばらしい仲間のおかげ。友情に感謝である。その後はカラオケに行った。唐仁・酒井とは初カラオケ。「愛のメモリー」や「響鬼のテーマ」などを初披露して爆笑を誘った。男しかいなかったのが頭来たがおかげで坪井ノリオの「お万の方」を歌った。「金太の大冒険」を超える下ネタだった。

2005/04/09(土) 子供が指差す怪獣絵巻
今日は朝2つの会社から不合格の通知が来た。ひとつは試験で、ひとつは面接へ。まあテキトーにやったから当然だ。真面目にやらないときついな。

 今日は立て看の完成日。下に政治家の似顔絵をいっぱいかいた。筆だとめんどいので油性マジックで書いた。立て看をペンキじゃなくマジックで書くってのはみんなやらない盲点だがなにかタブーでもあるのか。その方が絶対書きやすいのに。それでも鉛筆で書いた時より似なかった。

 今日はチハル・琥珀が来てくれたので細かいところは二人に修正してもらった。おかげで完成。うーむ。信じられないくらいテキトーだ。でも色がいっぱいで綺麗。かなり私好みだ。このテキトーぶりはまさに私の作品の中身をよくあらわしているな。そう制作時間9時間と言うと結構かかったように見えるが、ベニヤ3枚分で9時間ってのは驚異的な速さだ。画用紙1枚の絵でもそれくらいかかるのに。いかにテキトーかがわかるだろう。

その後武にトラックを借りてこさせ、百万編まで運びそこで組み立てる。京大の石垣の上によじ登り(駆け上がろうとしたが怖くてはしごで登る、情けない)木にくくりつけ固定。本当は多方面の人に見えるように十字路のとこに置きたかったが、混んでたので、百万編のバス亭近くに。これならバス待ちの人が見れる。まあ、滅茶苦茶汚い仕上がりなのであまり近くで文字遠くから見てほしい看板だが。

 設置した後通りの向こうから眺める。まわりのと見比べるとかなりインパクトがある。まあそれで客が呼べるかはまた別だが、つくるのに1万円かかったんだから、これで20人は呼ばないと損になるんだが難しいな。ふと見ると小さな子供が怪獣をひとつひとつ指差しながらなにか言ってる様が見えた。「あれはゴジラ、これはモスラ」とか言ってるのかなと思ったらとても嬉しくなった。子供が喜んでくれると本当につくってよかったという気分になる。でも実際これみて子供が来ても、政治と下ネタばっかりで困るだろうが。

 これが立て看かなり自信作でみものなので是非見に行ってください。既存のたて看板イメージをくつがえします。場所は百万編の東側バス亭の石垣のところです

2005/04/08(金) AV監督松山隆行
今日は朝一で某信用金庫の入社試験。全然とけんかった。一般常識に浜口香子が出てきたのがびっくりした。

 その後芸センに行って、ヨウスケ、谷内、貝瀬でゲリラ撮影。あそこの廊下は首相官邸に見えなくもない。ワンパとかあそこで撮影してるし。

 その後、学校に行き立て看板作業。もう、信じられないくらいテキトーに色塗った。チハルが手伝いに来てくれたが、ちょっとペンキこぼしてもこれくらいならいいやとかほっといたり、間違えたところ塗りつぶすときにまわりとちょっと違う色にしても気にしなかったりとあまりのテキトーさに絶句していた。でもまあ、なかなかいいものができた。馬鹿馬鹿しいったりゃありゃしない出来になった。あまりにテキトーなのでかなりインパクトのある立て看になっただろう。こんな立て看は見たことない。いいね

 でも床汚しまくって怒られた。しかし、工作室の床は汚すためにあるんじゃないのか?だから廊下と色を変えてるのに。そこを汚すなというのは本末転倒だにゃー

 その後は撮影。牧師事件のあおりでボツになった狙われたシスター(6日のブログ参照)のかわりに、旦那様が女中を襲うシチュエーションになった。女中はヨウゲツで旦那様は私、チハルが撮影監督ということでまずは衣装箱から着物を取ってきて着る。私は着物だけじゃだんなの風格が出ないのでマジックで髭をかいた。

