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2005/04/24(日) ゴヅラは目の前に
 ヤマタクが復活してしまった。昨日民主党候補の応援に来ていた菅原文太は「武士は恥をかいたら腹を斬る、ヤマタクは腹を切れ」と息巻いていた。まったくだ、浮気をするような外道は腹を切るべきだ。そんなやつが切腹しないどころか国家議員になってしまうとは。その怒りについては詳しくはブログに書いてるが、まだ生ぬるい。みんなで抗議の電話をかけよう。ヤマタクの事務所の番号はTEL:092−521−2466 FAX:092−524−1473 だ。同士たちよ、事務所の電話をパンクさせてやれ!

 今日の練習はまずゴヅラについて討論した。昨日通しのビデオを見ていて、いまいち役者全員の心が一致しない原因のひとつにゴヅラに対するイメージの希薄さがあるのではと思った。この話は怪獣の出ない怪獣芝居というのがウリであるため、一切怪獣がでない。話題に上るだけである。で、あるならばなおさら役者の中にはそのイメージを具体化し、役者間では共有しなければならない。しかし、それがあまりにも出来ていなかった。ようはこの話「もしも巨大生物が上陸したら、内閣はどう対応する?」というのを描いたドリフのもしもシリーズみたいな設定なので、ゴヅラがとても恐ろしい存在であると登場人物全員が思ってないとシチュエーションとして成立せず、コメディにならないのだ。でも、今は全員が本気でゴヅラのことを怖がっていないため成立してないのだ。そのことにもっと早く気づくべきだった。

 と、いうわけで練習に言ってそのことを告げると案の定、ほとんどの人がゴヅラを具体的にイメージしていなかった。そこで、まず身長50Mある生物の怖さから説いた、みんななめていたが、窓から見えた近くにあるマンションが12階建てだったので、一階が2mとしてあのマンションの2倍だと言ったら、みんな思った以上にでかいことに気づきびびっていた。だいたい、京都タワーのビルの部分で46m(タワーじたいは131m)京都は条例でそんな高い建物がないから、どんな建物でもゴヅラの手にかかればぶっ壊されてしまう。しかもそいつが、口から放射火炎を出すのである。滅茶苦茶怖い。ガンダムで20m、ウルトラマンで40m、キングボンビーですら38mである。それに比べてなんてでかいんだゴヅラ。みんなもようやくゴヅラの恐ろしさが尋常ではないことに気づいたようだ。

 また、この世界はいわゆる「映画としてのゴジラ」は存在しない世界だということも伝えるのを忘れていた。つまり作り話のうえでも怪獣というものは存在しないのである。もし現実に怪獣が発見されたとして、映画の上でもゴジラを知っている我々が怪獣を見るのと、怪獣映画のない国の人が見るのではその恐怖感は違うと思う。そこは演技においてかなり重要な点なのに、あやふやにしていて今日まで伝えるのを怠っていた。それに付随しゴヅラの進撃ルートの地図でも確認も今日ようやくしてもらった。私は日本全国の地図が頭に入ってるので、そこまで気が回らなかったのだが、よく考えれば脚本上に書いてるだけで役者みんながいまゴヅラはこういうルートを通ってると確認できるわけがない(できれば自分で脚本読みながら地図を見ていてほしかったが)。きちんと確認させとかなね。

 それをやった結果。わずかながらシーンがひきしまった気がする。やはりこれを最初からやっておくべきだった。失敗失敗

 今日はその後、唐仁・HIROFUMIとともに大阪までニットを見にいった。大阪まではめんどかったが、ほかならぬ千本ちゃんがでてる。筒井さん・このみん・シローさんなど笑の内閣を見に来てほしい人も多いので(恐れ多くもごまさんにまで宣伝してきてしまった、来ないとは思うけど)、宣伝も兼ねて行って来た。会場は海遊館も近い、日本一標高の低い山(4m)天保山のある大阪湾。港に行くとついはしゃいで、小林旭みたいにギターを持って片足をなんかにかけてタバコをふかしたくなったが、3人で海に近づいたら係りの人に危ないって注意された。馬鹿な3人である。

 会場に入ると200人弱くらいお客がいた。これがOMS戯曲賞の力かと思った。私も5年以内にはここまで上り詰めねばと思った。話はよかったです。壮大なスケールの話をバンバン広げながら、ラストにヒロインの女の子が「もっとかまってほしかった」と落とす、そう落としてもお客さんが納得する、むしろ感動するように落としてしまうところがごまさんだと思った。ビラに介護・北朝鮮問題がテーマですと書いてる割にはこの2点についての掘り下げ方はてんで物足りなかったが、それよりもラストのオチが書きたかったんじゃないかなと思った。逆に本気で介護・北朝鮮問題で書きたいなら明らかに失敗してると思う。

 やはりズシンときたのは「世の中には喋る人間と黙る人間がいるというフレーズだ。黙る人間は必要なときしか喋らない。喋る人間は必要ないときでも喋る」私は確実に喋る人間だ。いちいち考えさせられることを言うのがごまさんだな。

 帰りはみんなで京阪で感想を言い合う。唐仁はかなりいいところを見ていた。練習中でも奴の芝居への眼力は結構感心させられる。今後もつきあっていきたいと思わせる魅力のある男だ。HIROFUMIはやはり単語で笑っていた。でも、それは悪いとは思わない。掛川は昨日単語で笑うなら芝居じゃなくていいじゃないかと言ってたが、私も単語で人を笑わせるのは好きだし笑うのも好きだ。それだってアリではないかと思う。と、いろいろ思う1日でした


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