 家宝の掛け軸を破った女中を旦那が襲い着物を脱がせようとした瞬間にカットという風にしたいのだが、これがなかなか難しい。カメラにきちんと写そうと思うと正面から襲いにかかったのではうつらない。よって後ろに回り、いっきに着物のすそをガバっとあけようとするがなかなかいい映像にならない。そこで着物は袖が開いてるのだからそこから手を突っ込んで、内側からすそをつかみがばっとあけることにした。しかし、これ実際やろうと思うと相当ヤバイ。ヨウゲツはちゃんと上着を脱いで着物を着ていたので相当ヤバイ。普段セクハラ発言ばかりしてるくせに、いざこうしようと思うと気が引けるのでなかなか遠慮気味になったが、できた映像を見ると、袖に手突っ込んで思いっきり胸揉んでいるように見えて相当変態やった。

 またヨウゲツも妙につやっぽい声をだすわりに、二人とも演技は棒読みだったので、出来た映像は昼メロというよりAVにしか見えなかった。稽古場でもAVだよと言う声が多数。そこで唐仁がいっそAVという設定にしようということになり、民放はゴヅラのニュースばかりで退屈だから、AVを見てるというシーンに変更した。しかし、国の緊急事態なのにエロビを見る大臣たちっていったい・・・

2005/04/07(木) いちご大好き
今日は映像出演してもらうために、ハラダさんに来ていただいた。生クリームのかわりにカニみそを塗った、カニケーキというくだらないものを写す必要があった。そのため、生鮮館でピーナッツバターとロールケーキとイチゴを買い、ヨウスケの家で作った。またそのピーナッツバターがくそまずくて、よにもおぞましいケーキが出来上がった。まずそう・・・。一口食べてみたら、もちを食ったようなに口の中がねっぱる。酷い

 ハラダさんがやってきた。勝二さんも一緒に来たので出演していただくことになった。ハラダさんらしさをあまり引き出せなかったのが悔しいが、脱力系のいいものがとれた。よかったよかった。

 その後みんなでカニケーキを食ったが、おぞましかった。とよぬかいちごが救いだった

2005/04/06(水) やること多いと日記も少なめ
今日は教習所で応急救護について習った。これでみんな私のまで倒れても即死じゃなければ大丈夫、安心して倒れてね。

 その後会社説明会に、今日は説明聞いてもよくわからん事業をしている従業員11名の小規模な会社だが、経営理念や社長自ら挨拶し、自分のところの欠点もきちんといい、その熱さは伝わったし、仕事もかなりやりがいがありそう。本当に本気で就職する気ならぜひとも興味のある会社だ。本気ならね。芝居続ける以上縁がなかった

 そしてテロプロミーティング。色々話すべきことがあった、まあそこは掛川さん書いてや。わしは笑の内閣を頑張ります!!!ゆーみんにあえて嬉しかった

2005/04/05(火) 尿から糖が出た
昨日はやまさんの今日は木村の誕生日らしいですが、我々笑の内閣としては明日が佐々木洋介の誕生日だって事が重要です。

 そんな今日という日は、まず映像の撮影のために学校へ行く。コウにあの有名な将軍様になっていただいた。いくらテンパーとはいえ、そこま太ってないコウはそこまで似てなかった。軍服をきたどす恋のがやたらかっこよかった。炬燵は普通の服で出演したが、木村は遅刻して招待券を貰い損ねた。雅美から宝塚のCD
を借りその場は退散。

 次に立て看板作業。ヨウスケと学校でまち、免許をもつ武にコーナンでベニヤを買ってこさせる。しかし、奴はとんでもない無駄使いをしてきた。とりあえずペンキは色の三原色と白黒買えば、あとは作れるから一番大きいのを買って来いと言ったのがm違いだった。私は1500円のが一番でかいと思い込んでいたのだが、どうやら4000円のがあったらしいのだ。おかげで1万円渡せばお釣りがくるはずなのに、ベニ3枚と白の4000円と赤・黄の1500円を買って帰って来た。言わなかった私が悪いのだが、4000円は缶にタタミ30枚分と書いてるではないか。少し考えてほしかった。少なくとも、今日は水色と緑を塗ると言ってんだから、赤より先に青を買ってきてほしかった。本当ダメな子で可愛いな

 地下工作室に言ってヨウスケと作成開始。今日は、ベニに地の色を塗るだけ。立て看は本ビラの再現は無理なので、借りビラを再現。そのため、地の色は空の水色。国会議事堂のうす茶色。地面の緑の3色。配色がなかなか難しいがテキトーにやったら、それっぽくなった。塗るのもきわめてテキトー、はみでても全然きにせずおおざっぱここに極めりという塗り方で終了。まあ、そういう芝居だし、このおおざっぱさがよく芝居の内容を表した立て看ということで

 その後教習所に、今日は3人轢きそうになった。先生がブレーキかけてくれなかったら3人殺してたね。どうして気づかないのと言われたって、歩行者が歩いてるなんてなかなか見えないもんだ。早くちゃんと発見できるようになりたいね

 そして今日はヨウスケバースデーということで、びっくりパーティーをしようと、あらかじめみんなにこうメールを送っていたー発声中、あめんぼの歌をしてる時、最後の「わいわいわっしょいわいうえお、うえきやいどがえおまつりだ」と言い終わった直後、私が「佐々木洋介誕生日、1日早いがおめでとう」と言ってみんなもそれを繰り返す。その後私のせいのあいずで「ハッピバースデー」の歌を歌い、クラッカーを鳴らしケーキをあげるという流れである。難しいことではないが、ヨウスケにばれないためには事前に練習するわけにはいかんから、うまくいかうか不安だったが見事に成功。ヨウスケもびっくりして喜んでくれたので、企画した私もとても嬉しかった。こういう祝いことを大事にする劇団にしていきたいです。でも毎回びっくりパーティーにすると、次の誕生日の人まちかまえてるからもっとびっくりさせなきゃならないとなると大変だな。どうしよう

 そんないい気分で家に帰ったら、学校から手紙が。尿から糖が出て再検査しろとのことだった。・・・糖尿病???
  

2005/04/04(月) 面接はしご
 今日は入社試験の連チャンだ。午前中は某信用金庫。滅茶苦茶志望者が多いため、1時面接は5人1組の集団面接。持ち時間は1組20分だから、それでその人物のなにを見れんねんという話である。しかしみんな面接ってあらかじめ答えを用意してるんだね。しかも、平部員だったのにサークルでキャプテンだったとか作為的にウソをつきアピールしてるらしい。私だけだよ、その場で口先八丁でテキトーに答えているのは(私の場合、話してるうちに話が大きくなるのでウソつくが)。それでも客観的に見て私が一番中身がなくしどろもどろしてたのに、みんなうまくいかなかったとへこんでいる。終わった後5人の仲で私が一番ヘラヘラしてたぞ。一番テキトーなのにスキップして帰っていたもの。真面目に就活してないと楽だね。

 次に、専門学校事務の筆記試験。これがたいへんだった。3時間半もあるんだもん。まずは知能検査みたいなやつ、こういうのって楽しいが、頭が疲れる。次は一般常識、まあ英語がちんぷんかんぷんだったが、時事や国語は楽々。また学園建学精神なんかを問う問題なんかパンフを読んでいけばいいわけだしね。また、ビジネスマナーに関する問題もあった。けっこうおもしろい。

 次に作文。これはさすが毎日ここで長文を書いてるだけあっていいものがかけた。最後に適性検査までして終わり。ふがー疲れた。

 クタクタになって練習に。くそー、就活後はつまんない笑いでも爆笑してしまうので、おそろしく寒いシーンが出来そうで不安だ

2005/04/03(日) 行く行けダメダメ四天王
 今日は初通しです。日曜は10時から練習になりました。昨日は今家がない寺澤(荷物はどうしてるんだ)も泊まっていて無駄なHIROFUMI話したので、朝から眠い。テンション低いのでしりとり侍であげたが、みんな弱くて私が馬鹿勝ちしてしまったので余計雰囲気悪くなった。

 毎週日曜しか来ない誠サマがうっかり遅刻したのでヒヤヒヤだったが、なんとか全シーン無理矢理回して、動きだけ確認のような通し。とりあえず、話はつながることだけは確認できて安心した。

 その後無限大と装置の話。寮食は狭い。今回の役者は14人。さらに舞台は総理執務室なので、閣議机と秘書机、来客者用ソファーと椅子ばっかりでみんな座って話してる縁起が多い。それを6×6mの間に収めなくてはならん。動きの少ない芝居なので、寮食にむいてると考えていたが甘かったかな。なによりスクリーンの上げ下げが怖い。映像が一部になってるので失敗したら芝居が進まないからな。危険だ。

 今日はなかうちということで花見をしようと思ったが、まだ咲いてない上雨も降ってきたので延期した。

 今回の話は、風刺とか怪獣ドラマとかいう要素もあるけど、最終的にはダメな人たちの成長物語です。あの話にはダメな人がいっぱいでてきます。動きを決めていてびっくりですが、あの内閣の大臣たちはいっつもテレビみています。仕事しろよってくらい、テレビばっかり見てる、年寄りか。しかも男と女が仲悪くていつも別な席に座っているんだな。小学校高学年か。

 特にダメ四天王とひとくくりにされる「ヨウスケ・武・チハル・HIROFUMI」は、ダメだなあ。何が凄いって、今回の参加者でこの4人が彼女いなくて、あとの5人の男役者には彼いるってことだ。実生活でもダメ四天王とは、さすが私だ。あて書き作家の面目躍如、よう観察してるわ。まあ、他の3人の名誉のために言っておくと彼女いない暦=年齢は案の定HIROFUMIだけだけどね。できたら、この芝居の間にカップルができたら嬉しいね。成功するプロデュース公演ってのはたいてい一組くらいカップルができるもんだ。HIROFUMIを論外としたら丁度人数はあってるはずなんだが。でも、可能性がありそうなのいねえなあ。余ってる男がみんなダメだから・・・。まあ私でも出来たんだから世の中ダメ男好きはいっぱいいるけどね

2005/04/02(土) 狙いは美人・デブ・出っ歯
ようやく図書館が開いた。いくら授業のない3月とはいえ、一月も閉まるなんて酷い。でも、読みたかった本が大量入荷していた。これでわざわざ他大学まで行く必要ないや。助かった。

 いよいよ新学期だが、なんとゼミでも一番の親友だった大久保君が休学することになってしまった。思えば、私が卒業できるだけの単位をとれたのも彼のノートが大きい。そのうえ芝居もよく見に来てくれるし。感謝してもしきれない。一緒に卒業したかった。残念だ。

 今日は学校には行かなかったが、昨日は入学式ってことでみんな勧誘に大忙しだった。やまさんは応援団に人入れないと後輩がいないのでピンチだ。ワイフも箏曲に新2回がいないので必死だ。今までサークルに入ってなかったしょうへいちゃんは新しく、社会問題研究会というのを立ち上げたらしい。新規獲得に必死だった。社会問題の研究としてうちの芝居を見に来ると言っていた。確かに政治が舞台だがうちの芝居見て参考になるかな?

 そんな中紫は苦戦してるみたいである。もう引退した身なので知らんが、勧誘の仕方が甘くてどうも歯がゆい。もっと木屋町のキャッチを見習ってほしい。あのなんの意味もなく「お兄さん、おっぱい、5000円」という偏差値の低い客引き、あんなのに引っかかる人もいるというのだから世の中すごいですね。

 ヨウスケと今年はどんなのを入れたいかと話し合った。やはり美人が一番に来た。美人は絶対に必要ですね。美人は美人と言うだけで才能だ。凡人がどんなに努力しても無理だからね。まあむしろ男前も不足しているのでほしい。ヨウゲツ情報だと、彼女のバイト先の男前が未踏座にお入りたいと言ってるらしい。また未踏座に男前が・・うらやましい。

 2番目にほしいのはデブという結論になった。コウとか本宿とか中途半端な小太りはいても、ちゃんと芝居中にデブをネタに出来るレベルのデブはいない。やはりデブはデブってだけで武器だ。他にチビ・高身長という案も出たが3番手は盲点をついて出っ歯という結論になった。と、いうことで今年の紫のターゲットは美人・デブ・出っ歯です。これを見た新1回生、応募待ってるぜ!3年やったら、その後は笑の内閣に来てね!

 明日はいよいよ初の通し、どうなることやら

2005/04/01(金) 脚本道とはウソつくことと見つけたり
 今日はエイプリルフールということで、嘘吐きにとって夢のような日ですね。お馬鹿ニュースを続々流す諸外国とは違って、日本は宇宙人が出たと言った筑紫さんに抗議がきたり、阪神監督時代の吉田監督が優勝会見したり(その年最下位)、まだまだ浸透しないようです。バレンタインなんて一部の人にしか面白くない風習はすっかり浸透しているのに、なぜこれほど面白いものは浸透しないんでしょうか?

 まあ、一番は日本人がおもしろいウソをつけないからでしょう。今日もサッカー協会の川渕キャプテンが記者会見を開き「ヨーコ・ゼッターランド氏を初の女性副会長に任命した」とウソをついたそうですが、全然おもしろくないですね。だいたいヨーコ・ゼッターランドだったらありえなくないもん。これが辛酸なめ子とかだったらおもしろかったのにね。

 私はそんな轍は踏みません。脚本家です。そして私の作品は基本的にウソをつく人がいっぱいでてきます。ならばここでおもろいウソをつかなきゃ私の名が廃ります。

 まず小手調べに、12時になった瞬間にブログにも書いたA案「うちの劇団が社会は風刺劇団としてニュース23に取り上げられることになり、筑紫さんも公演見に来てくれるよ」と送った。しかし、敵も去るもの。ほとんど誰も返信してこなかった。それでも案の定HIROFUMIは騙されていたが。

 次に昨日は妾宅にとまっていたので、ワイフに大事な話があると正座させ、「応募していた戯曲賞の大賞をとったから、イギリスに留学に行くことになった。1年会えないけど待っててくれるかな(B案)」と行った。ワイフはかなり動揺していた「ウソだぴょーん」って言ったら怒っていた。そりゃ当然だわな。

 B案は面白かったので、加藤・はりまや・ヨウゲツ・雅美・深見に送った。はりまやは完全に騙されて「わー、それはおめでとうございます。大賞って凄いですね。さすが響さん。イギリス楽しんできて下さい」と返ってきた。目茶わろた。。加藤・雅美も返事はなかったが、騙されていたらしい。うーむ正直でよろしい。はりまやはすっかり騙されたうえ、みなから馬鹿にされぶんむくれていた。

 続いて1回男子には「実は男が好きだ。つきあってくれ」と送った。最初は1・2回の女子に告白メールを送ろうと思ったが、本気にされた上OKでもされた日にゃ困るので、男にした。さすがにこれはウソくさすぎるので、騙されづらい。炬燵も「僕は女の子がいいです」とつれない答え。しかし、本宿は「僕は受け専門ですがいいですか?」。木村が「こんな豚丼くさい俺でよければ」となかなかおもろい答え。またどす恋の「死んでください」ってのもストレートでなかなか面白い。そんな中「え、どういうことです?」と返したコウは一人騙されていた。彼にとって今日は、ZONE解散でそれどころじゃないらしい。今日行ってみると、木村が「本気にしたのに、みんなに送ってるなんて酷い。もてあそばれたと言っていた」。ああやはりもてあそんでしまった。

 その後はC案、今日は入学式で勧誘ラッシュということで「うちの後輩で紫はいりたいって奴がいるんだが、身長2m13cmあるんだ。シャイな奴だから本人から行けそうにないから。みつけてブースへつれてきて」というもの。これは本気で騙されたら、みんなで2mを探すサマがとても面白そうなので平一人に送るが、さすが奴は感がよかった。

 次は、長町・齋藤・三好・今西に「急に北海道へ帰ることになった。一緒に卒業できなくてごめん」と送った。これはさすがに洒落にならなかった。齋藤・長町は騙されて悲しくなった後、自力で気づいてチクショーときたので笑えたが、今西・三好は疑心暗疑なのがきて気分を害してしまった。さらにやまさんには「彼女をはらませてしまった」というのを送ったが、リアルすぎて笑えないよと言われた。アホかちゃんと避妊しとるわい

 最後に、千本・加茂・ヲスギに「急に叔父の会社を継ぐことになったから、就活困ったらうちにこい」と送る。ヲスギからは「フジに内定が決まったから心配ありません」と素晴らしいウソ返事が来た。これは相当面白い。洒落わかる女だ。加茂は「あて先間違えてない?」というチンプンカンプンな返事が返ってきた。

 まあ、紫勢以外はさすがに洒落にならんなと思ったが片手間勢ならこういうの好きそうだなと思い、イギリスのやつを送ったが誰からも返信がなかった。ダメだったかなと思ったが、炬燵が「片手間勢のことだからヒビキさんをびっくりさせるために内緒で送別会とか企画してるかもしれない」と恐ろしいことを言っていた。うーむそうなったら本気で留学しなきゃならないぞ。まさにウソからでた誠。ピンチ。

 まあしくじりはしたが、なかなかおもろいウソはつけた。嘘吐き脚本家の面目は躍如したかな。少なくとも去年のネタから工夫が見られない掛川のよりはおもしろい自信あるぞ。イギリスネタでウソ返したが、それでもどんなウソをついてくれるか楽しみにしてたのに、その安易さに頭きたので結構ひどい返事をしてしまった。ごめん

 今日のMVPはやっぱりヲスギかな。2位は木村、バイト中を生かした答えがステキ。どす恋のストレーロさもポイント高い。はりまや・齋藤・長町・コウが馬鹿四天王ってことで大いに笑わせてもらいました。世の中は嘘吐きばかりです。くれぐれもオレオレ詐欺とかには注意しくくださいね。


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